知り合いがたくさん出ている演奏会に行って来ました。
大久保駅からすぐにある淀橋教会ですが、反対の出口を出てしまったため駅の周りをぐるっと回るはめになり、5分以上損しました。そしたら、、、、会場の教会には開場7〜8分後についたのに、既にたくさんの行列。中も半分くらいは埋まっていました。相変わらずすごいです。あの教会大きいのに、、、。(この団体はいつものことです。)
で、席は、真ん中で後ろの方だとオーケストラが全く見えないので、打楽器寄りの端の方を選びました。そしたら、頭の上に2階席があるので、音響的にはあまり良くなかったです。ただ、第2部のときに反対側の2階席に少年少女合唱が立ったので、結果的には割と良い場所で聴いたとも言えます。
さて、全体の印象を簡単に。(簡単か?)
ラウダーテ・ドミヌムの少人数合唱に慣れたせいか、あの大人数の合唱は不思議な響きに聴こえました。高音も低音もまろやかです。「先が尖っていない」という印象を受けました。その分、高音域は言葉がはっきり聞き取れない、という気はしました。………ただ、これは、歌い方もあるでしょうけど、あの会場の響きのせいということもあるでしょう。
第1部はバッハでしたが、合唱に対して、オーケストラはとても少ない編成。少ないと言ってもバッハは本来各パート1、2名のオーケストラで良いのです。ただ、合唱の人数がとても多かったので、あのオーケストラの人数は無理だったように思いました。楽器も古楽器ですし。そのためか、合唱もソロも声を抑え気味に思え、カンタータもミサ曲も合唱の出番がはじめと終わりだけなのに、華やかさが少なく、ソロとの対比が弱く感じられました。いえ、ソロも抑え気味だったので第2部に比べるとソロも多少寂しく感じられました。もちろん、大声を無理に出すより、よほどきれいな響きであったことは確かですが。
第2部は、ジョンラターの子供のミサ、という曲。初めてまともにラター曲の生演奏を聴きましたが、、、、ほんとにディズニー音楽のようでした。
オーケストラも現代楽器に替え、人数も2〜3倍。管が数倍になったし、打楽器も入って華やかな音楽でした。
言葉はラテン語と英語が交じり、歌は子供の合唱と大人の合唱とソロが入り交じるという複雑な構成、、、、。ソロは、本領発揮という感じで、4人ともすばらしい歌声でした。東京少年少女合唱隊は本当に美しい。日本にも、あのような合唱隊があるのか、と思い、とてもうれしくなりました。主役の「大人の合唱」も楽しそうに歌っている姿が見られて、ちょっといつものこの団体と雰囲気が違うように思いました。(いえ、演奏会のときの話です。メンバーが普段はどんなに華やか(?)かはまた別問題ですよ。)
私にとって「教会音楽」は、礼拝の音楽です。今回のラターの作品は(いえ実は今回はバッハのミサ曲も)礼拝の音楽の形をとっていますが、礼拝を目的としていない作品のようなので、多少違和感を感じました。
ラターの音楽はとてもすばらしく、演奏もよかったのです。ただ、自分の好み、というか感覚が少し違っていたな、と感じました。
合唱そのものの人数も多く、その上少年少女合唱も加わり、オーケストラも多かったので、お客さんもたくさん集まってとても盛り上がりがありました。(あ、この団体の場合普段でもあの程度の会場はいっぱいになります。)
ただ、その分、演奏会に不慣れなお客も多く…、私語は大きな声で話す。後半は飽きてしまったのかぐらぐらして、いすがきしむ。プログラムを読みながら聞いていて、ページめくりの音を大きくさせるなど、マナーの問題も気になりました。
それから、、、、、、私にとっては、女性のソリストの衣装も気になりました。
合唱と、少年少女合唱と、会場と、音楽に合っていないと思いました。教会音楽のソリストをする以上は、それくらいのことをふまえて演奏してもらいたいものだと思いました。(演奏そのものは、ソリストの中でもソプラノが一番よかったのは認めますけど。)もっとも、オペラ歌手などだったらもっと合わない衣装の人はいっぱいます。その点はずっとふさわしい衣装とも言えますし、あの音楽は「礼拝(の音楽)ではないのだから」、と言うなら、あれでもよかったのかもしれません。あくまで私の個人的感想です。
さて、3日後には私たちも人前に立ちます。練習とはいえ、聴いていただくことに代わりがありません。
お客さんもほんのわずか(10人くらいか?)とはいえある意味では本番です。そう思うと緊張してきます。(偉そうなことを言って後悔…………しないようにしなくちゃ。)
東京スコラ・カントールム第50回定期・慈善演奏会 「響け賛美の歌 〜世代を超えて」
2008年10月10日(金) 19時
ウェスレアン・ホーリネス淀橋教会
曲目:J. S. バッハ 『ミサ曲ト長調』BWV236
J. S. バッハ 教会カンタータ 『心せよ、神への畏れが見せ掛けにならぬよう』
J. ラター:子供のミサ
指揮・アルト:青木洋也、ソプラノ:藤崎美苗、テノール:谷口洋介、バリトン:藪内俊弥
管弦楽・合唱:東京スコラ・カントールム
児童合唱:東京少年少女合唱隊 合唱指揮:長谷川久恵
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