2009/09/19

どうせ聴くなら良い曲>良い演奏

先日、とある演奏会でフォーレのレクイエムを聴くことができました。
はっきり言って、演奏はいまいちだし、フォーレ以外の選曲も?だし、演奏会の雰囲気も悪く(観客のマナーが悪すぎ)……でしたが、やはりフォーレのレクイエムは何とも美しいものがありました。

改めて、私にとっては、演奏の善し悪しより、演奏する曲が重要だと感じました。
どんなにすばらしい演奏者であっても、演奏する曲が作品としての価値が低ければ、聴いて満足できません。でも逆に良い曲であれば、演奏に多少が難があっても、聴いてそれなりに満足できる、ということだと思います。
(もちろん、あまりにもひどい演奏では満足できませんが。程度の問題でしょう。)

これは演奏する側から考えれば、価値の低い作品を演奏するより、価値の高い作品を演奏する方が、同じ努力でも、得るものが大きいということになります。
これは私が選曲する上でいつも考えていることです。

→こちらを参照して下さい。参考論文「美しい音を求める」

ただ、フォーレのレクイエムにはこちらの思い入れも大きいので、聴く時は期待も大きくなります。

といっても、フォーレのレクイエムはあまり長い曲でないせいもあって、なかなか演奏会のメインとして扱われないです。だから、演奏会があっても目立たないことも多く、また、同じ演奏会の他の曲目によってその演奏会への興味がかなり左右されるので、なかなか、生演奏を聴く機会がありません。ちょっと残念です。

でも、聴きに行く機会に恵まれた時は、せっかく演奏してくれるなら、もっとフォーレのレクイエムを大事に演奏してほしいと思います。指揮者が大振りして、力んで演奏するのを見ると興ざめです。選曲、演奏する姿勢……そういうのを見ると「レクイエム」の意味がわかって演奏しているかどうかすぐ分かります。ふさわしい演奏をしてくれるところが最高だと思っています。

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2009/06/19

ああコンクールのすごさかな

コンクールで優勝し一躍注目を浴びている辻井さん。
コンサートツアーが予定されていて、今日発売のチケットが……夕方アクセスしたらもう売り切れ。ぴあもe+も……。はあ。

ある地方のホールなんて、小ホールを予定してたのを大ホールに変更したのに、完売ですよ。日本人はコンクールに弱いですね。ほんとに。クラシックのチケットが売れるのはとても良いことだと思いますけど。

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2009/03/15

カザルスホール閉館のニュースを聞いて

カザルスホールが所有者である日本大学の再開発計画に伴い来年3月で閉館することに決まりました。

私はこのニュース、発表になるまで全く知らなかったので、すごくショックです。主婦の友から日本大学に移ってもずっと音楽ホールとして使用されると思っていたので…。いったい何のために日大はあれを買い取ったのか、という思いです。

あのオルガンを移築することだけでもできないのでしょうか。パイプオルガンは建物と一体になって作られているので、建物ごと移築しないと無理かもしれません。

オルガンビルダーのアーレントはあの当時既に生涯かけても終わらないほど仕事が予定されていたという話しでした。そこへ、当時の主婦の友社が無理を言って作らせたと聞いています。(あくまでうわさ話ですが。)

オルガンに関わるものとしては、それだけでもすごく価値のあるオルガンであり、なんとか継続して使用できるようにしてほしいです。

ホールだって、日本に室内楽を本格的に演奏するためのホールとして初めてできた記念碑的なすばらしいホール。がっくりです。

実は、アマデイマンドリンアンサンブルの成り立ちは、ここの「アマチュア室内楽フェスティバル」に出演するために臨時に4重奏を組んだのが始まりであり、思い出深いです。
リハーサルで演奏する4名の演奏を、私は一番後ろの席で聞いていて、全く問題なく響くので驚き、こんなすばらしいホールでマンドリンの演奏ができるメンバーがうらやましかったのをよく覚えています。

すごいお金がかかるから、他が買い取ることはできないのでしょうけど……。
芸大の旧奏楽堂のように歴史的価値があれば、保存運動も起きるのでしょうが、カザルスは無理でしょうか。都とか区とかでは無理でしょうか。

日本て、やはり文化にはお金をかけないなぁ、と感じます。(都は大学の予算までだいぶ削ったそうなので、考えられないでしょう。)

国は動かないだろうな。

ああ、惜しいなあ。

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2009/01/07

なぜか時期が集中する

「音楽」というカテゴリーですが、もともと「音楽ネタのみ」のはずなのだから、この「音楽」のカテゴリーはおかしいですね。「おまけ」にちかいです。

今日は、スカルラッティの「チェチリアミサ」のヴォーカルスコアを海外に直接発注してしまいました。1月くらい前から、国内業者を通じて1冊注文していたのですが、まだいっこうに来そうも無いので、何度か迷ったあげくに「えい」と注文してしまいました。

ペルゴレージのときも、曲を判断するために1冊だけ特急で頼んだことがあります。
なんせ、ロンドンから2、3日で届くというのだから、それはありがたい。ただし、送料が楽譜代の1.5倍くらいするというとんでもない高さ。まあ、それでもったいないと思って国内業者を通じて頼んでいたのですが…。どうせこのやり方を使うなら、もっと早くやれば良かったです。国内業者経由のものは、いずれだれかが必要になるでしょうから、2冊になっても問題ありません。

というわけで、とても「高い?」買い物をしてしまったら、こういうときって不思議と重なりますが(というか、勢いで買ってしまうのか?)、QuickTime Proも注文しました。
こちらは、キーコードをもらって、それを入力するだけですが。マックが新しくなってから、QuickTimeは古いキーでは使えなかったので、致し方ないところです。

それと、これは自分のお金ではないのですが、必要があってiPod Shuffleの今のクリップタイプも発注。これは自分のためのものではありませんが…。

そうそう、フィナーレの2009の注文もしてしまいました。
ソフトと言えば、先日はPhotoshop Elementsも注文しました(ダウンロード販売で購入しました。)これも音楽の関係で使います。

クレジットの支払いがちょっと怖いです……。
(といっても、パソコン本体の購入とは比較にならないですけどね。)

 

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2008/12/31

2008年を振り返って

年末恒例ですが、今年を振り返ってみたいと思います。

1月27日(日)    栃木県立栃木女子高等学校ギター・マンドリン部 芸術発表会(指揮)
練習を始めた頃はどうなることか、というほどの状態が、本番では結構良い演奏になりました。課題は多いですが、、、、。

7月26日(土)    久松マンドリン教室発表会
11月の演奏会の下準備を兼ねた演奏会という意味もあり、初めて舞台を借りた発表会でした。
もう少し集客を考えるべきでしたが、演奏面では、出演者がこの日のためにしっかり取り組んだ良い演奏会になったと思います。

8月30日(土)〜31日(日)軽井沢での合宿
異様に盛り上がった?合宿でした。予想以上の効果があり、貴重な(仮想)礼拝体験もできました。短い間にあれだけ集中して練習ができるものなのだ、と改めて思いました。

11月3日(祝)    アマデイマンドリンアンサンブル 証聖者の荘厳晩課演奏会 
はっきり言って終わって脱力の演奏会でした。準備段階にトラブル多発。でもそれに対処することで逆に良い方向に向かって行き、最終的にはパウロ教会満席の、拍手の鳴り止まない演奏会になりました。 録音のCD化、、、、まだできずにごめんなさい。

11月11日(火)    秦野市立上幼稚園 創立50周年記念行事
演奏会が終わって放心状態だったのを強制リセット(?)して、この演奏に懸けました。緊張し、トラブルもありましたが、喜んでいただける演奏になったのでは、と思います。

12月7日(日)    カトリック秦野教会 クリスマスチャリティーコンサート
12月14日(日)    日本聖公会 練馬聖ガブリエル教会 クリスマス・コンサート
毎年12月は意外に暇だったのが、今年は2つの演奏会に出演となりました。
秦野では久しぶりにソロステージ。従姉妹との交流ができたのもうれしいことでした。
練馬では、お客様に喜んでいただけるように心を込めて演奏できました。こじんまりした演奏のよさを改めて感じることができました。

12月27日(土)    本業と副業で音楽を楽しむ会
ただ忘年会をするんじゃつまらない、ということで無理矢理企画しました。7月に大きな発表会をやってしまったため、出演者が長い時間をかけて準備をすることはできませんでしたが、そのわりにエントリー数も多くなかなか充実した会になりました。またやりたいです。

とまあ、こんな一年でした。
今年の行事が終わって今また動きが鈍っています。でも、来年は1月から既に依頼演奏が入っていますし、2月にも依頼演奏と、栃木女子高があります。5月と11月にも演奏会を考えているので、何とか動き出さなければなりません。正月休みをのんびりせず、すぐにスタートしたいと思います。

今年も多くの方々にお世話になりました。ありがとうございました。
私のやることは一人では全くできません。どうか来年もご協力ください。
よろしくお願いいたします。

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2008/11/30

おすすめのギター曲は?

先日のギターリサイタルのアンコールで演奏された、「鐘の響き」。
(会場のアンコール曲の紹介では「ショーロ」とだけ書かれていました。)

わたしは、村治佳織さんのCDで聴いて虜になり、なんとかマンドリンで弾きたいと、編曲して、自分で弾くのはもちろん、生徒にも弾いてもらったりしています。今度のクリスマスコンサートでも演奏する予定です。

マンドリンの無伴奏独奏曲は少ない上に、イタリア人の作品でさえ暗い音楽が多く、また、非常に難易度が高いので、なかなか演奏できません。それで、易しい小品の編曲をして曲集を作ったこともありますが、それは演奏会で使えるようなものになっていません。

私のレパートリーで無伴奏で演奏会に使えるとしたら、、、、
この「鐘の響き」(ペルナンブーコ)、無伴奏チェロ組曲第3番(バッハこれを移調して演奏する)、そして、「夜の鐘」(パパレッロ:マンドリンオリジナル)くらいですね。
カラーチェの「ピッコラガヴォット」は明るいんですが、途中が今ひとつかな。

テレマンのファンタジーも使えるものがありますが、まだ練習不足で、、、。
それから、先日ドイツの作曲家の無伴奏作品集を手に入れましたが、、、、手つかずです。

今は、「鐘の響き」につづく、ギターの名曲でマンドリンで弾けそうな曲を探しています。
どなたか思いつくものがありましたら、ぜひご紹介ください。
(もちろん、マンドリンの無伴奏作品でも明るく、なおかつ演奏会で使える曲があればご紹介ください。)

それにしても、、、、そう思ってYoutubeの村治佳織さんの演奏を聴いていたのですが、
アルハンブラもよかったけど、
「タンゴアンスカイ」
という曲。初めて聴いたのですが、感動しました!!!!
小さい曲(?あれはテレビの放送だから短くした?)でしたが、すごい!!!
(感動したけどマンドリンにアレンジするのは無理でしょう。がっくし)

あんなに弾けたらいいなぁ。

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2008/11/21

指導の仕事もしますよ

宣伝続きで申し訳ありません。

音楽団体の指導もお受けしています。

アマデイの小僧は、これまで、マンドリンクラブの指導・指揮のほか、合唱指揮の経験もあります。また芸大指揮講習会に参加し、弦楽オーケストラの指揮経験もあります。

学校や一般社会人の音楽団体の方で、指導者・指揮者をお探しのところがありましたら、小僧までぜひお問い合わせください。

また、器楽のための編曲、楽譜浄書なども行っています。

略歴

  • 成城大学文芸学部芸術学科卒業(音楽史専攻) 和声学、対位法を戸田邦雄氏に師事
  • 宗教法人聖グレゴリオの家附属宗教音楽研究所教会音楽科修了
     在学中 オルガンを西尾純子、声楽を橋本周子、楽理を小沼和夫の各氏に師事
     修了後 古楽科に在籍 チェンバロを坂由理氏に師事
  • 東京藝術大学指揮講習会2年連続参加、田中良和氏、小林研一郎氏に師事し、芸大学生弦楽オーケストラを指揮して実践を学ぶ
  • 現在 栃木県立栃木女子高等学校ギター・マンドリン部学外講師

より詳しい内容はホームページをご覧ください。
http://hisamatsu.org
http://homepage3.nifty.com/amadei/music/ensemble.html
http://homepage3.nifty.com/amadei/profile.html

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2008/11/16

歌いたかったけど

今年はクリスマスのミサでの演奏はしないことになりそうです。
(これはこれまでの毎年の演奏スケジュールにも載せていないものです)

ところが、「本業と副業の会」を決めたとたん、7日に秦野教会のコンサート14日は練馬でのコンサートに出演することになりました。それで、7日の方は、マンドリンだけでなく歌でも(聖歌隊として)出演、、、、という可能性があったのですが、練習に行けるのがなんとか2回。それも音取りが難しそう(というか自分の練習だけではとても自信が無く)断念せざるをえませんでした。ああ、、、、ラターの3曲は歌いたかったなぁ(それが一番難しい)。

あ、それなら、本業と副業の会で1曲だけでもラターの曲をうたうか。Jubilate Deo聖歌隊で。

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2008/09/20

もののけ姫

先日「亜麻色の髪の乙女」の編曲について書きましたが、今はそれが終わって、「もののけ姫」に取り組んでいます。今回の一連の編曲(女子高のため)の最後の曲です。といっても、全パートの編曲をしたのは、前回の「亜麻色の…」だけで、あとは、みな前からある編曲の手直しばかりなので、全体の編曲は2曲目めということになります。

元の譜面が、マンドリン合奏に直しやすい(女子高より、アマデイアンサンブル用に直しやすいです)譜面だったので、先ずざっと入力して聴いてみました。(Finale2007)

うーん、良いですねぇ。思っていた以上に良い感じです。これを拡大して、今年の編成にぴったりに持って行きたいです。来週前半に出来るかな、、、というところです。

それにしても、久石譲さんの曲というのはきれいですね。楽器だけで弾いてもほんと「良い曲だなぁ」と思ってしまいます。やはりこれらの曲を集めてCD化したいなぁ、、、、。「次のCD企画」を変更かなぁ。あ、でも「来年の計画」には入れてありましたね。

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2008/09/14

亜麻色の髪の乙女

指導に行っている女子高校のためにドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」を編曲しています。ほぼ出来上がりました。短い曲ですし、割と作りは単純で編曲し易いです。作曲家の人たちならあっという間に出来てしまうのではないでしょうか。

小僧の場合、とっかかりがなかなかだめです。
簡単そうと思ってもエンジンがかるのに大分かかります。途中で行き詰まったらどうしようとか思うので、参考になる楽譜、いろいろな編成の楽譜などを探しまわります。(そんなことをしている間に自分でやっちゃえば良いのに、、、という心の声が聞こえても、探してしまうのです。)

先日はある楽器店までわざわざ訪れ、二つある編曲のうちひとつを買ってきました。
買ってきた編成はマンドリン合奏の通常の6部(マンドリン1、2、マンドラ、マンドロンチェロ、ギター、コントラバス)。女子高はそれに+クラリネットです。

だからその編曲にクラリネットを足すだけで良い、、、、と思って買ってきたのですが、、、、
自分で始めると、気に入らないのですね。やっぱり。それで結局全面作り直し。

買ってきた譜面はほんの少し参考に見させてもらっただけで、結局はもともと持っていた楽譜をもとに作ってしまいました。

買ってきたものを参考にしなかったもうひとつの理由があります。
あまりに見にくいのです。手書きの譜面。編曲した時には売り物にするつもりはなかったとしても人に見せるための楽譜のはずなのに、とても見づらい。というより、音の高さの判別がつかない。こんなもの良く配布するな。まして販売しているなんて…。
(買う前にちゃんと見て「手書き」は納得して買ってきたので文句は言えないのですが……。)

手書きにしても、全く小僧には考えられません。

………というわけで結局自分で編曲してしまったわけですが、フィナーレを使うとほんと便利です。音源も飛躍的に良くなっているので、音を出してみると、もうアンサンブルを振っているような気になります。こんな風になるんだぁ〜〜。と

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2008/08/29

知らなかった、、、海の見える街

いま、指導している女子高から頼まれて、曲の編曲をしています。

それで、選曲に魔女の宅急便の「海の見える街」ともののけ姫の「もののけ姫」が入っていました。
「もののけ姫」はもちろん有名なので、メロディも浮かぶし、演奏したことがあると思っていましたが、今カルチャーセンターのレッスンで2重奏のためのメドレーにアレンジしたものに部分的に出てくるだけで、ちゃんと演奏したことはなかったのでした。だから、ほとんど全部編曲する必要があります。

で、「海の見える街」ですが、楽譜を持っていたので、さあ、編曲に取りかかろうとして、驚きました。


「あれ。これ『風の丘』じゃん」 

何かの間違い???

「風の丘」なら、この女子高で、もう何度も演奏していたものです。ここ2年くらい演奏していなかったので、今の現役生はしらないのでしょう。ところで、、、、、

調べました。

「風の丘」というのは、魔女の宅急便 「イメージアルバム」というCDの曲名で、映画のイメージに合わせた曲のアルバムの中での曲名のようです。それに対して、「海の見える街」は、魔女の宅急便 「サントラ音楽集」というCDの中の曲名で、こちらは実際に映画で使われた本当のサウンドトラックバージョンのようです。

要するに編曲(編成など)が違うのですが、タイトルを換えたりするから混乱するんです。
さて、高校生はどうするかな。。。。風の丘でいいっていうでしょうか。そうすれば、管楽器パート一つ作るだけですみます。生徒もすぐにでも練習が始められますが、、。(管パート以外)

過去に演奏していた「風の丘」と、私の手元にあって、新たに編曲する場合に参考にする予定だった「海の見える街」の編曲楽譜は全く違うものですが、、、。


それにしても紛らわしいこともあるものですね。 え、あ、ご存知でしたか?知らなかったのは小僧だけですか?

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2008/07/01

そんなぁ~~!!(芸大指揮法講座)

ああ、指揮講習会がまたない!で騒いでいましたように、春に今年の公開講座の通知が送られてきて、指揮法講座がありませんでした。

それで、嘆きながら、その後もあちこち指揮法の講座、講習会を探していたのですが、経済的無理なものか、後はいい講座があっても「30代まで」なんていうのばかりで(涙)、、、、悲しい思いをしていました。

ところが、、、、同じ思いをする人がいるのか、このブログに「指揮法」関係で検索して飛んでくる人が多く、今日はそ飛んで来た元の検索エンジンなどを見ていたら、、、、なんと!!!!!!!!

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2008/05/13

楽曲の隠し味

今回の演奏会のヴェスペレ(証聖者のための荘厳晩課)は難易度高いですね。いや、去年までの曲も難易度は高かったのかもしれないけど、自分が楽器を弾かない曲がメインだったので、その大変さを実感していなかっただけなのかもしれません。(ごめんなさい)

今年は、自分は1演奏者に徹することにして、マンドリンの準備をしています。第1部の曲はほぼ問題なくなって来ました。
(あ、ほんとは下棒の仕事とか、もちろん雑用係もありますが、これまでに比べると楽器弾くこと以外の仕事は少なそう)

やはり第2部ですね。合唱と合わせ練習をする前に、かなり形が出来ていなければいけないのですが、曲の難易度の高さに、頭を抱えていました。でも私がそんなことを言っていては、誰も弾けるようにならないので、今日は意を決して、第2曲のConfiteborに取り組みました。(第1曲のDixitはわりと弾けてしまうので)

3、4回弾きながら、指使いと使用する弦を考えて、メモしました。ポジションが固まって来ると案外弾けます。今まではCDを聴いても、練習していても楽譜に目が追いつかず、途方に暮れてしまっていたわけですが、当然ながらゆっくり練習して順序立てて譜面を追って行けば段々見えて来ます。さらに、弾き易いポジションに気がつくと驚くほど弾けるようになるものです。

今日の朝の練習だけでかなり進歩した、と自負しています。まだ6分の1、いえほんとは8分の1(?)ですが、それでも、最も難易度の高い曲とも言えるConfiteborの先が見えたのはとてもありがたいことでした。

さらに、今日は、その後出かけた時の行き帰りの電車で、パート譜を見ながら曲を何度も聴きました。それでもCDのテンポですと目で追うのも大変です。頭で楽器を弾くイメージを思うのですが、追いつきません。でも何度か聴いていると、時々、今まで追いつかなかったところが追いつくようになります。これもかなり重要な、役に立つ練習です。おそらく、朝よりさらに弾けるようになったことでしょう。

そして、何より、いままで、ただCDを聞いていた時には全く気づかなかったヴァイオリンの音が聴こえてくるのです。帰り道、歩きながら譜面も見ないで聴いていた時に驚きました。今までだったら合唱の声しか聞こえていなかったところでも、自分のパートもほかの弦のパートも聴こえてくるのです。とても細かな動き。おそらく、演奏会ではお客様のほとんどが気づかないのでは、というほどのかすかな音で、しかもとても細かい。

演奏者からすると、ある意味、これほど大変な努力をしなくてはならないのに、ほとんどの人には聴こえないのか…と思うほどのものです。ところが、ひとたびそれが聴こえるようになると無くてはならない音に聴こえます。天才モーツァルトが、要らない無駄な動きを曲に入れるはずはありません。この細かな動き、目立たないけれども、曲の中の隠し味のようにとても重要な役目をしているのです。むしろ声の陰に隠れているからこそ、声と一体になって曲を作り上げている、、、、、。というように感じました。

それと、面白いもので、演奏を聴いた人には全く分からないかもしれない自分のパート(の動き、役割)が、そうなると逆に、本当に詳しい人、作曲者、神さま(?)と自分だけが分かるんだ、と思えて、なんかうれしくなって来ます。

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2008/03/31

サプライズ!サプライズ!!

本当はすぐにブログを書きたかったのですが、この週末が忙しくてできませんでしたので、今書きます。

先週27日(木)は一度にいろいろなことが起きました。

パソコンサポートに作曲家兼ピアニストのT氏のところへ行きました。懐かしいマックがまだ元気。そこからデータを取り出したり、新しく買ったウィンドウズマシンのセットアップや、これまで使っていたほうのマシンのトラブルを修復したりといろいろ行いました。

そこへ、電話が、、

聖パウロ教会から演奏会、公開リハーサル共に許可の連絡があったのです。

やったーと大喜び。許可は下りるだろうと分かってはいたものの、確定するまではドキドキ。そう言えば去年の教会も、OKが出る、と聞いていたものの、正式許可まで時間がかかったのでした。

トラブル対応をしながらも、旧交を温めた時間が終わって渋谷へ移動。
そのときに、サンパウロからCDの注文が入り、めでたく「四季の賛歌」が完売となりました。

その2日まえに、個人から「四季の賛歌」の注文が入ったばかりでした。

家に帰ると、上記T氏の紹介で昨年出演した、女声合唱の演奏会のDVDビデオが届いていました。
早速見てみましたが、昨年これまでの生涯で最も緊張した演奏会だっただけに、見ているだけで冷や汗が…。
去年の緊張を思い出しました。

と言うわけで、この日だけでちょっと驚き(うれしいこと)がいくつもありました。

こういうことと言うのはなぜか集中するもので、その他に

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2008/03/07

仕事がはかどりませんなぁ〜

このごろ(音楽だけではないけど)仕事がどうもはかどらなくて、、、だめだぁ。
今もすぐ使う楽譜を作っているのですが、眠くて、、、気力が無くて。
後回しにするから余計に肉体的、精神的に疲れが出てから、それらに取り組むことになって効率悪いです。コーヒー飲んでがんばります。

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2008/03/06

ラ・フォル・ジュルネ

ことしもラ・フォル・ジュルネが話題になる頃になりました。昨年、一昨年は5月に演奏会をしていたので、とくに一昨年はもろにかぶってしまったので、かなり影響がありましたが、今年は5月に何の予定も入れていないので、焦り(?)はありません。

それで、飛びついて予約してしまいたいところですが、ゴールデンウィークにコンサートなんて行けるだろうか、とまだ分からないので、まだチケットは申し込まない予定です。

とはいえ、もうプレリザーブというのが始まっているようですし(明日まで)、WEB先行予約というのも12日(水)に始まります。人気のあるものはすぐ売れてしまうのでしょうね。(一般発売は15日)

今年のテーマは「シューベルトとウィーン」。うーん、、、「シューベルト」だけだと、ちょっと盛り上がりそうもないので、いかにも付け足した、という感じのテーマです。

今日ざっと見たところで小僧が興味のあるプログラムは、

古典四重奏団:
 4日9:45 シューベルト:弦楽四重奏曲第12番、第13番(ロザムンデ)…9:45はちょっと、、。
 6日15:30 同第10番、8番…これすぐ売り切れそう

ミッシェルコルボ/ローザンヌ声楽アンサンブル
 3日12:45 シューベルト:スターバトマーテル…すぐ売り切れそう
 6日17:00 モーツァルト:レクイエム…5000人のホールなので、売り切れないでしょう

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2008/03/04

ああ、指揮講習会がまたない!

おととしとその前、2年連続して東京藝術大学の公開講座の1つ指揮法講座に参加しました。
初心者から参加でき、すごく安い講習費で受講できる、それでいて、藝大の先生から指揮法を学べるとあってとてもありがたい講座でした。

合唱指揮者の講習会や、吹奏楽の世界では指揮法の講習会は時々あるようですが、オーケストラを振れる指揮講習会はものすご~~~く高い受講料を払うこと、若いこと(つまり将来本業にできる可能性のある人)などの条件がつくので、小僧は受講できません。

それでとても楽しみにしていたのですが、去年、、、、この講座はなくなってしまいました。
そして、先日、2008年度の公開講座が発表になりましたが…やはり指揮法講座はありませんでした。

確かに初心者に指揮法を教えてどうする?将来指揮をする可能性のまったくないような人に指揮を教えてどうする?まして藝大の指揮科の先生が…。それはわかります。実際まったく音楽をただ趣味でやっている、という人も多かったし。でも、ほんとに教わりたい人もいるのに…。残念です。
毎年参加していた人たちも多く、もう「お世話役」の人の存在まであった楽しい会でした。それももうおわってしまったのです。さびしい。

おととしの講師はあの、小林研一郎先生(コバケン)でした。
とても情熱的に指導していただき、指揮者の心得なども教えていただきました。
指揮だけでなく、ピアノも、歌もすばらしい、、、、、こりゃかなわんわ、と思ったものです。
弦楽五重奏をオーケストラに見立てて振らせてもらったときの感動は忘れられません。
(その前の年は弦楽オーケストラでした。)

でも、残念なことに、この先生がすでにその講習会のときに「来年はやらない!!」と宣言していて、
そのとおりになってしまったのです。

今年(2008年度)はとちょっと期待していたのですが、、、、だめでした。とても残念です。
ちなみに、音楽関係の講座は、、、、

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2008/02/27

シンフォニアについて2

シンフォニアについてもう少し詳しく話しますと、ルネサンスやバロック初期にはファンタジアとかリチェルカーレなどど並んで、器楽(鍵盤など)の小品に付けられたタイトルでした。常に多声部を持つ作品でした。
その後、小アンサンブルの作品にこのタイトルがつくようになり、さらに、それが、声楽と対比されることになって、バロック後期ではオラトリオ、カンタータなどの中での「器楽合奏曲」を意味し、全体の初めや、各部の間に演奏されたため「序曲」「間奏曲」などの意味へと変化して行きます。
これが独立して「序曲」という器楽合奏だけの単独曲となり、更に楽章が増えて行くことで、「交響曲」へと変化して行ったものと思われます。
(最後の「交響曲への変化」の過程については調査中です。)

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2008/02/05

新しいCDレーベル

小僧が尊敬し応援させて頂いている、古典四重奏団のチェロ奏者、田崎瑞博先生が、新レーベル『création クレアシオン』を立ち上げられました。もともとホームページのお手伝いなどをしているので、その関係で「クレアシオン」レーベルのサイトもお手伝いすることになります。まだ本格的な作成はこれからですが、こちらから訪問できますので、興味のある方はどうぞごらん下さい。

第1弾は、田崎先生も所属されている「アンサンブル音楽三昧」の6年ぶりのCD、【音楽三昧/バッハ】が2枚同時発売になります。(2月末発売)

いずれは、「古典四重奏団」のCDもこのレーベルから発売になるでしょう。

今後が楽しみです。
『création クレアシオン』
http://gregorio.jp/creation/

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2008/01/25

Finale2008

Finale2008が今日発売です。バージョンアップのお知らせは来ていたはずなのですが見ていませんでした。今日メールを読み返して気づき、唖然としています。

なぜって、去年バージョンアップした2007、まだインストールしていないのですよ!!
新しいバージョンって不具合があることもあるし、操作にもなれるのに時間がかかることもあるので、
「よし」と思わないとインストールできないのです。それで、後回しにしていたら、、、、。

何年か前にも、インストールしないうちに次のバージョンが出て、1バージョン飛ばしてしまったことがありました。

今度のバージョンも魅力的な機能がつきました。
うーん、それならいっそバージョンアップして、2007飛ばして2008をインストールするか!!

え!!!なんとOS10.4以上…トホホ、私のマシンは10.3.9。これじゃOSを買わないと結局使えないジャン。
あ、OSはもう10.5でした。すでについて行けなくなってる…。はあ。

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2008/01/01

弾き初めと今年の抱負

あけましておめでとうございます。
(って、あちこちで言ってしまっていますね。)

年末はミニコンサートを終えてから、ほとんど楽器の弾けない日々が続いていました。あまりに弾けないので、ほんの少しだけ時間を見つけてとにかく楽器に触れる、すごく小さい音でも良いから楽器を弾く(まねごとの)ように何度かしました。

今日元旦に、少し時間が取れたので、練習(弾き初め)をしました。とはいえ、本番が何も予定されていないので、ずいぶん以前から取り組んできた、バッハの「無伴奏チェロ組曲第3番」をマンドリン用にアレンジしたものを全曲練習しました。なかなかうまく弾けないですね。引っかかり引っかかり、、、、。この曲の中のブーレは一番初めに好きになり、その曲から始めて全曲に挑戦したもので、指慣らしにも使うほどよく弾いているのですが、それでも、なかなか、、、。永遠の課題曲かな、と思っています。今年、、、は無理かなと思いますが、もう少し自信を持てたら、リサイタルを開いて演奏したいと思っています。
(本当は無伴奏曲だけで、「一人旅」とか名付けたコンサートをしたいのですが、意義はあっても、聴く側には面白くないかもしれないなあ。)

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2007/12/31

2007年を振り返って2

しつこく同じテーマですみません。
先の記事は、何か、音楽の出来事の羅列だったので、改めて全体を思い返してみようと思いました。

11月のアマデイの演奏会がとても良いものになったのに、その後、私のブログの書き方が悪かったため、多くの方があまり良い印象を持たれなかったようで、申し訳ありません。団友(という定義自体が曖昧でしたね。)の方々には大変失礼なことを申し上げたと反省しています。

今年を振り返ると、やはり、アマデイによるペルゴレージ スターバト・マーテルでした。この曲にしたいと考えてから、初めは通常のソプラノ、アルトソロとマンドリン合奏と思ったのですが、それでは出番の無い人が多くてあまり面白くない。プロを連れて来たら簡単だけど、それこそ面白くない、、、。それでいろいろ調べていて、混声合唱版を見つけたのでした。出演者に打診し、何とかなりそうとなったので、それで行くことになりました。会場決めにもずいぶん苦労しました。なんとか、ようやく会場が決まり、メンバーにも選曲を公表することができました。アルマンドの本番直前だったため、並行してなおかつメンバーには決まるまで知らせずに準備するのはなかなか大変でした。

公表してからは一気に、、、と行きたかったですが、今年はありがたいことに行事がたくさんあり、なかなか、秋の演奏会に専念できませんでした。合唱もソプラノ以外の人材が思うように集められず出演者のみなさんには、本番までご苦労をおかけ致しました。

演奏会はきっと良いものになる、と自信がありましたが、お客さんが集まるかどうか、、、、これが一番の心配でした。去年のフォーレでは、音楽の友に記事を載せたら、すぐに問い合わせがありました。今年は、、、、なんと締め切りを忘れて、記事を載せられなかったのです。問い合わせの電話やメールも1つもありませんでした。

なので、とても心配。当日も雨、、、、第一部が始まる時にようやくそこそこお客さんが入ったな、と一安心して演奏を始めました。第一部の最後に水上の音楽になった時、私は指揮をするために客席に背を向けて演奏したのですが、その時までお客さんは少なめのままだと思っていたのです。水上の音楽が終わって振り返ると、、、、なんと客席はいっぱい。驚きました。

第2部のスターバトマーテルはそれはもう気の入った演奏となりました。緊迫した中にも美しい音楽がずっと流れて、このような曲を演奏できる幸せを感じました。全曲を終えて満席のお客様からの拍手はとてもうれしく思いました。お決まりのアンコールは、ちょっと強引に(?)第1曲目を再度演奏しました。この曲は単独でも演奏したくなるほど美しい曲でしたし、アンコールということで演奏者も少し気楽に演奏できましたので、より一層美しい、感動的な演奏となりました。

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2007年を振り返って

今年もあと残すところ15時間ほどになりました。

今年一年の音楽活動を振り返ってみたいと思います。

♪1月20日(土)光の庭プロムナード・コンサート 彩の国さいたま芸術劇場
 オルガンのAllegro Assaiさんからのお話で、彼女のコンサートにゲスト出演しました。
♪2月3日(土)栃木県立栃木女子高等学校ギター・マンドリン部 芸術発表会(指揮)
 大ホールでの演奏、なかなかうまくできたと思います。
♪3月21日(祝)CD「四季の賛歌」のためのレコーディング(指揮)
 いやあ、1日で終わらせるための強硬スケジュール。大変な録音でした。→6月発売
♪3月24日(土)マンドリン教室発表会 兼 本業と副業で音楽を楽しむ会
 充実した発表会になりました。また来年と思っていたら、内輪で12月にやってしまいました。
♪5月26日(土)アンサンブル アルマンド演奏会 かつしかシンフォニーヒルズアイリスホール
 マンドリンによる古楽アンサンブルの設立ができました。
 来年以降にどう継続(発展)させて行くかが課題です。(お客さんの入りも)
♪7月16日(祝)真珠院(小石川)出張演奏(アマデイマンドリンアンサンブル)
 100人を超えるお客様が集まる本堂での演奏。初めての貴重な体験でした。
♪7月22日(日)聖歌のレコーディング(指揮)
 1人の作曲家の作品を集めた女声合唱のレコーディング。依頼を受けての録音。
 「ラウダーテ・ドミヌム合唱団」という名称も付けました。
♪7月28日(土)ピアノ教室発表会 出演(アマデイマンドリンアンサンブル)
 アルマンドで演奏した曲を改めて演奏しました。なお、私は他の団体にも入れて頂き
 バッハを演奏しました。
♪9月 共同音楽出版社より 3つのマンドリンとマンドラのための編曲集を出版
 企画は2年近く前からあったのですが…、最後の追い込み20日間は大変でした。

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2007/12/30

オルガンレッスンの思い出

最近、このブログも1つの記事を一度に全体を示さず、隠れた部分は「続きを読む」をクリックして読んで頂くようにしているのですが、不便に感じる方もあるでしょうね。これは、私の記事が長いので、興味の無い内容の時はすぐ次を見られる(スクロールする手間を減らす)ために設定しています。毎日読んでいる方(いるのか?)にはトップページが全部見られた方が便利かもしれませんが、お許しください。

さて、年末に来て多少ネタ切れの観があるので、ちょっと昔の思い出を。

14、5年前になるでしょうか、私がグレゴリオ音楽院の生徒だった頃です。必修でオルガンの授業がありました。この私でさえ、なんとグレゴリオの家の聖堂にあるアーレントオルガンを触らせてもらっての授業です。なんと贅沢な、、、、でも3年間いて一度も足鍵盤は使いませんでした。

学年でも1、2位を争う劣等生の私でしたので、レッスンの課題は簡単なものでした。(他の人に比較したら、です。わたしには決して簡単ではありませんでした。半年で1曲終わったか終わらないかでしたから、、、、)

それでもうまく弾けないので、先生からは「片手ずつ練習するように」と厳しく言われました。(けっこうおっかない先生でした。)

でもね、家で練習すると、もともと、あまり複雑でない曲、それもテンポ通り弾けない、、、それで片手ずつ弾くとつまらないのですよ。そして、先生の前で弾く時には両手なのだから、「(最終的には)両手で弾かなくちゃいけないのだから」と自分を納得させて(?=実は甘え)すぐ両手で練習してしまいます。当然、つっかえ、つっかえ、時間をかけて弾き通すことの繰り返しになるから、なかなか弾けるようにならず、、、、次のレッスンで「あなた、片手ずつの練習やって来なかったでしょう!」と叱られるわけです。先生にはバレバレだったわけですね。

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2007/09/22

未知の曲への取り組み

昨日、ここ数年でもっとも練習している、みたいなことを書いたばかりなのに、今日は朝あまり練習できませんでした。それでも、"ちょびっと"はしました。少し前までは、こんなに少しの時間の時はあきらめてやらなかったのに。やっぱ、本番が近いと違うなあ。(そうじゃないだろ!他に理由があるんじゃないの?

本当は、夜の仕事が無くなったので、練習に当てるつもりでいたのですが、会社の方の仕事が延びてしまって……(この辺の事情を知らない人は、気にしないでください)。それで、楽器を持って出かけていたのに、全く触れませんでした。あーあ。

明日は、個人レッスンの希望者が1人だけしかいないので、空き時間を自分の練習に当てられます。それはいいのですが…、このごろ個人レッスン希望者がめっきり減ったのは残念です。正直なところ、アマデイの音色にその影響が出ているような気がしています…。

ところで、今取り組んでいる曲で、アマデイとは関係ない曲は「わが庭の歌」といいます。
与謝野晶子の詩に寺嶋陸也さんが作曲したもので、ある合唱団の委嘱作品だったそうですが、現在カワイから楽譜が出版されています。今回の演奏は、松本市の女声合唱団が、第10回の演奏会にあたって、全曲寺嶋作品を演奏すると言う企画で、その中にこの曲が採用されたため、作曲者の紹介で、演奏することになったのです。

話はずいぶん前からもらっていたのに、取り組みが遅くて、、、、あげくにいろんなトラブルで練習が遅れに遅れ…、でもどんな理由があろうと、「間に合いませんでした」では済まないわけです。ちゃんと弾けて当たり前……これが苦手なのです。でも逃げていられませんね。まして、作曲者からの紹介で演奏することになったという立場上、自分がだめだと、作曲者に申し訳が立ちません。

今回はそう言ったプレッシャーもあるのですが、もう1つ大きな問題は、「この曲の演奏を聞いたことが無い」ということです。2年前に初演されたもので、女声合唱とピアノとマンドリンという組み合わせなので、そうそう演奏されることもないでしょうから、録音などないのです。(もちろん過去に演奏した団体の録音はあるでしょうけど。)

「知らない曲だとイメージがわかないから練習できない」なんて言い訳はもちろんできません。
「一度練習に出てからイメージを掴もう」なんて…、初めて練習に参加するのは、本番の4日前なので、不可能です。
近くだったら、練習を見学させてもらうことも可能ですが、松本市では…。

というわけで、知らない曲を、初めての練習までに当然弾けるようになっていなければならず、どのような表情付けをされてもついて行けるように準備しておく必要があるのです。もちろん仕事としてやっているのですから、それくらいは当たり前だと承知しています。でも…、分かってればできるというものでもないでしょう。やはり大変な努力が必要です。

今回私が取った方法は、

1. 手元のスコアをコンピュータに入力して自動演奏をしてイメージを掴む。それに合わせて演奏する。ありがたいことにおおよその速度や演奏時間などが書かれているので、そこから逆算して、大体のテンポも掴めましたので、そう大きく外れることもないでしょう。また、声の部分も耳で聞いて訓練できるので、自分が休みの時から改めて入るところなどの感じが掴みやすいです。

2. 協力者にピアノで、歌の部分や、ピアノの部分を弾いてもらい、それに合わせて弾く。これは未だ1回しかやっていませんが、自分が弾けないうちは全く練習にならないので、かなり弾けるようになってからが意味が有りますね。弾けないうちもゆっくり合わせてもらえば、助けにはなりますが。あと、リタルダンドなどテンポが段階的に変化するような時は、機械よりもずっと練習になります。

アマデイや、アルマンド、ラウダーテ・ドミヌム合唱団など、自分が主宰する団体の場合は、自分が知っている曲を選曲していますし、知らない曲でも、メンバーから提案があった場合は、その曲を調べて曲(CDなど)を聴いて、スコアを見てから判断します。だから、演奏会で取り上げることになった場合に、私が「知らない曲」を演奏することはほとんどないのです。そう言った点では、7月に依頼を受けて録音した聖歌以外で、知らない曲を演奏したことは無く、今回が本当に初めて知らない曲に取り組んでいるわけです。しかもそう簡単ではない曲です。本番まで一か月を切りました。身を引き締めて練習し、演奏会の成功に貢献したいと思っています。

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2007/09/16

ようやく演奏に専念できる(かな)

エンジョイ マンドリン アンサンブル 〜ポピュラーメロディー
3つのマンドリンとマンドラのための4重奏曲集発売

「エンジョイ マンドリン アンサンブル 〜ポピュラーメロディー」が共同音楽出版社から発売になりました。1冊2100円(税込み)です。20曲の映画にまつわる音楽が入っています。3つのマンドリンとマンドラならすぐメンバーが集まりますね。それに、単旋律がほとんどですから、他の楽器に置き換えても演奏可能でしょう。あまり楽器の種類にこだわらずに集まったメンバーですぐに演奏して頂けます。是非ご利用ください。

ギターのリアリゼーション終了

最後の難関でしたが、スターバトマーテル用のギターパート作りが終わりました。この後ギタリストさんが自分なりに手を加えて演奏してくれることになっています。こんなに凝ったギターパートを書いたのは初めてです。これからバロック音楽などを演奏する際にもギターパートを入れやすいです。
マンドリンクラブの通常のギターの扱いとは全く違うと言って良いでしょう。

このようなアレンジの場合は、ギター奏者は1人で、優秀な人が最高です。(今回はそうです)
ギターパートは何人もいてもあまり効果的には使えません。むしろ1人の方がずっと良い結果を生むと確信しました。(以前からある程度思っていたことですが)
ギターはオーケストラのハープのような役割が良いと思っています。

*「マンドリンアンサンブルのギターの問題」については何れ書こうと思っていながらなかなかまとまらないです。すみません。

ふたつの大きな目標をようやく達成できましたので、これで楽器の練習など、演奏会の準備に本格的に取り組んで行きたいと思っています。

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2007/09/14

楽譜の入手先(改訂版)

tulsiiさまから伝言版に質問があったので、わたしの分かる範囲でお答えしたいと思います。
最近、楽譜の入手で検索してわたしのブログにたどり着く方も多いので参考にしていただけたらと思います。

楽譜の入手、通販なら、分かりやすいのはAmazonでしょう。
国内版や、輸入版でも割と手に入りやすいものであれば簡単に買えます。

もう少しマニアックなものは、アカデミアミュージックがお薦めですが、このサイトは慣れないとちょっと使いにくいです。検索した同じウィンドウで詳細を見ると、検索結果に戻れません。詳細を見るときは別ウィンドウにする必要があります。注意してください。(と、人に話してもわたしは良く失敗します。)

https://www.academia-music.com/

その他同じような楽譜通販会社があります。

クラシックものは海外輸入楽譜が多いので、海外のものを取り扱っているお店が良いでしょう。
ヤマハなどの実店舗のあるお店より、通販を中心にしているお店の方がネットでは探しやすいと思います。

輸入楽譜のミュージックサプライ
http://www.musicsupply.co.jp/index.htm

アトリエ・デ・くっきいず
http://www.musicsupply.co.jp/index.htm

ササヤ書店
(大阪の書店ですが、実店舗でもかなりの楽譜があります。かつてはマンドリンの譜面もたくさんありましたが…。)
http://www.gakufu.net/

あと海外であれば、今回のペルゴレージの混声合唱版を手に入れたのが、Musicroom.com
http://www.musicroom.com

*わたしは海外のアマゾンも良く利用します。出版社の国が分かっている場合、その国のアマゾンだと入手できる場合があります。

ミュートピアプロジェクト(無料の楽譜配布サイト)
*マンドリン関係(古典マンドリン曲)も結構あります。ただし、無料なだけに間違いも多いです。
http://www.mutopiaproject.org/


■マンドリン関係の楽譜を入手できるところ

現代ギター社:現在出版されているものは結構揃っています。通販サービスのページで、キーワードを「マンドリン」にするとヒットします。「mandolin」だとわずかにしかヒットしません。


Robert Martin
:フランスの出版社です。シートミュージックのコーナーで「Orchestra type」を「Mandolin orchestra」にするとヒットします。マチョッキの作品や、ラヴィトラーノの名前も見えます。

eBay
*マンドリンのコーナーで在庫分は注文可能です。
http://stores.ebay.com/Best-Music-Source

同志社大学図書館中野譜庫
*最後の頼みの綱です。目録を購入して、目的の楽譜のコピーを頂くのが時間はかかりますが、確実です。


参考(小僧の過去のブログ)

楽譜を入手する努力とラヴィトラーノの名前

マンドリン楽譜の入手先

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2007/09/06

訃報:ルチアーノ・パヴァロッティさん

3大テノールの一人、ルチアーノ・パヴァロッティさんが亡くなったそうです。
享年71歳。音楽家としてはまだまだの年齢ですね。残念です。

それほど演奏を聴いたことはないのですが(何せ、こういう人はまともに演奏を聴こうとしたら高額なので…)、クラシック音楽を広めようと、来日公演では3大テノールが武道館で演奏されたことを覚えています。マイクを使用した演奏で物議をかもしたこともありましたが。

ご冥福をお祈りします。

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2007/07/31

合唱団の名前2

前の名前の話題が途絶えてしまったので、コメントではなく新たに、、、、、

「Dominus Vobiscum」合唱団…良いと思ったのですが、語呂があまり良くないですね。
合唱団「Deo Gratias」ならどうでしょうか。…ありそう。でも一番しっくり来そう。
「Gloria」合唱団あるいは「Gloria」聖歌隊…これはたくさんありますね。…ボツ

前回の候補とあわせて、いくつかリストをあげて決選投票しましょうか。

もう少し候補がほしいですねえ。

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2007/07/28

ピアノの発表会出演

今日はアマデイのメンバー6人で、ichiさんのピアノ教室の発表会に出演させていただきました。ichiさんを加えて、7人で、5月に演奏した、コレルリのソナタを演奏しました。先日のお寺でも第1曲として演奏しましたので、これで3回目になります。(1回目は「アルマンド」でしたが)

ichiさんは、これまで拝見していた一演奏者としての面とはまた違い、「ピアノの先生」として、今日の発表会の切り盛りをしていて頼もしい姿でした。それにしても、子供たちがあれだけ集まると先生は大変ですね。(大人ばかりのアマデイだって大変なのに…!?)

コレルリは3回目とは言え、前回のお寺の演奏以来しばらくサボっていたので、やはりだめなところもありました。でも、気心がしれて来たと言うか、大分安定して来たかな、とは思いました。場数を踏んでからまた改めて演奏会で取り上げたら、きっともっと良い演奏ができるだろうと思います。それにしても、低音が安定すると演奏がしまります。特にこの時代の曲はバスがいかに大事かというのを実感させられますね。

わたしは、個人的に、もう1つ、バッハfouというグループに参加し、「マニフィカト第6曲」と「カンタータ147番」のコラール(いわゆる「主よ、人の望みの喜びよ」)を演奏しました。マンドリンは、普通は他の楽器の中に入って演奏することが少ないです。それなのに、今回はメゾソプラノ、テノールのバックとして、トラベルソ1本、ガンバ2本と一緒に演奏させていただくことができました。

昨日1回だけの練習だったので、初めは慣れずにまごつきましたが、何度か繰り返して練習したおかげで大分あわせられるようになりました。とは言え、やはり普段とメンバーはもちろん、楽器も違う中での演奏はかなりの緊張感がありました。それと、自分だけが音の持続しない楽器のため(トレモロもしない)果たして、演奏効果があるのかも心配でした。

うまくできなかったこともあり「助っ人」として加えていただいたのにかえって足を引っ張る結果になったのでは、と心配しています。でもこればっかりはもう取り返しがつきませんね。

今回参加して何よりうれしかったのは、やはり、「マンドリンが1つの楽器として認められている」ということです。(いや、もう認められなくなってしまったかも…)
日頃から話題にすることですが、マンドリンも1つの楽器として、普通に音楽の仲間に入ってほしいのです。そしてそれがまた1つ実現した、ということがとてもうれしかったです。マンドリン奏者はどうしても同族楽器だけで集まって演奏する。他の楽器を加えている団体も、あくまでマンドリン属楽器が主体で、他の楽器は「付加的」に扱うところがほとんどです。したがって「特殊な演奏団体」になってしまっています。そうではなく、いろいろな楽器と共演し、対等な立場で演奏できるようになってほしいと思います。(グループ内で主従の関係はあったとしても、それは他の楽器だってあることですね)

とにかく、こういった他の楽器のアンサンブルに加えさせていただけるというありがたい経験。これからもまたあったら良いな、と思います。すごく緊張しますが、良い刺激になると思いました。

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2007/07/10

iPodが直った!

5月22日にここで書いていますように、突然壊れてしまったiPod。演奏会前の大事な時期に使えなくてなってとても困りました。それから何をやっても回復せず、ネットで調べるとどうやら修理に持っていくしかないようす。修理代かけるくらいなら新しい物を買おうか、などと思いながらも、結局そのままにしていました。

とはいえ、古い機種なので、もしかしたら、修理に出しても直せなくて、修理代だけで新しいの物に代えてくれるかも、、、なんて思い、新しい物を買わずにいたのですが、なかなか修理にも出しに行けず…。

これまで何度かネットで調べたやり方を試していました。MacではiPodを認識すらしなかったのですが、WindowsではかろうじてiTunesで「このiPodはトラブルあり」、と認識し、「復元」というのができそうな感じなのですが、実際にやってみると「復元に失敗しました」となり、何度トライしてもだめでした。ああ、もう修理しかないか。

ここ数日になって、アップルのホームページを見ると、「iPodリセットユーティリティー」というプログラムが配布されていて、それを試してみるとよさそう。ところが、アップルのホームページの指示に従ってそのソフトをダウンロードしようとするとエラーになってしまう。おお万事休す。

今日、もしや、と思い、そのソフトをアップルのサイト内で検索すると、、、、有りました!要するにただのリンクはずれだったわけです。(アップルさんちゃんとリンクさせておいてくださいよ。)
Mac版とWindows版があったので、Windows版で試しました。

ところが、、、「リセット完了」までは行ったものの、「iPodは再起動中なので、接続したままにしてください」と表示されるものの、iPodはいっこうに反応なし(ランプも点滅せず)。またまただめか。

それで、コンピュータを再起動。しかし、iPodはやはり認識されない。そこで、いったんiPodを抜き取り、再度差し込むとランプが点滅しました。祈るような思いでiTunesを立ち上げると、「認識しました!」(もちろんトラブルなし)。
よし、これで、と音楽データをiPodに流してみますと問題なし。iPodをコンピュータからはずして聴いてみたら「聴けました~~!」成功です。

と言うわけで、無事に直りました。もちろん、前の音楽データはすっかり消えていますが、これまで代用に持ち歩いていた「R-09」 に入っているMP3データをコンピュータ経由でうつしたので、すでにこの秋のアマデイの演奏会用の曲(参考音源)は復元されました。これで今夜の帰りの電車から聴けます。うれしー。

何がうれしーって。自分で「直した」こと。(タイトルの「直った」より、実際は「直した」に近い。)それに、修理に持っていく手間、と時間を省けた。そしてもう今夜からまた聴けるということです。昨日編曲が終わってこれから自分の練習に入りますし、スターバト・マーテルは勉強していくわけで、この時期にiPodが使えるようになったのは非常にタイムリーです。ありがたいです。

iPodが壊れてしまった皆さん。このブログを参照して試してみてください。もしかしたら直るかもしれませんよ。
(保障はできませんが…あしからず。)

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2007/06/11

小僧は何をしている?

アルマンドの演奏会の後、ブログの更新がとても滞ってしまい申し訳ありません。既にお知らせしたと思いますが、とてもたくさんのやるべきことがあって、時間がなかったのです。

昨日ようやく出張演奏のための編曲作業が終わったので、一段落ということで、今日は、小僧の「既にあったこと」、「今進みつつあること」、「これからあること」をお話ししましょう。


●これまでにあったこと

1.New Mandolin
秋の演奏会のために楽譜をイギリスから輸入する際、そのホームページにあったマンドリンが気になり、一緒に注文してしまいました。注文当初は先方から6月半ばに到着と連絡があったので、「しまった」と思ったのですが、なんと1週間で届いてしまいました。こんなこともあるのですね。
Flat_mandolin

以前から1つは欲しかったフラットマンドリンですが、アメリカのカントリーミュージック用のものとは違います。ラテン系の民族用のものに近いです。値段がとても安かったので、どんなものかと思いましたが、結構ちゃんとしていますし、音が大きい!!弦高が高いのでちょっと調整が必要ですが、そのうちお披露目しましょう。ポピュラー系の音楽には合うと思いますし、ラテンものも合うでしょう。「鐘の響き」をこれで弾いてみたいです。カタニアマンドリンや6コースマンドリン等みなさんに紹介したい仲間たちが増えました。

2.アルマンドの演奏会のだいぶ前からアマデイの秋の演奏会の企画をしており、詳細が決まるまで大変でした。でも、終わったのは計画と器楽の担当パート分けだけ。練習日も大まかなことしか決まっていません。本格的なことはこれからです。

3.出張演奏の編曲が終わりました。練習はこれからですが。

4.音楽家のホームページをいくつか作っていますが、その更新依頼が2件来て急いで作業しました。それほどたいした作業ではないのですが、一刻も早く編曲を進めたかったときだったので、時間を作るのに努力が必要でした。

●現在進行中のこと

上記2も3も、部分的に終わっただけなので「進行中」とも言えますね。

1.アマデイの秋の演奏会のための編曲を進めています。今までは出張演奏が優先だったので、まだモーツァルトしかできていませんが、これから合奏協奏曲や水上の音楽の編曲を進めます。

2.途中までやって止まっていますが、栃木女子高のために2曲編曲を頼まれています。最低でも1曲は先に仕上げないと。7月14日に文化祭があって演奏するのです。(本番当日は、わたしは出席できないと思います。)

3.ホームページで公表していますが、聖歌のCDを3月に録音しました。なぜか制作が遅れていてまだ発売できません。今は印刷物の校正原稿が来るのを待っているところです。4ページだけなので校正はすぐできるのですが、、、、。

4.編曲の楽譜が出版されることが決まりました。CD「スクリーンミュージックアルバム」の時の楽譜が共同音楽出版から出版されることになったのです。出版社のホームページでは6月下旬発売となっています。今大急ぎで準備しています。発売されたらCDも再プレスしようと思います。(需要があれば、、、、ですが)
それから、楽譜の出版記念演奏会でも開こうかなあ。

5.聖歌のCDですが、もうひとつ別の企画が進んでいます。ある作曲者から業者を通じて依頼を受け、メンバーを集めて録音するのです。それが7月です。録音自体はこれからのことですが、人集めとスケジュール調整は大変でした。それらは固まったのであとは練習と録音を待つだけです。ことしは、同じ頃に、CDが2枚、楽譜が1冊と結構プレスラッシュです。

6.まだ1回しか出席していませんが、通奏低音の講習会があり、それに参加しています。なかなかためになります。自分が鍵盤を弾ければどんどん実践したいのですが、とてもできません。でも勉強して、バロックの演奏のときにいろいろと活かしたいものだと思っています。

●これからのこと

上記進行中のことは、残っている部分がこれから起きることと言えますが、他にも…

1.7月は下旬に、ピアノ教室の発表会に出演します。グループで出ますが、演奏する曲はアルマンドでやったコレルリのソナタです。メンバーはみなアルマンドで演奏した人ばかりなので、練習は1、2回くらいしかしません。でもアルマンドのときより、より完成度の高い演奏をしたいと思っています。

2.いろんなことが7月に集中したため行けなくなってしまいましたが、7月はグレゴリオの家の講習会があります。一応私はスタッフ(お手伝い)という位置づけなので、今年は参加しようか迷っていたのですが、ほとんど無理そうです。

3.スカルラッティの音楽祭があります。マンドリンの演奏会もあります。そのときにマスタークラスが開かれるかもしれません。開かれた場合は、私は受講しようと思っています。久しく人に習ったことがないので、「習う」ということがどんなことが興味津々。イタリア語で講習されるのかなあ。(通訳はいるんでしょうけど)

4.アルマンドの次の演奏会のことも時々考えています。時期、選曲、人選、会場、予算等、、、。

●まとめ 文章を読んでいるだけだと前後関係が分かりづらいので、まとめてみます。

5月中旬:アマデイの秋の演奏会の企画が固まる
5月下旬:ペルゴレージの楽譜とフラットマンドリンの輸入
6月上旬:2つの音楽家のホームページ更新、出張演奏の編曲終了
6月中〜下旬:四重奏の楽譜出版、聖歌のCD発売(できるかなあ)
 *栃女文化祭のためと、秋のアマデイの演奏会のための編曲も進める
7月:アマデイの秋に向けての練習開始
7月14日:栃木女子高文化祭(それまでの指導)、マンドリンのマスタークラス受講(予定)
7月16日:出張演奏(初めてお寺で演奏します。)
 *この頃、グレゴリオの家の講習会(参加できそうも有りません)
7月28日:ピアノ教室発表会に出演
7月下旬:2つ目の聖歌のCDのためのレコーディング
10月中旬:女声合唱団の演奏会に出演(松本市)
11月10日:アマデイマンドリンアンサンブルの演奏会

6月〜9月(月に1回):通奏低音講習会
時期未定:新しいマンドリンたちの整備、お披露目(?)
時期未定:アルマンドの2回目の演奏会の計画
時期未定:メンデルスゾーンの「エリヤ」の日本語訳歌詞を作成(できるのか?)

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2007/05/22

iPodが壊れた?

愛用のiPod Shuffle(初期型)が壊れてしまったらしいです。昨日朝までちゃんと動いていたのですが、あるときに聴こうと思ってスイッチを入れたら、ランプが点滅して、、、、。電池が無いわけではないようです。でも、iTunesからは認識されないし、Finderからも、USBメモリとしても認識されません。WindowsのiTunesでは、一応認識されたのですが、「復元」をしようとするとエラーになってしまいます。
ネットで調べると、どうもショップに持ち込むしか無いようで。ああ。

せっかく練習の録音を頭出しできるようにしたのに利用できません。仕方ないので、出来上がったデータを録音機(R-09) にもどして、聴けるようにするしかないかな、と思いました。

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2007/05/08

ご多分に洩れず「ラフォルジュルネ」

はい、今年はラ・フォル・ジュルネに行って来ました。
昨年はアマデウス2006と重なったため、空いている日も何となく行かずに終わりました。

レポートは今ちょっと書く気力がないので、聴いて来た団体と曲をリストアップしておきます。

5月5日(土)
10:15 ホールB7 レ・シエクル(F-X. ロス指揮)
    ビゼー「子どもの遊び」、サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
12:15 ホールA ウラル・フィルハーモニー管弦楽団(D. リス指揮)
    リムスキー=コルサコフ:シェヘラザード Op.35
13:45 ホールB7 オーヴェルニュ室内管弦楽団(A. van ベーク指揮)
    ヤナーチェク:弦楽のための牧歌 グリーク:2つの悲しい旋律
    ボロディン:弦楽のための夜想曲
15:30 ホールB7 オーヴェルニュ室内管弦楽団(A. van ベーク指揮)
    ドヴォルザーク:弦楽セレナード グリーク:ホルベアの時代より
5月6日(日)
14:30 ホールA シンフォニア・ヴァルソヴィア+ローザンヌ声楽アンサンブル(M. コルボ指揮)
    フォーレ:レクイエム

以上です。結構聴きましたよ。上記をみて、ああなるほど、と私の興味のある傾向が分かる方も多いでしょうね。

今回はどちらかと言うと、これまでに自分が演奏したもの、そのオリジナルを聴きたい、という気持ちが強く、そう言った観点で選びました。感想は後日(でも簡単に。…ほんとうに簡単に書けるかどうかは別として)

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2007/05/03

演奏会での贈り物ご辞退申し上げます

私のことを良くご存知の方はご承知だと思いますが、私は、演奏会の本番で、贈り物を頂くことを好みません。以前(リサイタルだったかな)は、ちらしに「出演者への贈り物はご辞退申し上げます。」と書いたこともあります。

なぜか。先ず第1は、私は、自分の演奏会のときに、とても荷物が多いからです。楽器、衣装の他に、楽譜(自分のパートだけでなく、自分が指揮でなくてもスコアを持っている)、プログラム、チラシ、その他会場で使用する雑用品、時には、販売用のCD、時には2個目の楽器、カメラ、録音機、等等、とにかくたくさんの荷物を持っていることが多いからです。だからあえて荷物を増やしたくないのです。

ほかに、会場で、受付の仕事を増やしたくない、ということもあります。受付は、お客様の案内、出演者ではできない雑用のお願い等、やっていただくことが多いので、贈り物の受け取り等の仕事を増やしたくないのです。

そして、特に舞台上での花束贈呈はきらいです。自分がお客側に回ったときに、舞台上の花束贈呈は特に好まないシーンです。あれっておかしいです。とても。演奏者へ、主催者側から花を贈っているのをよく見ます。ゲスト、エキストラならまあまだ分かりますが、自主公演で、団の指揮者とか、コンマスに花束贈呈があるのは、全くもっておかしい。仲間内で花をあげていると言う感じで、客席から見ているととてもおかしく見えます。だから自分ではそう言うことをしたくないのです。

贈り物を持参される方は、自分の気持ちを表したいのかと思います。それは分からないではありません。でも本当に出演者(と言うか、私)のことを考えてくださるなら、何も持って来ないでいただきたいと思います。演奏会で贈り物をもらうことを喜ぶ人もいることは知っています。それは妨げるつもりはません。でもそれなら、受付の仕事を増やさないために、持参した方は出演者に直接渡してほしいと思っています。

私は、自分がこんな感覚のため、人の演奏会に招待されても何も持って行きません。出演者にとってかえって困ることになるかもしれないから、と。でも贈り物大好きな人だったらどうしようと、迷うこともあります。でも、たいていは後の祭りですが。

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2007/04/15

最近聴いている音楽

最近、いろいろな曲を聴いています。少し前までは、ヘンデルを良く聴いていました。
それは、水上の音楽、王宮の花火の音楽、合奏協奏曲集作品6、メサイアでした。これを読んで「ははん」、と思った方は、かなり私のことをよく知っている人ですね。
今も引き続いて聴いているのは、今度のアルマンドの演奏会の曲です。まあ、これは普通ですね。

最近「聴いている」と言うと、多くの場合、iPodに入れて持ち歩いて、繰り返して聴いている場合が多いです。たいていの場合はいろいろな目的で「参考にするため」です。

ですが、ここ数日続けて、珍しく自分の演奏を聴きました。

まず、わたしの1枚目のCD「18世紀マンドリンとオルガン(通奏低音)のためのソナタ集」。これは、必要があって1曲聴きたかったからなのですが、他の曲もそのまま聴き続けてしまい、全曲聴いてしまいました。10年以上も前の自分の録音。今とは発想(演奏解釈など)が違うので、けっこう「面白い」と思いました。

次に去年のフォーレ レクイエムの演奏会の録音。フォーレ自体は、第1楽章(イントロイトゥス)くらいしか聴かなかったのですが、ソスピリを聴いて、、、うーん、やっぱり良いです。これ。

この演奏会では、もちろんフォーレのレクイエムが最も評価が高かったのですが、録音をいろいろな方にも聴いてもらったところ、「エルガーのソスピリが良い」と言われる割合が結構高いのです。そういえば、あのときのハーピストさんも、この曲には熱が入っていました。まさに「熱演」でしたっけ。我ながら、選曲はもちろん、マンドリンとマンドラアンサンブルの協奏曲風にしたという編曲のアイデアも当たったなあ、とちょっとうれしくなります。(もちろん、ソリスト始め、演奏者のみなさんのがんばりがあったからですが)

それから、ヘンデルのトリオソナタ作品2-2も何度か聴きました。これは、参考CDの演奏はずっと聴いて来たのですが、発表会以降は、その自分たちの演奏をやはり何度か聴きました。この曲も、演奏というより曲が良かったので、お客さん(と言ってもほとんどは発表会の出演者ですが)の評判もとても良かったです。

わたしは、自分の演奏録音を結構聴きます。演奏会の直後等は、出来上がった録音は、それこそiPodに入れても持ち歩き、何度も繰り返して聴いてしまいます。人によっては、自分の演奏録音はほとんど聴かないと言う人もいますので、大分違いますね。通常、演奏会からしばらく経つとほとんど聴かなくなるのですが、今回は、ちょっとしたきっかけで、過去の演奏を引っ張りだして聴いたのです。録音から長い時間が過ぎたものは、やはり曲の演奏解釈が違って来ていて、「今なら絶対こんな風には弾かない」と思うこともあり、またあるときには「なるほど、こんな弾き方もあったか」などと、まるで自分の演奏とは思えない感じ方をすることがあります。人の演奏を聴いて参考にするようなものです。

バロック音楽の演奏の場合、楽譜に書かれていないことを、自分でアイデアを出して、演奏することが多くあります。装飾音符を加えること等が主です。「18世紀マンドリンとオルガンのソナタ集」を改めて聴いてみると、あの当時でも、ほとんどの曲に装飾を加えて演奏していたのでちょっとびっくりしました。録音当時は(いえ、今でもですが)まだ自由に装飾を加えること等できなかったはずなのに。おそらく大分研究して楽譜に何度も書き込んでは消し、、、、とやって、ようやくできるようにしたのでしょう。今では思いつかないような装飾になっているところもありました。自分の古い録音なのに、ある意味とても新鮮に感じたのは不思議でした。

そして、きのうから聴き始めたのは、メンデルスゾーンの「エリア」と、ペルゴレージの「スターバト・マーテル」と「サルヴェ・レジーナ」です。それぞれ、ちょっと訳があって聴いています。どれも良いですねえ。わたしの知らない名曲というのは、世の中には本当にたくさんあるものなのだと実感しました。もっともっといろいろ聴いてみたいものだと思います。

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2007/04/04

過密音楽スケジュール その3 一週間編

3月18日の練習日からの一週間ですが、この一週間全体を見てもまた過密なスケジュールでした。

18日はマンドリン、聖歌ともに練習の一部を録音しておいたので、本番前にできればメンバー自身に聴いて参考にしてもらいたい、と思いました。となると曲ごとに頭出しをして、更にWebからダウンロードできるようにしなければなりません。特に聖歌の方は21日が本番ですから超特急。19日、20日の間に、大慌てで(そう言う作業のできる時間がかぎられているので)作業し、20日になんとか聴いてもらえるようにしました。ただ、メンバーにお知らせをすると、ダウンロードできないという連絡があり、また慌てて調査、設定の間違いであることが分かり修正。ようやく昼頃にちゃんと聴いてもらえるようになりました。

その後は、自分が録音を聴きならが翌日の本番に向けて勉強でした。

21日は聖歌録音の本番。既報の通り。
しかし実は録音が終わり、さらに飲み会も終わって帰宅した後に、今度はマンドリン関係の録音を編集し、聴いてもらう準備をしました。これまた、設定間違いで、ダウンロードがうまくできないという連絡をもらってから修正しました。

22日は午前中個人レッスン。空き時間に少し自分の練習もしました。午後も出張レッスン1件、その後、渋谷に移動して個人レッスンでした。2名の予定でスタジオを確保していたものの、1名おやすみだったので、その時間を自分の練習に当てましたが…ダメ。あまりの出来の悪さに落ち込み、帰りの電車でそれをテーマにブログを考えたのですが、発表会出演者のやる気に水を差すことになりそうなので、ブログには載せませんでした。そして、翌日に再起をかけることにしました。

23日朝に急いで弦を張り替え、少しだけ練習。しかし、全くダメでした。夜場所を借りてまた練習、ようやく光が見えました。しかしもはや明日では…と不安がよぎりました。

24日は発表会、本番です。既報の通り。

とまあ、こんな一週間でした。ここに書いていない仕事ももちろんあり、また並行して、楽譜作成依頼を受けていた仕事に対応したりと、いつものことですが、忙しいときはなぜか仕事が集中してしまうものですね。

さてさて5月のアルマンド。もう2か月を切ってしまったのに、これからと言う感じですが、どうなることか…。

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2007/03/31

過密音楽スケジュール その2 3月18日編

時間が後先になってしまったので、今更と言う感じですが、18日の一日も過密スケジュールでしたので書いておきます。

この日は同じ週に、聖歌のCDの録音と教室の発表会が控えていたので,その両方の最後の練習日でした。

朝、行きの電車の中で、発表会にアンサンブルで演奏するヘンデルのソナタの装飾音を考えていました。頭の中で考えただけで,練習のときにぶっつけでやります。まさに「即興」。(ちょっとちがうか)

9時半頃セッティング
キーボードも用意したので,内緒で(?)オルガンの音で、「汝、三位一体に…」の練習をしました。本番ではスピネットですが、教会音楽なので、オルガンの音も良いと思いました。(もともとオルガン曲か?)

10時 個人レッスン開始
発表会前とはいえ、基本練習のレッスンを欠かしません。良いことですね。でもそれだけに細かい弾き方等、問題点も指摘しました。30分後にチェンバロ奏者も参加して、発表会のソナタの練習をしました。多少の問題は残っているものの、前回よりお互いを聴けるようになって来たかな、と。自分の好きな曲を生徒が演奏してくれるというのはうれしいものです。

11時 ギター奏者も加わってヘンデルのソナタの練習
低音に厚みが増したので、対旋律がはっきりしてより良くなりました。最後の練習なので仕上げにかかりたいものの、まだ練習不足は否めませんでした。こちらを参照

でも、練習を録音して聴いた限りは、まあまあかなと。聴いてみて速い楽章にトレモロはしない方が良いと思い、本番のときにはトレモロは3楽章のみとしました。やはり、演奏は客感的に聴いてみるものだと思いました。

12時 歌のソロ、リコーダーとの合わせ練習
ヘ音記号の部分をマンドラで弾くのに、そのままで行けるかと思ったら、全然だめ、しかもマンドリンしか用意できなかったので、雰囲気が大分違ってしまいました。すみません。

ちなみに本番では、ちゃんと譜面を書き直しました。そしたらなぜか、マンドリンで弾いた方が雰囲気が良さそうなので、マンドリンにしました。

12時半 今度はマンドリン2重奏の練習
これまでに2回合わせの機会を持っていただけに、少々難易度の高い曲ではありますが、聴き応えのある演奏ができそう…。でもまだ不安はあり…と言う感じでした。

13時 歌とミュージックベルの練習
ベルは初めて加わった方もいて、当日まで全員揃わない状況ではありますが、なかなか楽しみになりました。歌は、すでに2回目のため、大分慣れて良い感じでした。

あれ、昼休みを取る時間がない…。時間配分を間違えたか…。

14時 アンサンブルアルマンドの全体合奏の練習
3曲とも練習しました。まだまだのところもあるものの、少し良くなって来たかな、というところ。でも、本格的な練習に入れるのは、発表会が終わってから、と言う感じでした。
16時半ころまで、練習時間を延長して練習しました。

ここで、ようやく休憩時間が取れました。(もちろんそれまでも練習の合間の休憩は少しありましたが
昼休みに食事もしていないのですが、おなかがすいたというより、疲れてふらふらだったので何か食べないとこのあとの聖歌の練習ができない、と急いで、必死に(?)食べました。

17時CD制作のための合唱練習開始
この段階でかなり疲れていたので、練習が心配でしたが、始まっていしまえば心配は消えました。

難易度の高い曲を中心に、また発音しづらいところ等をチェックしながら練習を進めました。
一部、練習を録音しておいたので、あとで聴いてみると、練習時に取り決めたことが必ずしもCD録音にはふさわしいものではないと思えるところがあり、本番当日に変更したものもありました。メンバーには迷惑をおかけしましたが、練習を録音しておいたおかげでより良い本番となったと思っています。

練習前の予定では、(その時疲れていたからではなく、前からの考えでは)難しい曲の確認だけやって早めに切り上げるつもりだったのですが、思いのほか細かいところまでチェックしながら練習したため、結局ほぼ20時まで目一杯練習してしまいました。本当に疲れました。でもとても充実感のある練習でした。(その後の一週間についてはまた後日

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2007/03/20

図書館から借りたCD

先日図書館から初めてCDを借りました。(2つ)

今まであまり利用していなかったのですが、今度、ヘンデルの協奏曲などを調べる必要があり、ふと思い立って図書館のCDのコーナーを見たら、ほしいものがちゃんとあったので、早速借りてきたのです。

その日はカルチャーセンターの仕事の日で、移動も多く、リュックにたくさんの荷物を入れていた上に、図書館のCDも入れて歩いていました。さて家へ帰り、早速CDを聴こうと取り出すと…、CDケースにひびが入っていたのです。ひえー!!どうしよう…。えーい手持ちのケースに入れ替えちゃえ…、ありゃ。2つとも2枚組みの特別のケースで、なおかつ、図書館の保護シールが全面に貼られていて、はがしたりしたら付かなくなりそうだし…。万事休す。

ついに謝る覚悟で図書館へ返しに行きました。2つのCDを差し出し、「返却です」…しばし沈黙。「あの、ケースにひびが入ってしまって…。」と言ったら、図書館の係りの人がケースをじぃっと見て「すでに図書館の方が修理していますので大丈夫です」と。 はれ? 

どうやら、全面にシールが貼ってあるのは、「すでにひびが入っていたから修理したものだ」ということらしいです。つまり(はっきりは言ってくれなかったのですが)「私が割ったということではないらしい」。

というわけで、お咎めなしでした。ああ、よかった。

でも、借りたときは、ひびは目に入らなかったのだけど…。気が付かなかっただけなのかなぁ。まあ何はともあれここ数週間のドキドキが「ホッ」に代わった瞬間でした。

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人に聴いてもらうと…

私は常々「楽器の上達のためには、人に教わるということが大切」と話していますが、先日自分がそれを体験しました。

これまで発表会のためにスピネットを練習して来ました。初めて取り組んだ曲をお披露目するために、ほぼ独学で練習して来て、そこそこ弾けるようになって来ていました。自分でもよく練習できたものだと思うほどだったのですが、それでもできとしてはいまいちだと感じていました。

先日、たまたまちょっと人に練習を見てもらう機会があり、初めて人前で弾いてみました。まだつっかえつっかえで、とても恥ずかしかったものの、なんとか弾きました。

その時聴いてくれた人がアドバイスをくれたのですが、その指摘は、私が自分では全く気づかなかったことでした。その曲は、右手と左手で似た旋律を追いかけるように弾くのですが、右手は旋律らしく弾けても、左手は全く歌えていませんでした。そこで、「左手の旋律を意識しながら弾く」というアドバイスを受け、そうしたら、ずいぶんと違って来ました。

また、終わりの数小節で3声部になるのですが、その真ん中の声部にも1つの旋律があることを全く意識していませんでした。これも指摘されて気をつけて弾いたら演奏が少し変わりました。

筆者 注 分かったからと言って、すぐにできるものではないですね。

おそらく、人が演奏するのを聴く立場だったら自分でも気づいていたかもしれないこと。それが自分が取り組んでいるときには全く気づかなかったわけです。

やはり「人に教わる」というか「人に聴いてもらう」ということは本当に大切なことなのだと実感したのでした。

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2007/03/08

クラシックがポピュラーになる

「熱狂の日」のチケット発売が近づいて来ましたね。すでに先行発売というのは始まっているようです。

「熱狂の日」はゴールデンウィークの定番となりつつある気がします。
これが始まったおかげで、普段クラシックを聴かないような人たちでも、低価格で、しかもたくさんの公演があるということで、足を運びやすくなりました。のだめ効果もあると思います。

それはとても良いことで、私も歓迎します。良い意味での「クラシックのポピュラー化」とも言えましょう。

「popular」とはもともと、「人に好評である」という意味から来ていますから、クラシック音楽が「ポピュラー」でも悪くはないのはずです。ただ、もうひとつ「はやっている、受けが良い」などの意味があるため、「通俗的な」という意味になり、「クラシック音楽」に対して「ポピュラー音楽」という使い方がされているわけですね。

とにかく、クラシック音楽に関わるものとして、少しでも多くの方がクラシック音楽に興味を持ってもらえることは歓迎すべきことだと思っています。ただ、、、、

ちょっと困ったことに、ゴールデンウィークには東京近郊でコンサートを企画しても、お客さんが集まりにくくなったということがあります。昨年はこれで痛い目に遭いました(それは別に「熱狂の日」のせいじゃないだろう、ということは置いておいて……)。だから、今年はゴールデンウィークは外して、5月下旬にアルマンドの演奏会を企画しています。何だか良いような悪いような、です。

「ポピュラーになる」=「人気が出る、よく知られる」ということのもう1つ残念なことがあります。これは、曲についてです。

ヴィヴァルディの「四季」(とくに「春」)、バッハのG線上のアリア(? 「管弦楽組曲第3番」の「Air」)、ヘンデルの「メサイア」、各作曲家の「レクイエム」、ベートーベンの「合唱付き」など、クラシックを聴かない人でも知っているような有名な曲の場合、逆に良く知られすぎてとても軽々しく扱われることがあります。クラシック音楽の関係者であっても同様です。

よく知られているが故に、いろいろな団体で演奏されるのですが、その作品の深さ等をあまり考えていないような演奏を聴くと悲しくなります。教会音楽の作品はもとより、宗教性のない作品であっても、その作品がすばらしいものであればあるほど、扱い方が悪いと悲しくなります。「演奏」に限らず、「(作品について)語る」のを聞くときもそうです。中途半端な知識で話しているのを聞いたり、ブログで読んだりするとがっかりします。こんなことなら有名になってほしくなかったとさえ思います。

上に挙げた作品のいくつかは、私が演奏したことのあるものです。これからも演奏することがあると思います。演奏のときにはいつもその作品の深さを考え、大切にして、心を込めて演奏したいものだと思っています。

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2007/02/17

フォーレとメサイアの演奏会情報

を、Gregorio.jpというサイトで公開しているのですが、最近はアクセスも多いらしく、演奏会情報の掲載依頼も時々来るようになりました。

ところが、やはり見落としも多いようで、今になって、昨年メサイア演奏会があったのに、私が知らずに「演奏会情報」に掲載していなかったものがいくつか見つかりました。
また今年の新たな演奏会情報も見つけました。

フォーレのレクイエムの方も調査中です。後日調査結果を反映させたいと思っています。

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2007/02/16

ヤマハはしばらく一丁目

というわけで、ヤマハ銀座店の仮店舗に行って来ました。いえ、今日が初めてではなく、以前にも一度行っていたのですが、その時はレポートしませんでした。

「仮店舗」と聞くとプレハブか?(古い!)と思ってしまいますが、もちろんそんなわけなく、狭いながらもビルをひとつ借り切って(買い取って?)いるようで、ビルの屋上にも簡単とは言えちゃんとヤマハの看板が乗っているし、ビル全体が外から見ると、楽器店らしい装飾がしてあります。まあ、2年近く営業するのですから当然かもしれませんね。でも、初めて行ったときはちょっとびっくりしました。

でも確かに1フロアの面積は狭く、楽譜売り場は渋谷店に近いくらいですし、電子キーボードのコーナーなんてほんの少ししか置いていません。やはり「仮店舗」なのですね。

エレベータも1つだけ、それを店員も、搬入業者も使います。というわけで、かなり手狭ですが、そこはヤマハ銀座です。私が何か楽譜を探そう、というときは、やっぱり行ってしまいますね。

ところで、そのお店の場所ですが、前回は行きは割とすぐに場所を見つけたのですが、帰りは迷いそうだったので、すぐそばの銀座一丁目駅から電車で帰りました。今日は銀座線だったので、銀座駅から歩いたら迷った、迷った。あんまり分からないので、一旦銀座一丁目駅に入り、地図を見て(といっても仮店舗は載っていない)多分こっちだろう、と歩いて行って、地上に出たら目の前でした。たすかったぁー。

今日は、ある楽譜を買うのが目的で行きました。目的のものはすぐに見つかったので、ついでに、レッスン用の月謝袋(今度はチャーリーブラウン!)と別の仕事で使う楽譜も買ってきました。結構な出費です。でも、新しい楽譜を買うのってわくわくします。それまでCDを聞いていても楽譜がなかったものが、手許に楽譜が来るとまた違った感じで聞くことができます。明日からCDを聞くのがまた楽しみです。

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2007/02/14

のだめ17読みました

今日買って、マクドナルドによって一気に読んでしまいました。
テレビは全く見ていませんが、本はやはり面白いので、全部読みます。
今回は、お父さんの出現が唐突な感じでしたが、指揮者が失敗するときの心理など、身につまされるような気がしました。いつもそうですが、のだめを読むとそのストーリー展開がどんなものであれ、「ああ、演奏会をしたいな」という気持ちにさせられます。私が演奏会を企画するのと、のだめが発刊になるのとどちらが頻度が高いか分かりませんが。

だからというわけでは有りませんが、今、ある演奏会の企画を具体化させることを考えています。え、楽譜作成が終わるとすぐ次のことを考えるのはいつもの癖ですって。そうですね。

いつもは、演奏会に向けての練習がある程度進み、本番が近づくと、ついその次を考えてしまうのですが、今回は、まだこれから演奏会のための練習が本格的に始まるときだというのに、もう次のことです。でもちょっと訳があるのです。もう少ししたら発表すると思います。
もっとも、今引き受けている楽譜作成の仕事(=これは自分の演奏とは全く関係ない)が終わらないとあまり大きく動くことはできませんが。

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2007/02/11

最近の出来事から

●我が愛器?

先日、長い付き合いの我が愛器(というのか)石川マンドリン(1984年製20年以上の付き合い)の調整をしてもらいました。しばらく前に落としてしまった際に糸巻きの一部が曲がってしまったことと、最近どうも1番弦の鳴りが悪いし、また調律が狂いやすいということもあったので。
結果として、
1.調律が狂いやすいのは弦の張り方が悪かったようです。(おはずかしい)
2.糸巻きは部品交換で完治。
3.1番弦の鳴りの悪さは、弦留め近くにフェルトを挟んでいたのを取り去るということで様子を見る。

3つ目に関しては、あとはフレット交換をしてみるということだそうです。
でも、フェルトを外しただけで大分鳴りが良くなった気がするので、とりあえずしばらく様子を見ます。フェルトは雑音防止にずっと付けていたのですが、私のくらい古い楽器になると、もうあまり心配がないのだそうです。そんなもんですかねえ。それにしても20年以上の付き合いなので、そろそろ買い換えの時期かと思っていたのがまだまだ現役で働いてもらえそうで、ちょっとうれしいです。

●弦 オプティマ青

その時、弦を張り替えたのですが、楽器やさんの提案で、GD線をオプティマの青にしてみました。
楽器やさんに言わせると、オプティマの中ではもっともトマスティクに近い音がすると。
オプティマの弦は最近になってあまりにいろいろな種類が増えたものの、どの弦がどんな音がするかの情報が少なく、どう違うのか、教えてほしかったので、ちょうど良い機会でした。
(カタログやWeb上では材質など特徴は解るのですが、「どんな音がする」ことに関してあまりはっきりした情報がありませんね。その辺が不満でした。)

もちろん、オプティマとトマスティクでは違いますが、確かに、私好みの音がしました。トマスティクは柔らかい音ですし、押さえも楽で、もっとも音楽的な音だと思って使っていますが、張り替えてしばらくするととてもこもった音になってしまうのが難点です。その点はオプティマの方が長持ちしますね。しばらく使ってみて、様子を見たいと思います。もっとも、5月のアルマンドではやはりトマスティクでしょう。それももっとも柔らかい弦にすると思います。(このトマスティクの黄色は以前は国内で手に入らず、輸入していたのですが、最近は中川弦楽器さんで扱っているようです。)
あと、1番弦には、別の弦も仕入れました。いずれこれも試してみます。(どのメーカーの弦かはレポートするときまで内緒です。)

●アンサンブルアルマンドの楽譜

私は年中編曲、楽譜作りに追われています。私の団体、「アマデイ」「アマデウス2006」「アルマンド」(って、一応別の団体ですが、構成メンバーはほとんど同じ)では、いつも普通のマンドリン合奏とは違う編成での演奏が多いので、市販の譜面が使えないからです。もっとも編成だけでなく選曲がだいたい市販されていない曲が多いからですが。

5月のアンサンブルアルマンドの楽譜がようやく出来ました。小編成の曲は以前から出来ていて練習を始めていたのですが、全体合奏の曲が全く遅れていたのでした。3月から本格練習になりますので、それまでには間に合うようにと必死でした。今回の全体合奏はみなバッハですし、オリジナル編成とほぼ同じ構成なので、「編曲」自体はたいしたことはありません。(正確に言えば、オリジナル編成に相当する楽器を揃えた編成と言えます。私の「編曲」のスタンスは、「なるべく手を加えず、オリジナルをそのまま(に近い形で)演奏する」という主義ですので。)

管楽器が別の楽器に置き換わっていることと、マンドラ・テノーレとギターとバスリコーダーがバスパートを担当するため、音域にあわせて多少オクターブの移動が必要なことくらいが変更点です。
(正確にはバスリコーダーは譜面上はファゴットのパートそのままです。オクターブの移動は演奏者に任せます。)
それでも、一部直すなら、直すパート譜だけを作るのではなく、全パートを同じスコアにまとめたいものですから、結局全パート作ることになってしまいます。そんなわけで、大分時間がかかりました。明日からはいよいよ、楽器を練習する側に回ります。

●メサイア

メサイアの企画をのばしのばしで来てしまいました。いつの間にか登録者が多くなっています。器楽の登録希望者(マンドリン属以外の楽器)も出て来ました。それでなんとか今年できないか摸索しています。大幅に方向を変更しても、一応「メサイア」らしいプログラムに出来たらと思っています。まだ詳しくは書けませんが、いずれ公表したいと思います。

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2007/02/03

アンサンブル音楽三昧

聴いて来ました。よかったですよ〜〜!
アレンジは、必ずしもすべてが「すばらしい編曲」とは言い切れませんでしたが、
原曲とは違った味わいのある曲あり、あるいは原曲を知らないけど、それだけにこの編成のための作品かと思わせるようなものあり、でいろいろでした。

ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの音のすばらしさを再確認しました。
フルートとリコーダー(持ち換え)は、特にフルート(トラベルソ)が良かったです。コントラバスは音が良いというより、あの古楽器であんな高い音まで弾くの?というくらいの技術的な面に圧倒されました。チェンバロはところどころチェンバロらしい美しさがありましたが、全体的には今ひとつかな、と言う感じでした。チェンバロという楽器自体はとても好きなのですが、いまいち、全体の中での存在感としては小さかった気がします。

明日が本番なので早く休まなくちゃ(ってもう結構遅いけど)。今日のレポート、詳しくはまた後日に。

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2007/01/27

Finale 2007

楽譜の作成に使っているFinaleの2007年バージョンのお知らせが来ました。
このソフト、高いのに毎年バージョンアップするから大変です。
それで、2006は買わなかったのですが、そのため、今回のバージョンアップ代がちょっと高くなってしまいました。
21000円。2006を買っている人は、13650円だそうです。高く払うのがいやなら毎年バージョンアップしなさいということなのでしょうが、去年2006を買っていたらその時点での出費も1万円以上しただろうから、1年おきくらいでいいのかも。

それにしても、Finaleは私が買った当初はとんでもなく高いものでした。今のMacBookの1台分くらいの額でしたから。今は安くなったとは言え、バージョンアップだけでも上記の額ですから、普通のソフトだったら新しく買ったってこれよりやすいものも多いくらいですね。

とは言え機能は高く、とても重宝しているから文句も言えないですね。
2007の新しい機能のひとつに、1つのファイルでパート譜とスコアが連動するようになったということがあります。
今までですと、スコアを作って、それからパート譜を書き出してパートごとのファイルがいくつも出来て、修正が見つかると、その両方を直したり、、、、ということでしたが、今度は1つのファイルで両方の作業が出来るというわけで、便利です。

ただ…、このソフトは、G3マックでは動かないのです。サブのマシンでは使えないか……。Windowsも古いし困った。(ハイブリッドバージョンなので、マックとWindowsの両方で使っています。)

あれまあ、ハードも買えということかい。うーん。
「仕事だから、仕方ない、新しいマックを買うか。」(大義名分が出来た!)

大義名分は出来ても、お金が出来ない(?)。
ああ、宝くじだのみ。(年末に買ったものまだ調べていなかった……。)

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2007/01/25

楽器の編成についての考察

先日の「中国放送民族楽団」も編曲という面からマンドリン合奏の参考になるコンサートでしたが、もうひとつ、近々行われるコンサートに、「編曲」という面でとても注目するコンサートがあります。

アンサンブル音楽三昧、という団体です。

古典四重奏団、BWV2001などで活躍される田崎先生が演奏者としてだけでなく、編曲を担当している団体なので、以前から注目していましたが、まだ一度もまともに演奏は聴いたことがありませんでした。今度、何とか聴く機会ができましたので、生の演奏を聴くのをとても楽しみにしています。

この団体を簡単に紹介しますと、(アンサンブル音楽三昧のホームページより抜粋)

1984年結成の5人編成ユニット。チェンバロ・ガンバ・リコーダーなどの古楽器と、フルート・ヴァイオリン・チェロ・コントラバスなどのモダン楽器を駆使、ピアノ、オーケストラ曲を再創造する。

とあります。5人でピアノ曲から、大編成のオーケストラまでを演奏してしまいます。いかにマンドリンより大きな音のする楽器を使用するとはいえ、たった5人でオーケストラに負けない演奏をするという点では、その音楽作りから、マンドリン合奏のために参考になることがたくさん見出せるのではないかと思います。

マンドリン合奏はなぜか単一の音色を好む傾向にあると思います。

すべての団体とは言いませんが、多くの団体で、マンドリン、ギター以外の楽器を合奏に加えることをかたくなに拒否する傾向があります。コントラバスでさえ、否定しているところもあります。

私に言わせれば、それならなぜギターはOKなの?と言う感じですが。「マンドリン・ギターオーケストラ」でからでしょうか。でもそれなら、なぜギターは1つの音域だけで、違う音域のギターを入れないのでしょう。本当に不思議です。

先日の中国放送民族楽団もそうですが、上記「音楽三昧」も、その他通常のオーケストラと違う編成の団体では、たいていは、少人数であってもいろいろな種類の楽器で合奏団を組みます。マンドリン合奏はどうして音色を1色にしたがるのでしょうか。いろいろな音色があればこそ面白いし、演奏効果もあるのに。

フンメルが、モーツァルトの交響曲を室内楽に編曲した一連の作品がありますが、たしか、フルートとヴァイオリン、チェロとピアノという編成だったと思います。やはり、音色の変化を利用しようとしたものだと思います。

クラリネットのオーケストラ、フルートのオーケストラ、ヴィオロンチェロオーケストラなんて言うのもあることはありますが、とても特殊ですし、どちらかと言うと常設の楽団というより、フェスティヴァル的なやり方ですね。

マンドリンに似た、同族楽器ばかりで演奏を行う合奏団と言うと、リコーダーアンサンブルくらいでしょうか。リコーダーはバロックの時代はオーケストラのメンバーでしたが、古典派以降は、現在まで、同族楽器の合奏が主になっていますね。マンドリンと成り立ちが似ている気がします。

弦楽オーケストラはもちろんたくさんありますが、それとて、作曲された作品は管弦楽に比べたら数はぐっと少ないわけです。団体の数としても少ないですね。私は、弦楽オーケストラの作品がとても好きですが、だからといってそればっかりだったらやはり寂しいです。同様に私は、マンドリンが好きですから、マンドリン系楽器だけの演奏も大事にします。でもそれは、ひとつの形態に過ぎず、むしろ、ちょっと特殊といってもよいでしょう。最近は、管楽器のメンバーが加わることが増えてきて、おかげでレパートリーも広がり、演奏する音楽、興味を持つ音楽も増えました。そして、演奏会を開いたときに聴いてくださる方も増えました。

私がかつて、初めてのCDを出したころ、まだ、マンドリンとオルガンの組み合わせを聴くことはほとんどありませんでした。もっともバロックの演奏をするマンドリン奏者が少なく、いても共演はギターだったり、ピアノだったりで、チェンバロでさえ共演することが少なかったころですからオルガンとの共演が少ないのは当然でした。それに、マンドリンのはじく音には、同じようなはじく音の楽器が共演することがふさわしい、と言う考えが一般的でした。

ところが、私はあるきっかけから、オルガンと共演するようになり、この全く違った発音原理の楽器同士の共演が面白くなりました。普通なら、音の持続するオルガンにたいして、バロックのマンドリンのようにトレモロを使わない、減衰する音の楽器とでは、マンドリンが負けてしまって、音楽ならないように思えます。ところが実際にはやってみるとうまく合うのです。お互いが持っていないものを補完しあうような感じです。それがかえって効果的でした。そして、何より、音量的には負けていても、アタックの強さが、オルガンの音を超えてマンドリンの音を通らせてくれるらしく、意外に良く聴こえます。むしろ、チェンバロと一緒に演奏する方が、音が負けてしまうくらいです。

これは実際に2枚のCDを作成して分かったことです。1枚目のCDはオルガンとの共演。これは、録音に際してバランスの調整は不要でした。それに対し、2枚目のCDのチェンバロとの共演では、音量のバランスを取るのにとても苦労しました。

1枚目のCDを出したときに、2冊の雑誌で取り上げられましたが、一様に、音色の違う組み合わせを評価されました。

そう言えば大学生のとき、私の音楽学・音楽史コースの教授から、「マンドリンの人もこれからは他の楽器との共演を考えるべき」と言われたものでした。

いろいろ反対の意見もあると思います。実際、クラシック音楽の専門家の方の中にも、マンドリンは他の楽器と合わせると、良くない、という意見も頂きました。(ただ、それには、マンドリンは他の楽器に対応するような音が出せないから、みたいなニュアンスがあったのも事実です。)

一番考えていただきたいのは、今のマンドリン合奏の編成、マンドリン1、2、マンドラ、マンドロンチェロ、ギター、コントラバス(またはマンドローネ)という6部編成が本当にベストなのか、ということです。それが一番いいと本当に思うならそれでいいです。良く考察した上のことなら。

そして、自分に取ってそれが最高であったとしても、だから「そうでなければいけない」と決めつけるのは止めてほしいと思います。いろいろな団体があって良いと思います。自分に取って良いと思うものを続けて行けば良いと思います。私は、「自分が好きな音」を求め続けるし、また、「演奏しても楽しいし、聴いていただく方にも喜んでいただける音楽を演奏する」ということを続けて行きたいと思います。だから、これからも、マンドリン属楽器のみの演奏もしますし、管楽器やその他の楽器との共演ももっと続けて行きたいと思います。

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2007/01/23

俺たちの音を聴け!

「モーストリークラシック」という雑誌をご存知でしょうか。発行元が産経新聞社と、ちょっと意外な感じのする音楽雑誌です。

その中に「俺たちの音を聴け!」というコーナーがーあり、アマチュアの音楽団体を紹介する記事が掲載されています。

2007年2月号に登場したのが、学習院OB管弦楽団。そう、昨年12月にわたしがエキストラで出演した団体です。その練習の際に取材に来ていました。それで気になったので、雑誌を買って読みました。写真も豊富なので、あのときにお世話になった方々がたくさん写っていました。練習風景を撮影していたので、もしかしたら、と思いましたが、やはりエキストラは写っていませんでした。全員が集合して、カメラマンが2階から撮影した写真がありましたが、あの時まぎれて写ってしまえばよかったかな。…なんて、そんなことできませんが。

練習2回と本番でお会いしただけの方たちですが、何かとても懐かしく思いました。またご一緒させてもらえたらなあ、と思います。

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2007/01/10

ヤマハ銀座

銀座のヤマハが閉店しましたね。
もちろん「やめてしまった」のではありません。
ビルの建替え工事のために、仮店舗に移動するための閉店です。
昨年から知っていましたが、1月下旬だと思っていて、
時間があったら買い物に行こうと思っていました。
なかなか時間が取れず、今週か来週行こうかな、と思っていて、
お店のホームページを確認したら、なんと5日まで営業で、
その後は19日から仮店舗での営業だそうです。
(場所はどこ?銀座一丁目のようですが、よくわからない…)

思えばあのビルには良く通いました。
マンドリンの楽譜なんてないですが、それでも、参考にする楽譜を求めて随分通ったと思います。
学生時代はかなり通ったと思います(何年前の話?)。ここ数年は、インターネットで楽譜を買うことも多く、楽器店まで行かないことも多いですが、曲が良く分からなかったり、内容を確認してから注文したいときなどは、やはりお店に直接行く必要がありました。

楽器フロアではおもちゃのような楽器を買ったりしたこともありました。
音楽のグッズもいろいろありましたね。
ハンドベルの曲集も買いました。
昨年はフォーレのヴォーカルスコアをいったいくつ買ったことやら。

以前、音楽とは別の仕事で、ホールを借りて仕事をしたこともあります。
(そう言えば、音楽であのホールに行ったことはありませんでした。)

そんなこんなで思い出のあるビルでした。建替えるくらい古いビルですから、それなりに味わいのある建物でした。楽譜売り場が地下なので良く階段を利用しましたが、あの階段は割りと好きでした。

ビルが新しくなるのは、2009年春とか。
(2009年!自分の年のことは考えないことにしておこう)

随分先だなあ、なんて思っているとあっという間に来てしまうかも。
新店舗はどんなお店になるのか、とても楽しみです。

仮店舗は狭くないのでしょうか。ちょっと心配。
使いにくかったら行かなくなってしまうでしょうね。

銀座かあ…、他に行くところは山野楽器くらいしかないのです。
ヤマハは楽譜、山野はCDとすみわけができていたけど、
両方あるから行くんですよね。CDはそれこそネットで買うことがほとんどになってしまったし。

あ、アップルストアがあった。でもまだ行った事がないのです。
アップルユーザーなのに。

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2007/01/05

最近のCDから

本当は「最近」というほどではなく「比較的新しい」程度なのですが、新しく入手したCDについての話題です。

●ラッター指揮のフォーレ レクイエム(コレギウムレコーズ COLCD109)

これは、昨年の10月に話題にしたものなのですが、「*アマゾンでアメリカの業者の在庫を見つけたので注文してしまいました!(10月8日)」とお知らせしたものの、待てど暮らせど届きませんでした。外国の中古でしたので、たまにはこんなこともあるか、とお金は引き落とされたものの、あきらめていました。そこの業者は何度か利用しているので信用はできるので、今回は「たまたま」事故だろうと思っていたのです。そしたら、、、12月上旬に届きました。到着まで2ヶ月です!「船便?」とさえ思えてしまいますが、どうなのでしょう。実は、これが届いたので、安心して、また更に1枚注文していますが、やはりまだ届きません。これもいつか待てば届くのでしょうか。

さて、このCDには、ラッターさんの指揮によるフォーレのレクイエムが入っており、昨年の私たちの演奏がラッター版のヴォーカルスコアを利用したこともあり、とても参考になるものでした。
初めは人から借りて聴き、気に入ったので注文したものなので、内容についてのコメントはこちらをお読みください。それにしても、フォーレの演奏会が終わってから1ヶ月もしてから届くとはねえ。

●トレヴァー・ピノック指揮 イングリッシュ・コンサート
 バッハ:管弦楽組曲全曲とシンフォニア集

ピノックによる管弦楽組曲のCDはずっと以前から持っていて、トン・コープマンと比較しながらこれまでも参考にしてきました。このCDでは「管弦楽組曲」も新録音なので、私が持っているものとは違っていました。ですので、同じ演奏者でも2種類の演奏を比較して聴くことができます。

今回、アンサンブルアルマンドの選曲等の参考にするために、バッハの他の管弦楽作品を探していて、この「シンフォニア集」に興味をもち、入手しました。「バッハが好き」という方は多いと思いますが、バッハの作品に締める「管弦楽曲」は意外に少ないです。「協奏曲」という形を除くと、管弦楽組曲くらいしかないのです。…私の知る限りでは。それで、昨年何曲かのカンタータを聴いたときに、その「序曲」のうちには器楽作品として演奏したくなるようなものがいくつかあり、それで、シンフォニアを取り上げたくなったのです。
今回入手したCDの中で何曲かは演奏してみたくなるものでしたが、中でもカンタータ42「同じ安息日の夕べに」の序曲が、管弦楽組曲1番と編成も同じでもっとも演奏しやすそうでした。他にも去年の「オールバッハプログラム」で取り上げたカンタータの編成と同じもの等、マンドリンでも演奏が可能と思われる曲が多かったです。

1つ目のCD:
バッハ 管弦楽組曲 全曲(1978~79年録音 アルヒーフ F24 A20053)
2つ目のCD
バッハ 管弦楽組曲 全曲とカンタータやオラトリオの序曲(1993~94年録音 アルヒーフ UCCA-3131/2)

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2007/01/01

あけましておめでとうございます。

「ジルベスターコンサート」を見るとあちらこちらで宣言していましたが、体調不良ではなく、偶然見てしまったNHK教育の「モーツァルト・イヤー2006 ハイライト」にはまってしまい、結局最後まで見て(聴いて)しまいました。

私はカウントダウンが好きなので(「ジルベスターコンサート」だけでなく、子供の頃は「ゆく年来る年」の時計が好きでした)、やはりチェンネルを代えようかと思いましたが、NHKの方は、最後がアーノンクールとウィーンフィルによる「ジュピター」全曲だったので、聴き逃すのがもったいなく、実際、1楽章を聴いたら聴き続けたい衝動が押さえられず、最後まで聴いてしまいました。

いやーすばらしいですね。この放送の中では、いろいろな指揮者、歌手、そしてオーケストラが出て来たので、その聴き比べもとても良かったです。
何人もの指揮者、歌手、それぞれ最高峰の人たちの演奏ですので、圧倒されてしまいました。

なお、偶然だとは思いますが、最後の「ジュピター」第3楽章メヌエットが終わった瞬間がちょうど年明けでした。

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2006/12/23

ねっこ君

今話題になりつつある(?)ようですね。

NHKのみんなのうたで、今月流れている曲です。
歌っているのは、なんと山本譲二、演歌歌手です。

なるほど、粋な感じに仕上がって、ぴったりです。
それにしても、すごい人選です。

先月の「ぼくはくま」宇多田ヒカルも結構人気があったようですね。
マクドナルドで流れていてびっくりしました。

うちの子供はどっちも好きですが、、、、、「ねっこ君」に、はまっています。
(今流れているからでしょうけど)

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2006/12/19

発表会のエントリー

久松マンドリン教室の発表会は2007年3月24日(土)に行われることになりました。
つきましては、出演者を受け付けています。

この発表会は、「マンドリン教室の発表の場」であると同時に、久松に関係のある方達全員の発表の場となっており、「マンドリン」という楽器にこだわる必要がない、というのが特徴です。

今年の3月の「本業と副業の会」も盛り上がりましたが、来年もいろいろとエントリーされ始めています。いろいろな楽器があった方が楽しいので、ふるってご参加ください。現在のエントリー

詳しくは募集要項をご覧下さい。

さて、今私の主宰(?)するグル−プヘの参加者を募っています。

ミュージックベルアンサンブル「ベル鈴ゾリステン」(「ベルリンゾリステン」と読みます。)

候補曲は「星に願いを」「まぶねのなかに(Away in a manger)」
2曲を候補に挙げていますが、練習してみて無理だったら、あるいは編曲ができない場合は、1曲になります。「星に願いを」は歌の楽譜2重奏がそのまま使えるのでもう楽譜はあります。

ミュージックベルは練習に参加したその日から初めての方でも演奏に参加できます。ぜひご参加ください。

女声合唱(男声も歓迎します。男声の参加があれば「混声」に直しましょう)
今年は「ユビラテ・デオ聖歌隊」と名乗ったのですが、曲がどうなるかによって団体名は変更の可能性があります。

私の候補曲は、

女声合唱(マンドリン伴奏)の「蟻の歌」(寺嶋陸也作曲「わが庭の歌」より)
グレゴリオ聖歌 「Salve Regina」

ですが、参加メンバーから、日本語の歌を、という希望が上がっています。
「やしの実」、「花」、「グリーングリーン」、「大地讃頌」
ジブリの「耳をすませば」の主題歌「カントリー・ロード」 ほか

久松追加 「つばさを下さい」「空よ」

久松の初めの候補曲「蟻の歌」はちょっと合唱になれてないと難しいかも。
「Salve Regina」は誰もいなかったら一人で歌うかなあ。(「やめてくれ〜」と思う方は一緒に歌ってください。)いまのところ、歌は「副業」の方ばかりですが、歌が「本業」という方が参加してくれたら良いのですが‥‥だれかいませんか?。

「本業と副業(の会)」についてはこちらを参照してください。

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2006/11/25

DVDを観て、録音を聴いて

フォーレの演奏会のDVDを観ました(一部ですが)。自分のMacよりも、他で使っているWindowsの方がきっときれいに見えるだろうと試してみたらやはりきれいでした。

それを観ていたら、スーパー等を入れて編集したくなりました。ところが、今までの私の環境(持っている機材)では、DVDビデオからパソコンに取り込むのがとても手間でした。VHSテープからの方が簡単だったのです。これまでのやり方は、2つのコンピュータをつないで、1つのコンピュータでDVDを再生し、間にコンバータをはさんで、もう1つのコンピュータにアナログ的に取り込むしかなったのです。これだと時間がかかるし、若干画質が落ちます。で、もしかしたらと調べてみたら、Windows用のフリーソフトが見つかり、取り込みに成功しました。さらに、探しまわった結果、Mac用のものも見つけたのです。今それでテストしています。でも、悲しいかな、ハードディスクの空きがとても少なく、ほんの少ししか取り込めませんでした。まあ、テストですから良いでしょう。空き容量さえあれば取り込めそうです。よしよし。……とはいえ完成には時間がかかりそうなので、この話題はしばらくお待ちください。

さて、その際に、音声を聞いてみると、さすがデジタル録音されている為、家庭用ビデオにも関わらず、結構良い音で入っています。もちろん、専門の業者の録音には及びませんが、映像と一緒に観られるので、臨場感にあふれ、演奏会場の雰囲気が分かって、それにお客様の動きも少し見えるので、お客様の反応が分かります。(後ろ姿ですけどね)

そして、CDの録音業者から、各曲の間の時間を調整し直したCDが届きました。盤面は私が渡したデータで印刷されています。後はジャケット側が印刷されれば完成です。今回はその調整のチェックの為に中身だけ送って来たのでした。

それで、試しに聴き始めたのですが、もう何度も聴いている自分たちの演奏なのですが、飽きることなく一気に全部聴いてしまいました。いいですよ。あまり良い出来ではなかったと思う、ブランデンブルクでさえとても良い感じ。ソスピリに至っては、こんな良い曲だったのか、と改めて思うほどです。もちろん、全体に音声がクリアなだけに、細かいミスは自分が録音したものよりはっきりしてしまい、良く聴いていると、いろいろ分かってしまいますが、あまり気にすることでもなく、かえって「ライブらしい」感じがします。ビデオのときは特にそうですが、自分がまるでその会場に聴きに行った聴衆のような立場で聴けました。それで「良いな」と思えるのですから、一般のお客様も喜んでもらえたであろうことが推測されます。

もっとも、マンドリン関係者のお客様は技術的なできを見ようとするので、細かいミスが評価を落とすでしょう。でも、一般のお客様は、細かいミスよりも全体の演奏のでき、教会音楽としての完成度等から演奏の良さを感じ取るのです。その視点で行けば、とても良いできであったと言えると思います。

忘れてならないのは、ソロを伴う合唱音楽の演奏会の場合は、ソリストに有名どころを連れて来てお客を呼ぶ傾向があります。今回の私たちの演奏会は、全く無名の団体で、ソリストも団員から選んでいたのですから、一般のお客様には、注目されにくかったはずです。それでいて、いくつかの広報(広告)を観て来てくださった方が何人もいて、そしてあのの反応だったのですから、やはりかなりの良い演奏だったと言えるでしょう。録音を聴いていてそんなことを考えてしまいました。

パソコンで聴いていたので、ついでに、パソコンに入っているアマデウス2006の演奏まで聴いてしまいました。フルート四重奏。おお、懐かしいです。今思えば取り組み初めの頃はものすごく大変でした。それでも、数ヶ月かけて昨年の発表会で演奏し、さらにその一年後のアマデウス2006の演奏会で演奏しただけに完成度も高く、聴いていてとても安心できます。また演奏してみたいです。

クラリネット5重奏も第1楽章を聴きました。これも大曲でした。難易度も高く、本番でも完成度からするとまだまだですが、さすがの名曲だけあって、その良さが伝わって来ます。これは、この演奏会だけしか演奏していないわけで、完成度がいまいちなのも無理はないでしょう。これこそ再演してみたい一曲です。そう言えば、今日楽譜店に行ったのですが、マックスレーガーのクラリネット5重奏の譜面がありました(買いませんでしたが)。ブラームスのは難しそうなので、こちらを採用して、クラリネット五重奏の演奏会等も良いかな、と思います(レーガーの難易度はまだ良く分かっていませんが)。

話しがフォーレからそれてしまいましたが、録音を聴くのが楽しい、これほど何度も聴いたというのは、フォーレが初めてかもしれません。今までも聴いては来ましたが、少しの間聴いたらすぐ次の企画の勉強に移ってしまっていたからです。フォーレの後は忙しくて、本当は振り返っている暇等なかったはずですが、それでも何度も聴いてしまいましたし、更に一旦聴かなくなってからも、改めて今度のCDやDVDを聴いて、聴き入ってしまったのです。何か自画自賛しているだけのようですが、それほど自分にとっては印象に残る演奏会であったというのは確かなようです。

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2006/09/23

新製品

この手の話しをすると、小憎はいつも「新しいもの好きだな」と言われてしまうのですが、新しいものが好きなのではありません。「こういうのがほしいな」と思っていたらやっと出たので買ってしまったということが多いのです。

で、何か、、、iPodだろうって? 違います。新iPod shufflがいくら小さくて良いな、と思っても、白いチューインガム大のシャッフルは十分役立っていますから、買いませんよ。

EDIROLブランド(Roland)のR-09というデジタルレコーダーです。デジタルプレーヤーは持っていたわけだですが、録音できるものを持っていませんでした。ICレコーダは小さくて軽くて便利だなと思っていましたが、あれは主に音声を拾うためのものですから、音楽の録音には使えないし、MDウォークマン等で録音できるものもありましたが、MD自体が過渡期のものでいずれ無くなるだろうと予想していたので、買いませんでした。

そうしているうちに忘れてしまっていたのですが、いつの間にかちゃんとその手の製品が出ていたのですね。それでもこれまでは大型のものが多かったようですが、ついに手のひらサイズのものが出て来たようです。そしてその1つがR-09です。まだ買ったばかりでちゃんとテストしていませんが、これだとCD並みの音質の録音が、ウォークマンのそれも小型くらいの大きさの機械で取れてしまうのです。マイクと録音機材の大きなものを持ち歩く必要はありません。しかもデジタルデータで、SDカードに録音できるので、パソコンへの取り込みも簡単です。演奏会の録音に使えばすぐにCDも作れてしまうわけです。……と言っても、まだ使っていないので、いつか使った後のレポートを書きましょう。(って、そう言うレポートはいつもちゃんと書いていないような。)

もう少し早くこの製品に気づいていれば、アマデイの練習を録音して、後で聴き、次の練習に活かすことがもっとできたはずだったのに残念です。先日もテープレコーダを持って行ったのに結局録音できませんでした。テープだと準備に時間がかかってしまうのです。次回の練習からはこのR-09を使って録音して、練習のときの問題点を客観的に聴いて分析(大げさな)しようと思います。

ついでですが、これのもう1つのメリットに買った後に気づきました。
いままで、アナログ(カセットテープ等)で録音されていたものを、デジタル化してCDに保存等をしようとすると、すべてパソコンに取り込んでいました。でもそうすると、取り込む曲の時間分だけパソコンが占領されてしまうので、なかなかできなかったのです。それで、このR-09を使えば、パソコンは他の作業に使いながらも、テープのダビングの感覚でデジタル化できます。後でパソコンで加工してCD等にすれば良いわけです。これは便利です。後日、どんどん、自分の記録テープ(演奏)などを等をデジタル化したいと思っています。では後日レポートをお楽しみに(ってレポートは本当にあるのだろうか)

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2006/09/06

努力と向上心

私が音楽に関わるときに大切にしているのは、向上心と努力です。
いま、技術が高いかどうかではなく、少しでも良いものになるようにと努力することが大切だと思っています。これは自分の演奏においてもそうですし、アマデイマンドリンアンサンブルの指導方針でもあります。

今技術があるか、を問われたら、私は音楽をやっていられません。
今、高度な技術がないのなら演奏をすることが許されなかったら、私は演奏ができません。
でも、たとえ下手であっても「一所懸命努力し、その結果を発表するから聴いてください。そのために集まってくださるお客様がいれば、一所懸命演奏します。」と思っています。

私がなぜ音楽を続けているか、さして才能のない自分が音楽を続ける上での確信については、信仰と深く関わってくることで、多分に個人的な内容なので、あまりブログに詳しくは載せたくないので、興味のある方は、以下のエッセイのページから、「音楽と信仰について」というところをお読みください。
http://homepage3.nifty.com/amadei/essay.html

私はマンドリンのソリストとして演奏するときは、確かに「仕事」として演奏しています。
だから、あまり「技術がない」とか「下手ですが」とは言わないようにしています。
(あ、先日の「生徒さん」コンサート関連では言ってしまったかも……)

もちろん、私は自分が世の中のマンドリン奏者の中では決していわゆる「レベルの高い」演奏者ではないことは分かっています。あるいみ「プロ」としては失格です。

ですが、いつもお話ししていることですが、「私が望むような演奏をするプロの奏者がいない」のも事実です。だから、自分が努力することで、そして少しでも向上して行くことで、マンドリンという楽器を聴いてくれる人が増えるなら、と思って演奏を続けています。

マンドリンという楽器は好きですが、マンドリンだけを続けていては、やはり足りません。特に「仕事」としては成り立ちません。かといって自分では他に演奏できるものがありません。スピネットは「入門編」程度ですし、歌は、、、、。

それでも、勉強の甲斐あって、自分では実際には音が出せなくても、人の演奏を聴いて「こうしたらもっと良くなるのでは」ということが分かるようになって来ました。自分が演奏できなくても、その人にアドバイスすることで演奏を向上させることはできるようです。そうすれば間接的ではありますが、マンドリンから離れた音楽ができる。まだまだだめですが、それでもこれまでの努力が少し実を結び始めて来たかな、と思っています。これが、「仕事」になっていければ、漸く本当の「音楽家」になれると思います。

ただ、「仕事」として成り立つためには「自分の(生活の)ため」にやらなければなりません。でも、本当の目的は「捧げもの」であるということを忘れずに行きたいと思っています。
(タラントを土に埋めておくのではなく、せめて銀行の金利分くらいは稼いで、お返しできるように。)

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2006/08/15

ホームページで調べることの不確実性

いろいろなことがホームページで調べられるようになって便利にはなりましたが、ホームページに記載されている記事がどれほど信用できるか、ということにはとても注意が必要です。

ホームページに載っている記事の多くは素人の調べたものです。その記事内容の根拠や参考文献等がまったく記載されていないことも多いです。時には他のページに載っていた記事をそのまま写しただけというものもあります。引用(といえるのか?)元が正しいかどうかもチェックしていないで。

マンドリン関係のサイトはそれこそアマチュアのものが多いですね。マンドリンという楽器について、あるいはその歴史について書いてあるページが結構ありますが、間違いが多く閉口します。もっともマンドリンについては、プロと言われている人の記事でも間違いが多いのであきれることも多いです。とくに18世紀のマンドリン関係は、本や、CDの解説でも平気で間違いが載せられています。

マンドリンの歴史については、ホームページは勿論、教本のちょっとした記事や、CDの解説等は信用せず、ちゃんとした歴史の文献を調べることをお進めします(もっとも日本語のものは少ないですが)。
→参考 (私のブログ)18世紀のマンドリンに対しての誤解

以前、マンドラ・コントラルトのことを調べてみようと検索してみましたが、ほとんどの解説がWikipediaのマンドラの項をそのまま引用(勝手に借用)しているだけでしたし、コントラルトがなぜ使われなくなったかなどについて書かれていたサイトでは、その理由がコントラルトを見たこともない人(勿論音も聞いたこともない人)が勝手に推測して書かいていて、それも的外れなものが多かったです。

ホームページの記事の間違いというのはマンドリンだけではないですね。何についてもそうです。

以前メサイアについて調べた時、聖書や教会のことについてはあまり詳しくなさそうな人が、なぜか詳しく(?)メサイアの解説を書いていて、しかも、そのサイトはあちこちで推薦されていたのです。でも私が一読しておかしいと思える記事がいくつかありました。

「闘牛士の祈り」のことを調べたときも、Wikipediaに「原曲はマンドリン四重奏」と書かれていて、これまた何を根拠にこんなことを書いたのか、と驚きました。

今、フォーレのレクイエムを調べていますが、典礼のことや、歌詞の対訳等で明らかに間違っているサイトも多いです。教会暦の説明で一番びっくりしたのが、「聖霊降臨祭」を「マリアが聖霊によって身ごもったことを記念する日」となっていました。とんでもないです。勿論正しくは、「(キリストが昇天された後、)エルサレムの家に集まって祈っていた使徒たちの上に聖霊が降ったことを記念する日(使徒言行録2章1節参照)」です。

その人は全く教会暦を知らない人のようです。少なくとも教会の典礼に実際に関わったことがなく、本を読んだだけで想像して書いている人でしょう。どこかで記憶違いをしたのだと思います。そういう人が、詳しくと言うか長々と論文のようにして説明を書き、それを発表し、それを演奏会のプログラムに載せたりしているのか、と思うとやりきれない思いです。

インターネットによって情報収集が簡単になり、充分な調査(裏付け)もなく発表することができるようになりました。それだけに、自分が調べるときは注意した方が良いと思います。私も今、フォーレのレクイエムの解説を書いていますが、公表する前に何人かに読んでもらい、誤りがないかチェックしてもらっています。このブログも含めてですが、人に読んでもらう以上は自分の文章に責任を持ちたいと思っています。

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暗譜は苦手

先日の内輪向けのソロコンサートの後、しばらく「復習」をしていたのですが、やはり、フォーレの勉強をすることが重要になって来て、楽器を弾いている時間より、譜面とにらめっこしたり、録音を聴いたりして勉強する時間が長くなって来ました。

指揮講習会で言われたことや、また上記のコンサートの後でも感じたことですが、やはり暗譜することが大事なようです。ソロを弾くのとはまた違いますが、今回のフォーレでは、人数も、パート数も多い中での指揮者なので、指示をうまく出すには、また奏者の視線をこちらに集めるためには楽譜を見ながら手を振っていたらだめなのです。演奏者の方を見ながら、注意を引きつけるような仕草も必要だし、指示を出すときにはそちらの方を向いてできなければいけません。指示を出すことが連続して起きるとき等は楽譜を見ている暇はないですね。

そんなわけで、「苦手な」暗譜にチャレンジしています。もっとも今回は、編曲のもとになったスコアを見ながらの暗譜です。編曲後のスコアは作っていないし、原曲と編曲では音のパートへの割り振りが少し違うので、実際の割り振りを覚えなければなりません。

全ページが100ページを超えますから、先ず苦手な私が覚えきれるはずはないですが、少しずつ、大事な箇所を中心に覚えて行きたいと思います。今のところどうにか初めの3ページまでできました。まあ、3ページ覚えたからって、そのあとどんどん覚えられるはずはないのですが……。

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2006/08/12

新団体の設立(ほのかな希望)

今年5月のアマデウス2006の演奏会、お客様は見事に(?)少なく寂しかったのですが、演奏自体は結構良いものになったと思っています。私のもとへ帰って来た反応(感想)のなかで何よりうれしかった言葉は「原曲の良さが損なわれていない」演奏だったということです。「マンドリンでもこんな演奏ができる」と言うと力みがあるみたいですが、マンドリンで演奏されたものを聴いて「違和感を感じない」というよう感想を頂けると、とてもうれしくなります。それは、演奏会も私が目指していた「普通のクラシック音楽会」というものに近いものになったと言うことにもなると思います。

去年のバッハの演奏会のときも、「マンドリンによるバッハも良いものですね」というような評価を頂き、本当にうれしく思いました。古楽関係のお仕事の方からも、とても豊かなプログラムで全く飽きさせない演奏だったと言われたのを覚えています。

それで、思い立って去年のバッハ演奏会の録音を聴いてみました。
曲にもよりますが、とてもマンドリン合奏としっくり来ています。違和感がありません。

まあ、演奏のできを厳しく判断したら、バッハの演奏会は、出演者も多く不揃いなところもあり、もちろん問題も多いです。ですが、そのことより自分で聴いていて、とにかく「悪くない」。この時代の音楽はマンドリンで演奏しても違和感がないな、と改めて思いました。

また演奏したいです。まじめに、バロック音楽(から古典派くらいまで、いわゆる古楽の世界)を専門に演奏するマンドリンアンサンブルを作りたいと思っています。どなたか賛同する方はいないでしょうか。

演奏する以上は本格的なものを求めます。楽器は古楽器でなくても(マンドリンで演奏するのだから、当時の音の再現はもともとも不可能なわけで)、古楽にふさわしい演奏ができるように勉強し、古楽の演奏法を用い、会場もふさわしいところを用意し、必要があればチェンバロや、オルガンも積極的に用いる、そんな団体を作れたら、と思っています。こんな団体は他にないと思うので、一緒に演奏したいという方が現れるのを期待したいと思います。

私がマンドリン奏者だからマンドリンを中心にしたアンサンブルを作りたいわけですが、いわゆる「マンドリンクラブ」は目指しません。「マンドリンを中心とした音楽団体」です。編成は、弦楽(ヴァイオリン族楽器)をマンドリン属に置き換えたようなもので、それ以外の管楽器は、楽譜に指定された楽器をそのまま、あるいは、リコーダーその他、そこに集まったメンバーの楽器に音を振り分けて演奏するというものです。また、マンドリン属楽器はマンドラ・テノーレまでを中心とし、低音の方は無理にマンドリン属にしないでも良いと思います。それはこれまでの経験から、低音はヴァイオリン属そのものの方が無理がないと感じるからです。

ここ数年、マンドリン以外の楽器、声楽の方とふれあうことが増えました。そして、マンドリンを初めて聴いたような方達でも、共演するときに違和感を感じないで演奏してくれることが多いです。合奏練習をしてみるまでは多少警戒心もあるようですが、一緒に演奏してみて安心していただけるようです。ならばどんどん一緒に演奏したいと思います。

今年は、モーツァルトの曲だけの演奏会を特別ユニットで演奏しました。来年はバッハ、あるいは、バロック音楽の専門ユニットを(1回だけのつもりで)結成してみましょうか。それがうまく行ったら継続団体にするとか…。何か目標を持てば、設立も可能かな、とほのかな希望を持っています。

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2006/08/10

指揮棒は苦手

私は指揮棒が苦手です。一応、女子校のクラブで数年続けて指揮者をやったので、棒はもっていますが、去年のバッハも、その前の「ピーターと狼」のときも、指揮棒を用意したものの、使ったかどうかは良く覚えていません。

私にとっては、右手に棒を持つと右手がある意味固定されてしまって、表現がしにくく感じます。右手も指先でいろいろ表現したいのです。というか……、右手で拍子を取りながら左手で表現をする、ようなことがうまくできないのです。

もっとも、両手で全く同じ動きをしている素人指揮者を良く見かけますが、そうはならないように努力はしています。

先日の講習会で、小林研一郎さんは指揮棒のメリットについて話されました。やはり、遠くからでもみやすい、大きく振れる等の効果があると言われました。それから、指揮棒は白く塗ってあるので、服装は練習の時でも黒っぽい長袖を着るようにしているということでした。はっとしました。そのようにして普段から演奏者に見やすい工夫をされているのだと。

いまでも、私自身はあまり指揮棒の良さを実感してはいないのですが、今度のアマデイの演奏会は出演者も多いことなので、やはり棒をうまく使えるように練習してみようと思っています。

それにしても、普段「指揮者(棒振りという意味での)」ということあまりしないので、「指揮者」としての訓練があまりできていません(いわゆる「指揮法」という言葉は好きでないので、ここでは使いません)。自分が弾きながら指示するのも難しいですが、それは、ポイントだけ指示を出せば良いし、指示を出さなくても自分で表現して、それに合わせてもらうようにすることもできるのである意味では弾いている方が楽です。とは言え、細かいニュアンスは「棒振り」の方がしやすいし、全体のバランスや細かい動き等はチェックしやすいです。だから、「練習指揮者」には向いていると思っています。

それにしても棒を振るのは(これは棒をもっていなくても同じです、手を振って指揮をするという意味です)難しいです。

フォーレのレクイエムの冒頭のような、ゆっくりしてなおかつフォルテのとき等はどうもうまく振れません。それから、入りのときに「4と」だけでなんてとても無理です。(「振りすぎない」ということ参照)

こないだの練習でも「1と2と3と4と」とやってしまいました。それに実際アマデイのメンバーは「4と」だけだと入れない感じです。でも、これは、指示の出し方が悪いのかもしれないので、今後も研究します。

まあ、世の中には、3拍子でも「3、4」で始める人がいるので、それよりはうまくできるという自負はありますが………(そんなレベルでどうする!)。

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2006/08/06

「振りすぎない」ということ

今日はこれから合奏練習です。特に午後は合唱が入りますので、私は指揮者に徹します。それで、先日の指揮講習会で教わったことを活かしてみたいと思っています。

講習会で教わった1つが、「振りすぎない」ということ。
これは、アマチュア指揮者にありがちな、大振りをするな、と言うことではありません。
その辺のレベルは既に対象外でしょう。

ここでいう「振りすぎない」というのは、「よけいな動きをしない」ということです。

具体的には、
1.演奏者を信頼すること。任せるところは任せて、ある程度自由に演奏してもらうこと。振りすぎると、演奏者にブレーキをかけたり、反発を招いたりして良い演奏にならない。
2.予備拍に注意。予備拍が多すぎると、誤って入ってしまうことが多い。

1つめの方は昨年の講習会でも教わったことでした。でも1年の間に忘れていたことでもあります。ただ…、この講習会での「オーケストラ」は芸大の学生やプロのオーケストラが対象のような気がします。そうでないオーケストラのときにどこまでするかが難しいですね。振らなくても一定のテンポで弾けるレベルのオーケストラと、指揮も見ずに演奏しているメンバーが大半のオーケストラではだいぶやり方が違ってくると思います。

2つ目の方は今回初めて指摘されて気づきました。私は練習のとき通常「3と4と」で合奏に入ってもらおうとすることが多いのですが、それは多すぎると言うことでした。時には「1と2と3と4と」とまでやってしまうことがあります。でも確かに多すぎますね。今回言われたのは「4と」だけで良いというのです。むしろ「3と」を入れると、先に始まってしまうと。

これも、、、、オーケストラ(メンバー)によるような気がします。1振りだけでテンポを感じ取ってくれるのかどうか、、、、。もっともこちらがしっかりとテンポ感をもって振り始めたかどうかも大きいですね。指揮者の技量も大きく影響するでしょう。今日の練習でいろいろ挑戦してみたいと思います。

あ、でもこういうことも言われました。
「指揮者は(合奏練習のときに)オーケストラで練習してはいけない。指揮の練習は家で(事前に)しておくこと。(合奏)練習はオーケストラのため」だと。

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2006/08/03

「音楽の指導」と「奏法の指導」

先日の藝大の指揮講習会で、小林研一郎さんのすごさには驚いたのですが、さすが現役の指揮者だな、と思わされたのが、ヴァイオリンの学生さんへの指導でした。

我々受講者の前で、突然チャルダッシュ等を弾かせた上、その演奏についてすかさずアドバイスし、それがまた的確な指示で、演奏がどんどん良くなって行くのです。彼はヴァイオリンもうまいのでしょうか?と思ってしまいました。

当然ですが、オーケストラの指揮者ですから、ヴァイオリンへの指示なんて毎日のことですね。だから臆せず指示するのは当たり前なのでしょうけど、私のように普段「マンドリンの先生」をしていると、つい、自分がその楽器を弾けるから指示/指導ができると思いやすいので、小林研一郎さんのすごさを実感したのです。

でも考えてみると、私も最近は段々と自分では弾かない楽器に対して指示を出すことが増えて来ました。一昨年の「ピーターと狼」で、フルート、クラリネットと共演しました。フルートは、これまでにも高校のクラブ等で指導したこともあるのでまだ良かったのですが、クラリネットはそのとき初めてで、大分その楽器について勉強しました。

そうしたらその後、リコーダーとの共演もありました。ピアノ、オルガン、チェンバロは何度も共演していますが、これは指示するというより、こちらに合わせていただくだけなので、ちょっと別ですね。もっともピアノは、アマデイの演奏会ではアンサンブルのメンバーに弾いてもらうこともあるので、細かく指示をすることも多いです。

そして、昨年はついに合唱付きの演奏会をしたため、合唱にも指示をすることになりました。初めはおっかなびっくりでしたが、一応、自分も教会音楽の学校を出ているし、かつては教会音楽の合唱団で歌っていたこともあるので、それなりに自信を持って(と言うか、自分にそう言い聞かせて)臨みました。そうして実際指示を出してみたら、合唱の方達がとても良く聴いてくださり、安心して、またとてもうれしく音楽作りができました。

今年は、チェロとハープも加わるのでどうなることか。
チェロは一昨年のピーターと狼の時もいたのですが、あまり細かいことは言えませんでした。今年のチェロとハープにはどこまでできるかドキドキものです。

「指示を出す」のと「指導をする」のはまたちょっと違いますね。
マンドリン属楽器の人、特に自分の生徒が対象なら「指導」と言えますが、他の楽器や、マンドリン属楽器でも自分の生徒ではない場合は、「指導」というより「指示」になります…指揮者としての。

このようにいろいろな楽器に指示を出せる機会が与えられてくるというのは、私にとっては、マンドリンの世界からの飛躍ということを意味するのでとてもうれしいことです。マンドリンの世界だけに固執しているとこういうことはできないですから。

そう言えば、以前他の楽器の人からレッスンを頼まれたことがありました。もちろん私の弾けない楽器です。それでも音楽作りについては分かるので、分かる範囲でアドバイスをしました。すると演奏が良くなって行ったのを実感として覚えています。

自分はマンドリンの先生がいないせいもあり、ピアニスト、チェンバリスト、オルガニスト、指揮者などプロの方達との交流を通して指示を受け、指導を受けて来ました(この場合、皆私より遥かに上のプロの方達なので「指導」で良いと思います。)それが、結果としてクラシック音楽に通じる演奏のできるマンドリン奏者に成長することにつながったのだと思います。

マンドリンの人たちも、特にプロの奏者はもう少しそう言う観点で、いろいろな楽器や声楽の方達と交わると良いと思います。いつまでも一人のマンドリンの先生についてばかりいるのはあまり好ましいとは思えません。(○○「門下」とかいうのを私は好みません。家元制度みたいだし。音楽にはそぐわないといつも思っています。複数の先生に師事できるような環境があると視野が広がって良いと思います。…これは先生側の問題でもありますね。)

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2006/07/25

藝大講習会2日目

今回は2日間の講習でしたので、今日が最後。それも、1時間早くシフトし、昼食休憩なしで1時半過ぎまでの講習ということで、終了まであっという間でした。

今日は初めからオーケストラが待機していました。ただ、面白いことに、「オーケストラ」は弦楽5部(各パート1人!)+ピアノ2名で、その弦楽器は、昨日参加していたヴァイオリンの女性の他は、指揮科の学生がそれぞれの楽器を担当していたのです。更に講習が進んで、途中からは受講者のサックス奏者さんがオーケストラに加わりました。

(ついでですが、このサックスさんがうまい!すごいきれいな音。そして、オーケストラに管が1本入っただけでがらっと変わるのです。もちろんちゃんとアレンジなんてしていません。フォーレのシチリアーノだったのですが、その途中の旋律をビオラから受け継ぐという部分を担当していましたが、それがとても効果的でした。)

指揮科の学生が弾く弦ですから、ヴァイオリン科の生徒とは比較になりませんが、そこはさすが芸大生、ちゃんとこなしていますね。すごいです。ほんと。

前半はまずアイネクライネナハトムジークの出だしの14小節までだったと思います。
やりたい人から順番にどんどん指揮して行きます。積極的な人が多いのでなかなかうまく出られず、5、6番目にこれ以上遅くなってはまずい、と強引に前に出ました。なぜかっていうと、それまでの人は先生に指導された振り方をしているだけで、表情があまりなかったのです。フォルテを強調したり少しリタルダンドはあるものの、自分らしさがなかったのです。だから、誰かに先にやられる前に、自らの表情を付けた振りをしたかったのです。

幸い(?)誰も先に自分流の表情付けをしないうちに私の番になりました。昨年の経験もあり、この人たち(芸大生)なら絶対手の振りだけでも表現を付けてくれると思ったので、やってみたら、やはりうまく行きました。先生からもとても良い表情付けとお褒めの言葉を頂きました。まずは大成功。でも……欲を言えば何が足りないか……という先生の質問に出た答えが、「もっと楽しそうに弾いてほしい」。そうでしょうね。私は、真剣のあまり、ものすごい形相で振っていたと思います。アイネクライネをあんな振り方したら「あいつね、暗いね」になってしまいます。もう1つは、強い箇所の振り幅が(フォルティシモもフォルテも)同じだったという指摘。これは、ちょっと指摘が違っていたようですが、ただ、そのあと先生が言われたのは、振りが同じだと段々テンポが遅れてくる。もう少し先へ先へと振らないと、、、、と言うことでした。そう言えば、去年も同じようなことを教わった気がします。アマデイでいつも思ったよりテンポが遅くなって困り、迷っているとますます遅くなるということが良くあります。オーケストラの先を振ってあげないといけないのですね。テンポが遅くなるのはアマデイのメンバーのせいではなく、指揮者のせいなのですね。

後半はフォーレのシチリアーノの出だし。これも、初めにピアノでアルペジオが始まって入るパターンと、いきなり旋律が入るパターンと両方で練習がありました。私が前に出た時は、伴奏から入るパターンだけでしたが、まずピアノに対する合図、すぐさま主旋律が入るようにヴァイオリンに指示、更にビオラに旋律が移る時、そしてサックスへつなぐ時の指示など、結構難しかったです。やはり不慣れな方は大変そうでした。その辺は私は慣れていましたが(慣れていると自分では思っていましたが)……緊張からちょっと振り間違いました。

それから、自分ではピアノに指示を出すときには問題ないと思っていましたが、先生からは身体が不必要に揺れていると指摘されました。やはり自分では気づかない失敗でした。

小林先生のすごさは、今日もいっぱい思いましたが、、、やっぱり一番すごいと思ったのは、はっきり言って「指揮」なんてしたことないような、しかもこれからもすることはないのでは、と思うような人たちでもこの2日間の講習で結構さまになったのです。中にはついさっきまで全然ダメだったじゃない、と思うような人がうまく振ったりして、びっくりしました。

今日の指揮をする受講者を見ていて、くやしいかな(?)わたしより「うまい」と思える人が4、5人いました。自分は3番目くらいかな、と思っていたのですが、この講習で頭角を現してしまった人が更に数人いたのです。いや、もっと多いかもしれません。やはりまだまだ勉強しないといけないですね。

この講習会で教わったことはたくさんありすぎてまとめて書けません。でも、とにかく「振りすぎないこと」というのは、昨年と同じで、奏者を信頼して、任せて演奏する事の大事さを再確認しました。また、よけいなことはしない、かえって邪魔になるということも思い出しました。それから、指揮者は「振らせていただく」という姿勢で行う、という貴重なことを学んだと思っています。(この辺、先生は大変厳しかったです。そして、小林先生自身が普段からそういう姿勢で指揮をしているということがとても良く分かりました。)

あっという間の2日間でしたが、とても有意義な講習会でした。また受講したいです。小林先生、「もうやらない」なんて言わずにまたご指導ください。他の先生方、学生のみなさん、大変お世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。有り難うございました。

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2006/07/24

藝大指揮講習会初日

去年は、内緒にしていて、講習会を終えてから報告をしました。去年のレポートはこちら

今年は、申込の段階から、むしろ宣伝をするようにしていました

それは、マンドリンクラブの指揮者はアマチュアがほとんどで、それも勉強不足の人が多いですから、マンドリンクラブの指揮者には、特に、もっとちゃんと勉強してほしいと思ったからです。こんなに安価で、しかも本当に第一線で活躍する指揮者から直接に教われる講習会にはもっと参加してほしいと思ったのです。でも……私は受講できたので良かったのですが、実は、定員50に対して申込が2倍もあったそうです。だから、私が受講できたのはラッキーだったのです。

さて、その「2倍」も応募があった最大の原因は、たぶん講師が「コバケン」こと小林研一郎先生だからということでしょう。年末のジルベスターコンサートで一般の視聴者にもおなじみですし、日本フィル、名古屋フィルでの指揮ぶりは音楽ファンにも良く知られています。また、わたしにとっては、昨年の11月に聴いた、藝大学生オーケストラの演奏会での指揮ぶりと、最後に挨拶をされた時の温かいお話が強烈に印象に残っています。

小林先生(今日は教わっているので「先生」を付けます)は、きっと受講者は普段から指揮をしているような人がほとんどだろうと思っていたようです。講習を始めてしばらくして、そうでもないと気づき、ちょっと焦ったようにも思います。

初めは、いきなり、「夏の思い出」のメロディ譜がホワイトボードに書かれ、これに、アーティキュレーションを付けろ、という課題。受講者の代表が記号を書き込んで行きます。それについて先生がコメント、また、それに従って実際に表情を付けて歌う。最終的に添削された譜面を見ながら今度はそれを振りで表す振り方の講習、、、、とどんどん進んで行きます。

「誰か前に出て振る人?」と言われ、手を挙げかけましたが、まだ勇気が出ず、、、、若い男性が指揮台に立ちました。彼の振りに合わせて、2つのピアノ(先生です)が演奏します。あるいは、受講者が歌います。すると「今(指揮の)どこが悪かったか?」と先生から質問が来ます。即座にその悪かった点を答えなければいけません。当然ですが、先生がもっとも注意したかった答えはすぐ返って来ないので、かわいそうなのは舞台上の彼です。いろんな「だめだし」をされてしまいます。でもそれが勉強なのです。

そのあとで、若干課題が代わり、講習を手伝ってくれている指揮科の学生が前に出て、ベートーベンの5番の出だしを振りました。芸大の学生だから、さすがにすごい迫力で振って来ます。本当にオーケストラを前にした真剣さで振ってくるのです(ああいうことを人前でやるのは私は苦手です。本当にオケがいるならできますが、「いると思って」というのが…。)

それでも先生から厳しい指示が飛びます。複数の学生が代わって指揮すると、先生が的確に指示します。さながら、公開レッスンを聴講しているかのようです。自分が習うのも良いですが、自分よりも優秀な指揮者の卵がレッスンされているのを聴講するのも勉強になります。

午後の初めは先生の生い立ちなどから、指揮者コンクールの優勝までの経験、指揮者はこうあるべき、こうでないとやって行けない、などいろいろなお話を聞きました。

面白かったのは、ヴァイオリンの学生が混じっていて、いきなり指揮させられ、うまくできずに叱られました。指揮の後「お詫びに」ということで、チャルダッシュなどを弾かせた(つまり私たちに聴かせてくれた)のですが…、ヴァイオリンを持つと人が変わったようにすばらしい演奏です。はあ、、、去年もびっくりしましたが、さすがに藝大の学生さんです。はい。ところが…、その数段上を行く小林先生。ヴァイオリンにどんどん指示を与え、そうするとどんどん演奏が良くなって行くのです。先生はヴァイオリンは弾けないはず。にもかかわらず、弓をこういう風に使え、とか、こんな風に弾けとか、細かい指示です。そこまで知ってオーケストラを振っているわけですね。

そうそう、藝大の講習会でやはりびっくりするのは、講師の先生はもちろん、助手の先生、学生のレヴェルの高さです。ピアノはピアノの先生ともう一人指揮の先生が弾いてくださるのですが、二人とも自由自在にピアノを弾きます。「あれ弾いて!」といきなり言われても弾いてしまいます。ボードに書かれた、単旋律のメロディを二人で分けてオーケストラのように弾いてしまうなど、譜面なんていらない世界です。そして、、、、なんと小林先生もしょっちゅうピアノを弾き、歌を歌い、それもどれも半端じゃないほどうまいのです。一流の指揮者は、ああいうものなのですね。

とにかくびっくりしてばかりの一日でした。自分とは比較になりませんが、そのようなすばらしい講師陣に教われる幸せを感じました。明日は予定を変更して朝早くから昼過ぎまでの講習です。で、予定していなかったオーケストラを振る、と言う恩恵もありそうです。全員か、選抜かは分かりませんが、もし選抜ならなんとしても、恥をかいても振らせてもらおうと思います。曲は何になるかは明日になってみないと分かりません。事前の予習はできませんが、がんばりたいと思っています。

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2006/07/15

ちょっと忙しい音楽生活

音楽生活スケジュール
今日は、午前午後と、カルチャーセンター教室で教えたあと、古巣(?)聖グレゴリオの家での講習会に参加しました。一応「スタッフ」という名目ですが、要するにお手伝いという立場で居候しているわけです。私は本科生時代から数年間はこの講習会に常に参加してお手伝いをして来ましたが、ここ数年はなかなか参加できず、名目上のスタッフとなっていました。今年は久しぶりにスケジュールが合ったというわけです。

今日は、夜到着しただけなので、ほとんど仕事はなく、ただ、一緒に礼拝(終課=寝る前の祈り)に参加しただけでした。

あすは早朝の朝の祈り担当の予定です。また講習の間に行われるミサの雑務をお手伝いすることになっています。

これを読んでいる方からすると、「音楽」のことというより、「キリスト教の祭儀」の話のように思われると思います。グレゴリオの家は教会音楽の専門学校であり、音楽をただ学ぶというより、礼拝、賛美を通じてその礼拝に用いられるキリスト教音楽、特にグレゴリオ聖歌を学ぶことを重要視していますから、学生は当然「祭儀」も実践として学ぶのです。面白いことに学生が皆キリスト教徒と言うわけでもありません。またキリスト教といっても、カトリックの他にも聖公会もプロテスタントの人もいます。それぞれ普段は全く違う礼拝をしている人も、キリスト教音楽の大本を学ぶ以上カトリックの祭儀を体験する必要があります。というわけで、本科を卒業するころには、プロテスタントの人でさえも、一般のカトリック信徒よりカトリックの祭儀に詳しくなります。もっとも学校での教育の常として、勉強する側の姿勢によっては、全く頭に残らないこともあり、人によってはもっと深く掘り下げて勉強することもありますから、ひとそれぞれですが。

さて、話がそれましたが、私は、そんなわけで、スタッフとしてお手伝いしながら、講習を一部聞きかじるという恩恵にもあずかるわけです。今日も久しぶりにグレゴリオ聖歌を他の参加者と一緒にうたいました。不慣れな人も多いので、多少間延びしているのが気にはなりましたが。
…この講習会は17日月曜日までです。
19日は夜オーケストラの演奏会を聴きに行きます。
土曜日22日は栃木の女子高に指導に行きます。
年に6回程度教えに行きますが、たいてい一時期に集中していることが多いので、間も大分空くことがあります。今年度はこれが初めてです。多分9月には学校祭があるので、その準備をすることになるでしょう。1年生とは初めてお会いします。

22日の午後は、個人レッスンと、アマデイの補強練習です。
23日(日)は午前中、「聴くのも勉強のうちだよ、生徒さん」というコンサートで、マンドリンソロを演奏します。午後はアマデイの合唱付きの練習です。

翌24日と25日は東京藝術大学で指揮講習会に参加します。
一年前の講習会でとても大きなものを得たので、今年も楽しみにしています。去年は3日間で、最終日に全員が芸大の学生弦楽オーケストラを指揮させてもらったのですが、今年は選抜された人だけになると思うので、なんとか選ばれたいと思います。

というわけで、ここ一週間ほどは結構忙しい音楽生活となりそうです。それぞれのイベント(?)が終了したら、改めてレポートしたいと思っています。

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2006/06/26

絶対音感と移調譜

私には「みごとなほど」絶対音感はありません。マンドリンの指導をしていて、「こんな風に弾いて」と歌って聞かせ、その後に演奏してもらうと音程が全く違っていて恥ずかしい思いをすることが良くあります。

かつては、それを音楽を仕事とする上での、欠点と思い、なんとかA=440の音程をつかもうと必死になったこともありました。実際そのおかげで、音叉を叩いたときイメージを頭に浮かべるとなんとかそれらしい音程を取れるようになりました。もっとも最近はチューナーで音を拾う(チューナーから音を出すのではない)やり方で調律してしまうので、440の音程をつかむ訓練はしづらくなりました。とはいえ、いつもその音程でやっていると、音程感が自然に身についてくるものですが。

時々、子供の頃から音感教育を受けて来た人たち、プロの音楽家の方はほとんどそうなのですが、その中で、「絶対音感がある」ことを誇らしげに話す人がいますね。たしかに、ピアノの和音を聴いてそれが何の和音か言い当てる、なんて、私には到底できない技で、すごいな、と思うし、そう言う人が指揮者をやれば、かなり細かいことまで聴き取れ、音程のミスなどもすぐに分かるのかもしれないので、うらやましくもあります。

でも、絶対音感に自信があるあまりに、「譜面と違う音程で弾くと気持ち悪い」という話をしているのを聞いていると、「この人とはあまり深くつきあわない方が良さそう」と感じます。
というのは、「絶対音感」にこだわると、演奏活動は狭められてしまうからです。

例えば古楽を演奏する場合、調律を415にします。つまり半音低くなるわけです。
それが「気持ち悪い」では、演奏を「気持ちよく」行うことは不可能です。

また、ピアノは自分で調律するわけではないので、利用するピアノの調律に従わざるを得ません。ところが、ピアノによって、440だったり、442だったり、もっと違う音程になっていることもあります。

歌の伴奏をするピアニストの場合、歌い手の希望によって(つまり声域によって)、キー音を変えて弾くことを要求されることがあり、その場合は譜面の音程通りには演奏しません。私がかつて所属していた合唱団で、古典作品を演奏する際、普段はピアノ伴奏で練習しているので、ピアニストには、「今度の演奏会は古楽器で伴奏するので、半音低く弾いてください」と指導者が要求し、ピアニストも当然のように半音低く演奏したという経験があります。いや驚きましたよその時は。

でも、音楽を仕事にすると、それくらいのことを求められることは良くあるのです。この私でさえ、音楽院で勉強したときに、オルガンの授業で、「移調して弾く」というレッスンがありました。劣等生(学年で最下位に近い)の私でさえも当然の過程として勉強したのです。

技術的に必要、というだけでなく、「譜面と違う音程で演奏するというのが普通」の世界も多いですね。先に挙げたように、歌の人は(ソロ歌曲などのとき)、自分の歌いやすい音程に移調して歌うことは良くあります。

管楽器は、もともと移調楽器ということが多いです。例えばクラリネット。音譜を見て「ド」の音を出しているつもりですが、実際の音は「シ♭」(B管の場合)になり、2度低い音がします。ホルンも、トランペットも……それぞれ、何種類かの調の楽器があり、実音の譜面で演奏していたら演奏しづらいため、移調した譜面で演奏します。

広い意味で言えば、コントラバス、ギター、マンドラ・テノーレも、実際の音は譜面上の音よりオクターブ低い音がしますから、移調楽器と言えますね。リコーダーは実音の方がオクターブ高い楽器があります。譜面上はヘ音記号でも、実際の音域はト音記号に近い、と言う音域のリコーダーもあります。

ところで、コントラルトです。
マンドラ・コントラルトはヴィオラと同じ調律ですから、同じ、ハ音記号の譜面を使います。皆、それで尻込みをしてしまうわけで、この楽器が普及しなかった理由はここにあります。

アマデイでは秋の演奏会にこのコントラルトを4名が演奏する予定です。皆、ハ音記号は読めません。普段はマンドリンを弾いている人たちです。ハ音記号を読む練習から始める必要があります。でもそんなことをしていたら演奏会まで間に合いません。それで、移調譜を作りました。マンドリン、またはマンドラ・テノーレのつもりで楽譜を見て演奏すると、自然にコントラルトの正しい音程になるような楽譜です。具体的にいうと、実際の音よりも5度高い音程にして、ト音記号で記譜します。これは便利です。楽譜を手書きしていた頃ですと、移調譜を毎回作っていては大変だから、ハ音記号を読めるようになることが大事でしたが、いまはパソコンですので、一発で変換できます。便利ですねえ。

それで、これを応用し、マンドリンの人がマンドセロを弾く場合の移調譜も作りました。上記の場合とほとんど同じ、見かけ上5度高くしてあります。ただ、マンドラ・テノーレのように実音はオクターブ下。つまり実音に対して、記譜は1オクターブと5度上、ということになります。

そんな譜面で良いの?なんて言う方もあるかもしれません。でも、譜面を作るのがそれほど大変でなければ、演奏がなるべく楽にできる方が良いに決まっています。その方が演奏に集中でき、結果として良い演奏ができるのですから。

今回自分も移調譜でコントラルトを弾いていますが、楽器がない時はマンドリンで練習し、その場でコントラルトを持って弾いても指使いが同じなので、全く困ることはありません。絶対音感のないことがありがたく思えるくらいです。

ところで、これまで述べて来たことを読むと、私が「絶対音感」を否定しているように思われるかもしれません。そんなことはありません。「絶対音感」は、音楽家にとってはとても重要な能力の1つです。私は自分にその能力ないことはとても残念です。でも、音楽家にとってはその能力を有効に使うかどうかが問題でしょう。移調楽器を演奏している管楽器奏者や、古楽を演奏している奏者に絶対音感を持っている人はたくさんいるのです。むしろ正しい音程で演奏するためには必要な能力と言えましょう。優秀な演奏者は絶対音感とうまくつきあっています。「譜面と音程が違うから気持ち悪〜い!」なんて言いませんよ。

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2006/06/16

佐藤功太郎さんまで…

こんなことがあるのでしょうか。立て続けに指揮者の方が亡くなるなんて。
それも、多少なりとも自分がかかわりを持っていた方だけにショックが大きいです。

岩城さんは73歳でも、指揮者としてはまだまだ活躍できる年齢でした。
まして、佐藤さんはまだ62歳。…残念です。

「かかわり」とは言っても、岩城さんは大学時代に一度だけ演奏上の接点があっただけです。
あとは一方的にファンのひとりとして、その演奏、人柄に惹かれていただけでした。

佐藤功太郎さんのほうは、(佐藤さんはまったく覚えていないでしょうけど)私がオペラの事務局で働いていたときに、仕事上で何度か接したことがありました。
また、私が応援していた新星日本交響楽団、何度か演奏を聴いた立教大学メサイアなどでもその指揮振りを拝見してきました。

そのように(私のほうからすると)親しみを感じていた指揮者の方々だけに、寂しさもひとしおです。
ご冥福をお祈りしますとともに、今年のフォーレのレクイエムは、(私個人としては)お二人の指揮者の永遠の安息を祈りつつ演奏させていただきたいと思っています。

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2006/06/13

指揮者岩城宏之さんの死を悼む

指揮者の岩城宏之さんが13日午前零時20分、心不全のため東京都内で亡くなりました。73歳でした。
これまでこのブログにも何度か登場いただいた、私の尊敬する指揮者の岩城さんですが、今年2回演奏会でその姿を見て、体調が悪そうだな、と思っていましたし、入院されたのは知っていたので心配していましたが…。

今年は東京混声合唱団の創立50周年でもあり、本来なら演奏活動もよりいっそうお忙しくなるところだったので、早く快復されることを祈っていましたが、残念です。とてもさびしく思います。

アマデイの演奏会で、フォーレのレクイエムをこの秋に演奏しますが、私個人としては、岩城さんの為にも良い演奏をして、永遠の安息を祈りたいと思います。

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2006/06/07

闘牛士の祈り

「闘牛士の祈り」という曲をご存知でしょうか。
ホアキン・トゥリーナ(Joaquin Turina)という19世紀末から20世紀前半に活躍したスペインの作曲家の作品です。原曲はギターと弦楽の作品だと思われますが、詳しいことは分かりません。手許にある、三省堂のクラシック音楽作品名辞典(1981年版)には「弦楽四重奏」となっており、私も弦楽四重奏版の楽譜を持っていますが、これはオリジナルではないようです。
(ちなみにWikipediaには「原曲はマンドリン四重奏」となっています。これは信用できません。)
ギターの世界では有名な曲のようなので、ギターの方はご存知でしょうか。

私がこの曲を知ったのは、ベルリン弦楽ゾリステンのCD「レスピーギ/リュートのための古風な舞曲とアリア」(東芝EMI CE32-5942)に収録されていたからです。ベルリン弦楽ゾリステンは安永さんをコンサートマスターとする弦楽オーケストラですが、そのすばらしさは、どう表現して良いか分からないほどです。このCDに収録されている曲は弦楽オーケストラのすばらしいレパートリーばかりで、私がとても影響され、このCDで知って、アマデイの演奏会に取り上げて演奏した曲もいくつか含まれています。

「闘牛士の祈り」は近代曲でありながら、訳の分からないような音などなく、その美しさに引込まれてしまいます。これから闘牛に向かう闘牛士の緊張、一歩間違えば死を迎えるかもしれない戦い、そんなときの祈る思い、などを表現したものなのでしょうか。「描写」音楽かどうかは問題ではありません。とにかく曲が美しいのです。

「祈り」と聴くと静かな美しいメロディの曲ではないかと想像しますが、たしかにそう言う部分も有りますが、はげしい動きもあります。またとても凛々しいところもあり、この曲を演奏できたらどんなにか気持ちよいだろうといつも思って来ました。CDを購入した当初からとても好きになった曲ですが、マンドリン合奏で演奏するには難易度が高く、手が出ませんでした。弦楽四重奏版の楽譜を購入したものの、「いつかやれたら」というところで止まっています。

いつか演奏したいと思っていても、自分も弾けないのでは、アマデイのメンバーに弾いてもらうことは不可能です。だからまずは自分が…、とはいえ、合奏曲を自分だけ練習しても面白くなく…。ところが、世の中には、名曲は必ずと言っていいほど、ヴァイオリンとピアノ版の楽譜が存在するのです。これもありました。と言うわけで、ピアノとマンドリンでやってみようと言うわけで取り組んでいます。

今まで内緒、と言うか本当に弾けるか分からなかったので公表していませんでしたが、7月に開く内輪のコンサートで初演の予定です。まだまだ人に聴かせるほどのレヴェルに到達していませんが、ここで公表することで自分にプレッシャーをかけることにします。もし良かったら聴きにいらしてください。

「聴くのも勉強のうちだよ、生徒さん」コンサート
期 日:7月23日(日)午前11時開演
会 場:すみだ生涯学習センター ユートリヤ リハーサル室
出 演:アマデイの小僧(マンドリン) mumi(ピアノ)
曲 目:(順不同)
 H. ガル:アリア
 A. カウフマン:ミトカドラゴミルナ
 V. ノイリンク:ソナタト長調
 J. ペルナンブーコ:鐘の響き(無伴奏独奏)
 J.S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番より、ブーレ、ジーグ
 E. グリーグ:春
 J. トゥリーナ:闘牛士の祈り
 G. フォーレ:夢のあとに、ピエイエズ

限定20席 入場無料(予約制)

この企画の対象はマンドリン教室の生徒ですが、アマデイマンドリンアンサンブルのメンバー、団友はもちろん、空席がある限り、久松マンドリン教室に興味のある方にもご入場いただけます。演奏をお聴きになりたい方は前もってメールでお申し込みください。

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2006/05/30

演奏会の選曲に惹かれて

今年は初めの2ヶ月くらいの間に、いつくものすばらしいコンサートに、それもご招待を頂き聴きに行くことがありました。その後、入場料を払って聴きに行ったコンサートもありますが、おおむね良いコンサートが多かったのです。ところが、中には「はずれ」と言えるようなものがあり、そのせいか、それ以来演奏会に行く回数が減りました。ちなみに、そのコンサートはレポートを書くに値しないと判断したので、このブログには書きませんでした。

ところで、私が聴きに行きたいコンサートはどんなものでしょうか。

1.団体あるいは出演者に興味がある(「知り合いが出ている」も含む)
  A.演奏者が自分の好きな音楽家の場合 例えば、岩城さんが指揮をするオーケストラ
  B.興味はあったけど、今まで聞いたことのない団体または音楽家の演奏があるとき
  C.知り合いが出ている…アマチュアのときと、プロのときではちょっと違いますが。

2.曲目に興味がある時
  オーケストラ、あるいは、合唱付きのオーケストラ(主に教会音楽)
  これらは選曲が、そのコンサートに行くかどうかを大きく左右します。

パターン1の場合は、演奏会の予定が分かった段階で、先にスケジュールに入れてしまうことが多いです。なんとしても行こうと思うわけです。 

パターン2の場合は、よほど滅多に聴けない曲でない限りは「行けたら行こう」と思うことが多いです。
でも、この曲をやる場合は、絶対に行きたい、というような曲もあります。
それは、マーラーの8番の交響曲「千人の交響曲」です。

これはさすがに何かの記念行事でもないと演奏されないので、これがあると分かると聴きに行くようにしています。
でも、去年せっかく1つあったのですが、申し込み制で、間に合わず、聴けませんでした。

選曲で「行けたら行こう」と思う演奏会の場合、演奏する団体を良く知らないと、当たり外れがあるのです。
それでもマンドリン以外のコンサートはそれほどでもないのですが、マンドリン合奏の場合は、どうしても厳しく聴いてしまうせもあり、好きな曲を演奏されるコンサートの場合でも「楽しめる」ものはほとんどありません。むしろ多くの場合は、「なんであんな演奏をするの?」という思いになります。

最近の団体は、若い団体がたくさんできているからということもあると思いますが、人数が多く、やたら大編成のオーケストラ曲を演奏するところが増えています。管楽器がたくさん入っているのでない限り、管弦楽曲を弦ばっかりのマンドリン合奏で演奏しても、聴く方からしたら面白いはずもありません。演奏者が楽しければ良いならそれでも良いですが。……でも、自分たちのためのコンサートなら無料でやってくださいね。

そのような傾向もあるからでしょう、マンドリン合奏の演奏会に限って言えば、最近はあまり「これは」と思う選曲の演奏会がとても少なくなりました。たまに「これは」と思って聴きに行き、でも、演奏が………、で帰ってくることも多いので、本当に困ります。私の好きな曲を良い演奏で聴かせてくれる団体があれば、有料でも良いとは思うのですが。

さて、それでもいくつか興味のある選曲の演奏会を見つけましたので、紹介します。
(自分が行けそうなところなので、東京近辺のみです)
なお、コンサートの宣伝にしたくないので、団体名はあえて伏せておきます。

6月10日 ファルボ:序曲ニ短調 アマデイ:海の組曲
6月11日 ドビュッシー:小組曲
6月30日 チャイコフスキーの四季より3曲 バッハ:イタリア協奏曲 

この最後は「やられた!」です。
人数も少なく、自分たちに近い編成。その上、これから取り組みたいと思っていたチャイコフスキー。
うち2曲は演奏したことのある曲だからまだ良いのですが、演奏したことのない曲だと「先を越された」と思ってしまいます。ああいつか自分のグループでは全曲演奏をしたい!!

バッハのイタリア協奏曲もいつかは演奏したい曲です。3楽章はずいぶん前(ん十年前?)通常のマンドリンクラブ編成に編曲してそのままになっています。全楽章を自分たちでも演奏してみたいものです。

選曲だけで演奏会に行ってがっかりして帰って来た経験があまりに多いので、時間的に余裕がないと行かないかもしれませんが、久々にとても興味のそそられる選曲をみつけたので、今夜のネタにしてしまいました。

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2006/05/16

ヴィオラが主役の曲

というか、ヴァイオリンを用いないオーケストラの曲はどんなのがあるでしょう。

ご承知の方も多いでしょうが、今、アマデイマンドリンアンサンブルで計画中の曲の1つにフォーレ作曲のレクイエムがあるのですが、それは、ヴィオラが主役です。フォーレのレクイエムにはいくつかの版が存在し、大きな編成で演奏されるときには、ヴァイオリンが少し活躍するものの、あくまで主役はヴィオラです。そして、最近研究が進み、フォーレが望んだ本来の姿の第2版(1893年版)が重要視されていますが、この版では、ヴァイオリンはソロで1曲弾かれるだけで、あとはヴァイオリンは出番はありません。

となると、マンドリン合奏にしても、マンドラが主役で、マンドリンは出番が少なく、楽器さえあれば、マンドリンの人もマンドラにまわることになります。

フォーレのレクイエムを演奏会で取り上げ、その他の曲を演奏するときにマンドリンが入っていると、演奏会の日に、2つの楽器を持ってくる人がたくさん現れることになり大変です。それで、フォーレのようにヴァイオリンを用いない曲、あるいはあっても少なくて済む曲を調べたのです。

有名どころは、バッハのブランデンブルク協奏曲第6番
これは全くヴァイオリンが使われていません。もっとも、ヴィオラも今でいうヴィオラでなく、ヴィオラ・ダ・ブラッチョという古楽器の一種ですが。普通の楽団ではヴィオラで演奏しますね。

先日知ったのが、ブラームスのセレナード第2番。ヴァイオリンなしの管弦楽。というか、管楽器が主体で、弦は控えめに入っている感じです。曲は明るくて良いですが、ちょっとむずかしそうで……。
フォーレとのセットを考えると、バッハは去年やったし、時代的にもブラームスの方が良いのですが、管楽器が主体というのも、今回の編成には不向きというので選曲できませんでした。残念。

他はちょっと見当たりません。室内楽でヴィオラソナタはあるし、ヴィオラ協奏曲もあります。また、曲の一部にヴィオラが主役になるものならたくさんあるでしょう。

もし、これをお読みの方で、ヴィオラが主役の(ヴァイオリンは全くなし、あるいはほとんど、用いない)オーケストラ曲などをご存知でしたら、どうぞお知らせください。

次いでですが、去年の発表会でマンドラのアンサンブルを組みました。三重奏にアレンジしたのですがなかなか良かったですよ。いつかクラシック音楽を専門に演奏するマンドラアンサンブルができたらうれしいと思います。良い音です。

そうでした、少し前に買ったCDは4つのチェロのアンサンブルでした。あれをまねて、4つのマンドラでクラシックの名曲を演奏するというのは良いのではないか、と思っています。やってみたいものです。「われこそは」という人がいたら名乗りを上げてください。ついでに、フォーレのレクイエムにも出演してほしいです。

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2006/04/26

ヤマハの袋2

以前にヤマハの袋が柔らかい材質になってうれしい、という記事を書きました。
ところが今年に入って、モーツァルト生誕250年記念の特別デザインの袋に変わりました。そうしたら、また、ばりばり音のする材質のものになってしまいました。とても残念です。これだと、カバンからの出し入れなどのときに音が気になるので困ります。モーツァルト特別仕様の袋が終わったらまた柔らかいものに変わるでしょうか。

ところで、演奏会に行くと、会場の入口付近でチラシの束を配っていることがありますね。コンサートサービスという会社がやっているのですが、あのチラシをまとめていれた袋も以前は少し音のする袋でした。でも、演奏会のときに雑音がするというので苦情も多かったらしく、研究されて、現在は音のしない材質のものに変わっています。薄く柔らかい材質でありながら、結構頑丈な袋です。ヤマハにももう少し研究してほしいものです。

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2006/04/25

東京芸術大学の「指揮法講座」

昨年、「にわか芸大生をやっていました」で紹介した、東京芸術大学の「指揮法講座」のお知らせが来ました。
(芸大の「公開講座」は、指揮法以外にもいろいろあります。)

今年の指揮法講座は、
期日:7月24日(月)、25日(火)の2日間
講師:小林研一郎教授ほか
計10時間の講習、コバケンの指導を受けて費用はたった7900円!!
これ、民間では10倍の費用がかかりますね。めちゃくちゃ安いです。

申し込み期間:5月8日〜6月12日(必着)

指揮を習ってみたいけど、、、初めてだし、、、、という方にもお薦めです。高校生以上ならだれでも受講できます。まあ、だからあまり高度な講習ではないですけどね。でも、去年の講習は私に取ってはとても勉強になりました。今年ももちろん受講します。もう予定に入れました。
もっとも、定員が50名なので、ここで宣伝してみんな来ちゃうと、抽選で自分が外れたりしたら困ります。だからあまり来ないでね。(冗談です。って、このブログにそんな宣伝効果はないでしょうけど。)

去年は3日間で、最後の日に弦楽オーケストラを指揮させてもらえたのですが、今年は、2日間だし、
オーケストラはないようです。2台のピアノで行うように書かれています。
実施要項(PDF版)はこちらからダウンロードできます。

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2006/04/20

クラリネット五重奏の録音

これまでこの曲の演奏は、自分で購入したCDの演奏しか聴いたことがありませんでした。CDは1枚しか持っていなかったので、ずっとそれを聴いてイメージして来ました。でも、演奏会が近づいて来て、練習を重ねると、他の演奏/解釈も知りたくなったので、メンバーが持っていたCDを借りました。

これまで聴いて来たもの:
ディーター・クレッカー (クラリネット)コンソルティウム・クラシクムの演奏(cpo 999 802-2)

今度聴いたもの:
カール・ライスター (クラリネット)ベルリン・ゾリステンの演奏(WPCS-21062)

ディーター・クレッカーとコンソルティウム・クラシクムのことは全く知りません。解説を読めば書いてあるでしょうけど、輸入版なので…。

カール・ライスターとベルリンゾリステンは国内版なので、日本語の解説があります。カール・ライスターさんは、先日西村朗作曲のクラリネット協奏曲の演奏を聴いたばかりでした。

これまでずっと1つの演奏を聴き続けていたので、他のグループの演奏は大分違うだろうと思って聴いてみましたが、テンポ感、雰囲気などはほとんど変わらないな、と感じました。気づいた違いは、ライスターさんの方があっさりしている。弦楽器(ベルリン・ゾリステン)も、あっさりした演奏と言う感じです。さらっとしてて軽くて、それはそれで良いのですが、テンポの変化が少なく、表現も控えめで、ちょっと物足りなさを感じます。もっと弦が出ても良いと思われるところでも、弦が控えめすぎてちょっと残念に思いました。

4楽章の最後のアレグロの前にあるカデンツァも、クレッカーさんの方は独自のカデンツァをいれていますが、ライスターさんはフェルマータで音を延ばしただけ…。うーん、ここまであっさりするか。

テンポは全体的に少し速めだと感じました。

思ったほど大きな違いはありませんでしたが、本番が近づいて来て、少しでも多くの演奏を聴いておきたかったので、参考になりました。前から聴いていた方の印象が強いので、今度聴いている方に違和感があるのは仕方ないと思います。じっくり聴いて、それぞれの良いところを参考にして、自分の演奏に反映させたいと思います。

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2006/04/05

いろいろ

このところ、さすがにネタ切れ?で更新が毎日とはいかなくなっています。
でも、本当のところは、ネタ切れというより時間切れ?で、本当に時間が足りなかったのです。

今日はちょこちょこといろいろ書きましょう。

ミュージックの日

私が主催した「本業と副業で音楽を楽しむ会」が3月19日に終わったのですが、伝言板には書いたものの、このブログには何も書きませんでしたね。プログラムはここで見られますので、興味のある方はご覧ください。また出演者のkonkitiさんがブログを書いていますので、こちらをご覧下さい。

ところでその3月19日ですが、聖ヨゼフの祝日です(これホント)。……ではなくて、私も所属する日本音楽家ユニオンが提唱する「ミュージックの日」です。すっかり忘れていました。まあ、語呂合わせですね。でも偶然「音楽を楽しむ会」の開催日になっていたなんて。

バッハの誕生日

これも忘れていましたが、バッハ は1685年3月21日に生まれています。ということは 2006年3月21日にはなんと、321歳になります。3月21日で、321歳か……。

岩城宏之さん 肝機能障害で入院

だそうです。今年に入って2回ほど演奏を聴かせていただき、演奏する姿を見ましたが、やはり必ずしも体調が良さそうには思いませんでした。今年は東京混声合唱団の創立50周年でもあり、いっそうお忙しいことだと思うので、早く快復されることを祈ります。

Hisamatsu.org コンサートスクエアの厳選サイトに選ばれる

って言っても、自薦でだいたい通るのですが、、、でもうれしいです。
http://www.concertsquare.jp/
の厳選サイトリンク集>アーティスト>その他にアクセスしてください。

アマデウス2006の練習

4月2日はアマデウス2006の練習でした。

11:00 ディヴェルティメント 速度を私の理想に近いものにしたら、メンバーが大分焦ったらしい。
でも、やはりあれくらいの速度で本番は演奏したいものです。みんながんばって。
12:00 昼休み
13:00 さらにディヴェルティメントを細かくチェック
13:30過ぎ フルート四重奏 お、こちらも速度が上がった。速い動きのところを焦ると合わなくなる。でも確実に昨年よりも良くなっている。装飾の入れ方、間の取り方などもチェック。
15:00過ぎ クラリネット五重奏 むむむ……本番まで1ヶ月だというのに……。練習の段取りが悪く、時間が全く足りなかった。その上、まだちゃんと弾けないところが多すぎる。特に第1楽章。危機感がかなり高まったので、練習時間配分の再検討が必要。なんとかしなくては。

上記の反省をふまえて個人練習

昨日の朝はある理由からあまり練習できませんでした。

今日はその分を補うほど練習。初めは軽く練習するつもりだけでしたが、クラリネット五重奏を始めたら、やはり1月前の緊張感からか、かなり熱の入った練習となり、1時間半くらいかけて全楽章を練習しました。内半分近くは1楽章でした。そのあとディヴェルティメント。1楽章がなぜか不正確。慌てるとどうしても音がかすれる。以前の方がもっと弾けたくらいなのに……、というのは間違いで、以前は細かいところをごまかしていても気づかない、あるいは気にならなかったのでしょう。今はかなり細かいところまでチェックできるから、演奏の出来にとても敏感になっていると言うとことだと思います。

午後外出して、また帰ってから練習。今度の土曜日の老人ホームへの出張演奏の曲、アマデウスのための、ディヴェルティメント、フルート四重奏と練習しました。老人ホームで演奏する曲はほとんどが軽い曲ですが、そうはいってもさすがに本番が近づいてきて、細かいところを注意する必要があり、楽譜への書き込みも細々書き込みました。

ディヴェルティメントは特に1楽章がミスが目立つので、徹底的に練習し、少し成果が上がったようです。

フルート四重奏は、1楽章はまあまあ。速度も自分の思う速度でもほぼ演奏できるようになりました。3楽章は、先日の合奏練習から判断して速度を上げて練習しました。完全にとは言えないものの、少し速度を落として練習すれば、問題なく演奏できました。やはり、少しゆっくり目で丁寧に練習し、完璧に弾けるようにしておく、というのが良いようです。

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2006/03/24

ちょっといい日々

昨日神奈川フィルの本番を終えて、とても良い日になったわけですが、先日の練習に行って来た時から、良いことが続いています。それをお話ししましょう。

練習そのものも、演奏者の皆さんに温かく迎えられ、さらにすばらしい音楽に浸って来て幸せだったわけですが、他にも以下のようにちょっとしたうれしいことが続きました。

まず、練習は本来は6時まであったものの、自分はあっという間に出番が終わってしまったために、大分時間が空きました。それで、銀座のヤマハに行きました。すると、久々に自分のCDがありました。(山野楽器では見つかりませんでしたが…。)ヤマハにはマンドリンのCD自体が2枚しかなかったので、そのうちの1枚が自分のだったので、ちょっと感動。…でも売れ残っているとも言えるけど。

楽譜売り場で何気なく見ていると、以前から探していたものの、注文取り寄せでないとないだろうと思っていたピーターウォーロックのキャプリオール組曲の楽譜がありました。それも大型フルスコアなのに結構安い。

夕方5時からフルート四重奏のコンサートがあると案内があり、店頭で、もちろんモーツァルトのフルート四重奏の演奏がありました。第3番の1楽章が先に演奏され、そのあと第1番全曲でした。フルートさんは、黒檀製(?)のフルートでした。飛び抜けてうまいわけではないけど、とても参考になりました。CDなどで聴くより各パートがはっきり聴こえるし、立体感があり、生演奏の良さを感じました。

北千住にあるyahooのスポットの会員になりました。携帯が電池切れになってちょっと困っていたけど、このスポットのおかげでメールチェックや連絡メールの送信などが出来ました。これからも利用しようと思います。さらに、月曜日の特典として、スタッフとじゃんけんして勝つと利用料が無料。ハイ見事に勝ちました。

昨日は、Graduale Triplex(グレゴリオ聖歌の歌集の1つ)の注文が入り、在庫はなかったのですが、本はすぐ入荷しました。
今日は、今年から来年の企画に対しての合唱メンバー登録が1名ありました。

とまあこんな感じです。

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2006/03/03

神奈川フィルハーモニー管弦楽団 演奏会

今日は、もうすぐ共演することになる(この表現はちょっと恥ずかしい)神奈川フィルハーモニー管弦楽団の演奏会に行って来ました。と言っても、会場はすみだトリフォニーです。これは、トリフォニーが主催している「地方都市オーケストラ・フェスティバル」という一連のコンサートシリーズなのです。実は1月27日のアンサンブル金沢の演奏会も同じシリーズでした。

さて、曲目は全半がブルックナー作曲「弦楽五重奏曲 ヘ長調(弦楽合奏版)」です。ブルックナーは多分初めて聴きますし、ましてこの曲は初めて。ブルックナーはちょっと取っ付きにくかったので、いままだ避けて(?)来たのです。

弦楽合奏ということで興味津々で演奏を聴きましたが、弦の音が美しい。響きがきれいでした。ただ、…長いのです。そう、今までなぜブルックナーを避けて来たかと言うと、「曲が長い」というのが評判だからです。1楽章、2楽章、とにかく長く、まとまりが分かりません。いったいつまで、どのようにこの曲が進むのか分からず……意識がもうろうとしてしまいました。


それを感じ取ったのか(そんなわけはありませんが)、2楽章が終わったら指揮者が話をしました。
曲の前にも話をしました(英語です、それに遠かったので良く聞き取れませんでした……「失礼ですが、座って指揮させていただきます」という意味かな、と思いました…全然違うかも)。

たぶん「これから始まる3楽章はとても静かで、曲の終わりも静かですから………」みたいなことを言ったのでしょう。それまでも緊張感の漂う演奏だったのですが、3楽章は更にいっそう緊張感を持って始まりました。そして出て来た音の美しかったこと。輝きを感じるほどの美しさでした。おもわず「おお、」と言いたくなるほどでした。………が、長く感じました。それでもこのきれいな音楽に聴き入っていると、静かに終わりました。そして指揮者はしばらく動きませんでした。(客の一部は待ちきれずに咳払いしていましたが)そして、その後第4楽章に入りました。

4楽章は良く覚えていません。全体として、終始緊張感の漂う音楽であったこと、いろいろな部分でとてもきれいな音が広がる作品であったことは確かでした。そして、神奈川フィルの弦セクションの実力がかなりのものであることを示してくれたと思います。第1Vn 10、第2Vn 8、第1Va 4、第2Va 4、Cello 4、Cb 3という編成でしたが、低音がとても良く響いていました。またヴィオラもすごくいい音でした。ヴィオラが主旋律のときなど何とも言えない渋さが良かったです。

さて、前半は良く分からない音楽だったものの、きれいだったのは確かです。後半は一転して分かりやすい(?)ベートーヴェンとなりました。第5番は世の中で最も有名なクラシック音楽と言えるほどの作品ですが、有名すぎてあまりちゃんと聴く機会がありません。久しぶりにまともに聴きました。

いや、スキッとした演奏でした。1楽章はブルックナーの後だけに、「え、もう終わり?」というくらい短く感じました。

神奈川フィルの演奏のせいか、自分の席が3階(実際には6階相当の高さ)で上から聴いているからか、はたまた自分の耳が良くなったのか?、管楽器のこれまで知らなかった旋律がたくさん聴こえて来ました。1番フルートと1番オーボエの活躍はすばらしかったです。それから、2つのホルンもすばらしかった。私の中ではホルンは「しっとり」、というか、金管の中で木管に近い音のせいで「柔らかさ」を感じる楽器なのですが、今日のホルンはまさに「ラッパ」と言う感じで、2つだけなのに、勇ましい感じさえしました。

3楽章から、4楽章へなだれ込むときに、トロンボーンが加わり、華やかと激しさが加わります。前半は待ちばかりだったピッコロが加わり、途中からは全員の音が鳴り響き、、、、、。迫力満点の第5番でした。

指揮者のシュナイトさんは、もう大分お年のようで、歩くときもゆっくりゆっくり歩きます。指揮台にも椅子をおいて座って指揮をするのに、5番のときは、何度も立ち上がってしまうほどの熱の入った演奏でした。また、神奈川フィルもコンサートマスターを筆頭に、みな、情熱的な演奏で、前半のブルックナーも、後半のベートーヴェンも熱演でした。迫力というより、演奏者の熱の入り方が伝わってくるようで、本当に気分爽快にさせていただいた演奏会でした。

それから、シュナイトさんは、拍手を受けるときも、「自分よりもオーケストラに拍手を」と言う感じで、人柄が出ていました。そのせいか、拍手も、熱狂的な拍手というよりも、穏やかでありながら心のこもった拍手に聴こえました。前半のブルックナーが終わったときも、ずいぶん長い拍手になっていました。

とても良い演奏会でした。

地方都市オーケストラ・フェスティバル2006
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 演奏会
2006年3月3日(金) 19:00 開演
すみだトリフォニーホール   
ハンス=マルティン・シュナイト 指揮
曲目 ブルックナー:弦楽五重奏曲 ヘ長調(弦楽合奏版)
   ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」

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2006/02/28

編曲と練習日記

日記と書いても定期的に書く内容ではありません。
このブログは音楽ネタにこだわっている上、やたらに長くなってしまうので、結構書くのに時間がかかります。今日は珍しくあっさりと……って既に前置きが長い。

1.編曲 フォーレのレクイエムのマンドリン合奏版を作っています。今回は合唱の方にも私の作った譜面を渡せるようにしたいということもあり、歌詞も入れています。4声に同じ歌詞を入れなくてはいけないのですが、簡単に出来るやりかたはないか、1パートに入れたらコピーできないか、と思って試したら出来ることが分かりました。歌詞だけのコピーが出来るのです。これが分かったら、クレッシェンドの図形もコピーできることが分かりました。これは助かります。今まではパートごとに入力し直していたのです。もっと早く気づけば良かったのに‥‥。

2.練習 またまたクラリネット五重奏です。きょうは例の第4楽章の変奏のスピードを100で練習すると、大分良い確率で弾くことが出来ました。もう少しのところまで来ました。それでうれしくなって試しに110に上げてみました。……全然ダメでした。10回チャレンジして1回それなりの音が出るだけと言う感じで、全く追いつけませんでした。うー、あと少しなのに……。
ちなみに、神奈川フィルの演奏会で演奏する「窓辺においで」も必ず練習しています。今までなかなかうまく行かなかったところもありましたが、1カ所の弾き方を変えたら大分確率が良くなり、ミスが少なくなりました。このまま準備を続け、乗り切りたいと思っています。

今夜はここまで。

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2006/02/23

「本業と副業の会」のエントリーその後

本業と副業で音楽を楽しむ会ですが、先日発表したエントリーのあと、一部変更がありました。最終の決定はまだ先なので、小僧の関係するグループのことを中心にお知らせしましょう。

1,ミュージックベル
  団体名:ベル鈴ゾリステン
  演奏曲:エーデルワイス
  メンバー:小僧、mumi、女王様、たれぱんだ、ドリンノオケイコ(仮名)、Roco、ジャスミン
  なんと7名!すごい!!
2.聖歌隊
  団体名:Jubilate Deo(ユビラテデオ)聖歌隊
  演奏曲:Viri Galilaei
  メンバー:小僧、マッキー、Roco、たれぱんだ、konkiti(これまた5名!

前回のリストから変更があったもの
●前回入っていなかったもの
*団体名:不詳(サンバグループ) リーダー:たてがみ犬 
●一部修正
*個人:MAYA(fiore-01-dolaA)オリジナル曲2曲
*芸名:「ヤスミー」→改名「ジャスミン」

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2006/02/19

最近の音楽関係の動き(小僧関連)

アマデイと教会音楽の企画を発表しているのですが、少し前まで、外部の方からは全く反応はありませんでしたが、ここへ来て、メサイアに合唱で出演希望の登録が2名ほど続きました。フォーレの方は今のところ希望者がいません。
秋の演奏会の会場と日が決まれば、もっと登録が増えると思います。日の方はほぼ11月3日に固まっていますが、会場が決まらないとほんとにその日に出来るか分からないので、まだ何とも。それでまだ反応が大きくないのかもしれませんが、それでも、ほぼ日が決まっているので、少しずつ登録も増えると思います。

そのほか、輸入版のCDの注文が入ったり、出演依頼が2件来たり……。不思議と、こういういろいろな動きは集中するのですね。何もないときは全くないのに……。

今後の小僧の演奏スケジュールですが、
3月19日(日)本業と副業で音楽を楽しむ会
3月22日(水)神奈川フィルハーモニー管弦楽団 演奏会
4月8日(土)老人ホーム「ライフニクス高井戸」出張演奏
5月4日(木・休)アマデウス2006演奏会
*演奏ではないですが、今年の前半くらいには、3つのマンドリンとマンドラの4重奏用編曲集が
出版される予定です。

この後は全く決まっていません。(もしかしたら11月までないかも……)

アマチュア室内楽フェスティバルが復活したことだし、メンバーの皆が出演する気になってくれないかなあ、あるいは、これをきっかけに、アマデイで一緒にやってくれる方は現れないでしょうかねえ。
マンドリン4部合奏でCDを作るという計画もないではないけど、ちょっと遠くになりそうです。
今日はとりとめのないことで済みません。眠くなってしまって……。

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2006/02/18

ラ・クァルティーナ(チェロ四重奏)

これは、チェロばかり4人の演奏のことです。こちらの「おまけ」を参照。

「ベルリンフィル12人のチェロ奏者たち」というのは有名ですが、他にもチェロばかりの合奏団がいくつかありますね。今日ご紹介するのは、そのひとつ、NHK交響楽団のチェロ奏者4人で作られたクァルテット「ラ・クァルティーナ」です。CDタイトルは「アンダンテ・カンタービレ」。

そして、私がこのCDを購入した理由は、チャイコフスキーの「四季」から3曲、4月「松雪草」、6月「舟歌」、10月「秋の歌」が入っているからです。(「四季」についてはこちらをお読みください。)

「四季」12曲が弦楽四重奏に編曲されているのは知っていて、楽譜も持っているのですが、実際の演奏は聴いたことがありません。曲によっては、「こんなの弾けるのだろうか?」と思うようなアレンジもあり、一度演奏を聴いてみたかったのですが、CDはほとんどありません。(絶版のものの中にはあるようですが)

そして、12曲のうち3曲だけが、同じ編曲者(Werner THOMAS-MIFUNE)によってチェロ4重奏に編曲されて出版されていることも知っていたので、多分弦楽四重奏と同じように編曲されているだろうと思っていたのです。それで、演奏を聴いてみました。はい、やはり予想通り、弦楽四重奏版の音程をオクターブ移動したりしてチェロ4重奏に直したもののようです。もっとも、3曲とも1つの旋律と、伴奏部に分かれるようなかたちの曲ばかりなので、比較的編曲しやすく、また、演奏の難易度も高くありません。また、6月と10月は既に私自身の編曲でマンドリン合奏用も作ってあるので、編曲の参考にはなりません。というより、曲の構造が単純なので、弦楽に割り当てるのは、だれがやってもだいたい同じようになるのです。でも、逆に言うと、自分たちの編曲の模範演奏に近いものということも出来ます。ただ正直な感想を言うと、この編曲はチェロ4重奏より、やはり音域の違う、弦楽四重奏の方がもっと良いな、と感じました。

でも、チェロは味わいのある音の楽器で、私は大好きですし(ヴァイオリンより好きです)、他にもきれいな、そしてあまり難易度も高くない曲がたくさん入っているので、このCDはお薦めです。これを聴いていたら、マンドラ4名でこのチェロ4重奏用の編曲の楽譜を利用して演奏したら良いのでは、と思いました。チェロ4重奏用の編曲楽譜はたくさんあるみたいなので、その楽譜を入手して、5度移調するだけで、マンドラ・テノーレ四重奏団のレパートリーになります。本格的なマンドラ四重奏団ができたら結構良いだろうなと思います。

このCDには比較的チャイコフスキーの曲が多く、収録曲全12曲のうち、CDタイトルになっている「アンダンテ・カンタービレ」と「天使ケルビムの歌」とあわせて5曲あります。その他も、有名な美しい曲が多いです。

CDの最後が「天使ケルビムの歌」。これは初めて聴いたのですが、すごくきれいです。ちょっとびっくりしました。れっきとしたロシア正教会の聖歌で、礼拝用の音楽(無伴奏合唱曲)として作られたもののようですが、その和声、旋律の美しさから、楽器でも演奏されることが多いそうです。

早速楽譜を手に入れたいと、ネットで探してみましたが、なかなか見つかりません。そのうち見つけて、マンドリン合奏に取り入れてみたいと思います。

このCDについてはこちら

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2006/02/09

チャイコフスキー 四季Op.37bis (前編)

チャイコフスキー「四季」という曲をご存知でしょうか。「四季」と言ったらだれでも思いつくのがヴィヴァルディですね。ちょっとマニアックな方は、ハイドンのオラトリオ「四季」でしょうか。ヴィヴァルディ、ハイドンいずれも、「四季」というだけあって、4つに分かれています。ところがチャイコフスキーはちょっと違っていて、12曲です。そう、つまり1月ずつなのですね。

「12の性格的描写」という副題をもつこの曲は、もともと、雑誌「ヌーヴェリスト」の1876年の各月号に、季節にちなんだ詩とともに掲載する企画のために作曲されたピアノ曲です。したがって、チァイコフスキーは各月ごとの詩からヒントを得て作曲しています。

この曲についての解説はそれくらいにして‥‥
私は、この曲と大学生時代に出会いました。当時ピアノ曲をマンドリン合奏にアレンジしたいと思っていたので、このような描写音楽で、各曲が小品の作品はとてもぴったりで、編曲に意欲を燃やしました。特に、6月と10月が気に入り、早速編曲しました。その後5月や12月が加わり、母校のマンドリンクラブの演奏会などで採用されたり、社会人団体で演奏されたりしました。

またさらに、小編成に直したものが演奏される機会も何度かありました。なお、10月の「秋の歌」は共同音楽出版から「マンドリン合奏セレクション」に収録され6部編成で出版されています。

後で分かったのですが、「四季」の12曲の中でも人気が高いのは、6月と10月、11月のようで、単独で演奏されることも多いようです。自分が真っ先に気に入った曲が、一般的にも好まれていると知って、「自分もなかなかのセンスをしている」などと勝手に思ったものです。

で、この曲はやはり、合奏に直して演奏したいと思う人が多いらしく、いくつかの編曲が出ています。
(つづく)

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2006/02/06

火刑台上のジャンヌダルク

アルチュール・オネゲル作曲の劇的オラトリオ『火刑台上のジャンヌ ・ダルク』という曲をご存知でしょうか。

…なんて、自分が良く知っているかのように書いていますが、先日初めて聴いて来たのです。と言っても部分的に……、なんと、オーケストラの練習に立ち会って来たのです。(嘘です、あるつてがあって、公開練習の招待券を入手したので見学して来ただけです)

クリスティアン・アルミンク指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団が、今週9日(木)と11日(土)にトリフォニーホールで演奏します。その初日の練習でした。指揮者とオーケストラだけの練習と聞いていたのですが、実際に行ってみると、数人の歌手と、男性、女性の語り(これらが主役です)も参加しての練習でした。練習風景を聴くと言っても、歌や語りはフランス語、外国人のソリストと指揮者はドイツ語で話し、指揮者がオーケストラに指示するときは、英語と日本語を交えているうえ、客席に聴こえるように話すわけではないので、何を言っているかはほとんど分かりませんでしたが、それでも、オーケストラの練習風景を見られるというのは良い経験になりました。全く初めての曲でも、練習を見ていると興味がわいて来ます。楽団員に取っては、やりづらいくていやでしょうけど、お客に興味を持ってもらうにはとても効果的な企画だとも思いました。

ジャンルダルクについてはご存知だと思います。イギリスからフランスを救うために立ち上がり、見事にフランスを勝利に導きながら、魔女と決めつけられて火あぶりの刑にされたと言うあのジャンヌです。(ちなみに、カトリック教会は20世紀になってその過ちを認め、改めてジャンヌダルクに聖人の称号を与えています。)

そんなこんなで、物語は正直心が重くなりそうなものですが、この曲の特徴は、主役のジャンヌダルクは、基本的に歌を歌うことなく、語りに終始します(練習を聴いたときは、歌を口ずさんではいましたが)。また、ドミニクと言う僧侶も語りだけです。

言葉も分からず、練習も一部分だけでしたから、演奏会批評なんてわけには行きませんが、感じたのは、俳優さん、とくに主役のジャンヌを演じるアンヌ・ベネさんは、少女というにはかなり無理があるものの(ごめんなさい)、語り口は若々しく、また役にはまってとても表情豊かでした。

それと、テノールのシュミットさん(役が「豚」となっているのですが……)、すごいきれいなテノールでした。ほかの日本人のテノールの歌もすばらしい声でしたが、シュミットさんはランクが上でした。それに、一部グレゴリオ聖歌を引用したような歌の部分がありましたが、この辺りでは、シュミットさんと日本人との差がはっきりとしていました。音楽教育の差では、と思ってしまいました。

ピアノが2台使われていて、多分1台は何か細工をしてあるのでしょう、チェンバロのような、打楽器のような不思議な音がしていました。
それと、オンドマルトノが使われていました。名前は知っていましたが、生で初めて聴きました。

とにかく良い体験をさせていただきました。この場を借りて、新日本フィルにはお礼を申し上げます。

なお、申し訳ないことに、本番を聞きに行くことは出来ません。せめてもの償いに(?)、宣伝させていただいてお礼としましょう。
お礼と言えば、会場で、この公演のTシャツを限定販売していましたので、演奏見学のお礼に買ってくれば良かったのに、買いませんでした。申し訳ありません。指揮者も着ていて、一所懸命販売に努めていたのに申し訳なかったです。

アルチュール・オネゲル作曲 劇的オラトリオ『火刑台上のジャンヌ ・ダルク』
(コンサート・オペラ形式)
クリスティアン・アルミンク指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団
2006年2月9日(木)19:00  と11日(土)15:00
すみだトリフォニーホール
*練習を聴いたのは、2月5日です。

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2006/02/02

写譜と演奏その2(パソコンへの移行したことの善し悪しは)

前回の第1回からだいぶ経ってしまいました。後編はコンピュータで楽譜を作るようになってよかったことと、問題点などです。そして、写譜のお薦めも。

●Finaleを購入した理由
Finaleを購入するに至った理由は、当然ですが、効率の問題でした。

当時のアマデイは小規模で(…って今でも少人数ですが)、ヴァイオリンやリコーダーなどの三重奏や四重奏に編曲された楽譜などを使うことが多くありました。それらは、そのままで弾ける部分が多いのですが、一部は書き直さなければなりません。たとえば、自分ならヘ音記号を見てマンドラで弾いたりすることは出来るものの、他のメンバーは出来ませんでしたので、そのパートのみ楽譜を作らねばなりません。時にはマンドラがいないと、マンドリンで代用する場合があります。したがって、メンバーが構成が変わる度に楽譜を書くことになります。また、必要があって別の調に移調するとなると、全パート書き直しになるわけです。

そんなわけで、コンピュータでやればきっと作業が早くなるなあ、という思いから楽譜制作ソフトを検討していました。当時でも安いソフトはあったのですが、仕上がりがとても悪いものが多く、また、複雑な楽譜が書けないなどの難点がありました。私は手書きの譜面でさえかなり丁寧に書く人間なので、コンピュータで作ったときにきれいにならないのでは、コンピュータでやる意味がありません。それで結局プロ用、印刷会社でも使用するようなソフトのFinaleを買ったのでした。

●使ってわかったこと
使ってわかったことは、当然、移調が楽であること。元の譜面とは違う調に編曲したい場合も、もとの譜面と同じ調に入力してから移調すれば済みます。そのほか、同じ音の繰り返しなどがある場合にコピーが出来るので入力がその分助かる、スコアを作ればそこからパート譜が出来る、などなど……まあ、これらはある程度予想していたことでした。

ところが、あまり期待していなかったのに良かったことは、音が出ることでした。楽器を選択できるので、ある程度出来上がったときの合奏の状態をコンピュータの演奏で聴くことが出来るのです。これは結構楽しいことでした。少しずつでもスコアが出来ると、そこまでは自動演奏できるわけです。自分で入力した楽譜から音が出来たときは結構感動ものでした。そして更に、入力ミスがあれば、変な音がするのでミスに気づきます。校正の助けにもなりました。

●コンピュータの譜面の問題点
でもコンピュータで楽譜を作ることがすべて良いことでもありません。最近になってその問題が現れてきました。
自分の性格の問題でもありますが…、たとえば弦楽四重奏の譜面を使う場合、マンドラパート1つ作れば済む編成で演奏する場合でも、そのマンドラの入ったスコアが欲しくなり、不要な3パートまで入力しないと気が済まなくなって、手書きよりかえって時間がかかります。まして、きれいに出来ないと気が済まないので、更に時間がかかってしまうのです。(やらなければ済むのに…)

もうひとつ、、、手書きのパート譜の方が基本的に音符が大きく、見やすいことが多いです。コンピュータで作ると、ある程度は音符の間隔を詰められるものの、手書きほどは詰められないことがあります(使い方を知らないだけかも)。なのでどうしても手書きよりも小さい音符にしないと詰めた譜面が作れないのです。

●今回アマデイの演奏会前のスランプで思い出したこと
かつての手書き時代の時に、実践していたことがありました。それは既にパート譜がある場合でも(特にコピーをもらった場合に)うまく弾けない時、練習に行き詰まると写譜をしていたのです。楽譜を丁寧に書き写すと、1つひとつの音譜をしっかり見て書きますし、書いていたときの譜面づらを覚えるので、暗譜も早いし、私は旋律を頭の中で歌いながら書いたりするので、書き終わると結構弾けるようになったものです。

コンピュータを使うようになってから、「弾けない時には写譜をする」ということがなくなってしまいました。そのことは完全に頭の中から消えていました。今回、アマデイの演奏会前にスランプに陥り、一所懸命練習しているつもりなのになぜか弾けずに悩んでいるうち、「ああ、昔は、弾けなかったら写譜をしたのだった」と思い出したのです。

最近自分が実践していないのにお薦めするのもなんですが、それでもあえて申し上げましょう。練習に行き詰まったら楽譜を写してみてください。ただ弾く練習を続けるよりも、効果があると思いますよ。今度私も久しぶりに写譜ペンを買って、写譜をしてみようかと思っています。(……でもほんとにやるかどうか。)

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優れた作品は、良い演奏を生み出し、美しい音楽が演奏者を育てる

私の持論とも言える考え方です。
アマデイマンドリンアンサンブルが、クラシック曲を中心に演奏しているのはこのためです。
時には、先日の演奏会のようにマンドリンのための作品も取り上げたり、あるいはポピュラー音楽のコンサートを開くことはあります。でも、その場合でもそのジャンルの中での「優れた作品」と思われるもののみを取り上げています。

とは言え、通常の演奏会の選曲に当たっては、当然ながら、いわゆる「クラシック音楽」に分類される音楽作品が最も質の高いものであり、その中でもより優れた作品、それでいてマンドリン合奏、特に小編成の合奏で演奏するにふさわしい曲を選択しています。

主に弦楽合奏曲を取り上げていますが、ヴァイオリンとマンドリンの楽器の性質の違いから、弦楽合奏の作品が皆、アマデイにふさわしいとは限りません。この辺が難しく、特に私が「すばらしい」と思っていながら演奏できない曲もいくつかあり、その点が残念です。

いずれにしても、基本は「優れた作品、質の高い作品を演奏する」ということです。
なぜなら、演奏者であれば、どうせ弾くなら「良い曲」を弾きたいでしょう。
聴衆として演奏会に行くなら、同じ演奏者が演奏するなら「より良い曲」を聴きたいでしょう。

では、「良い演奏者」の演奏会と「良い曲」の演奏会としたらどちらを選択しますか?

私は間違いなく「良い曲」を選びます。正確には「好きな曲」ですが……。
もちろん、演奏者で選ぶこともありますが、私が実際に演奏会に行くとき、多くの場合は「(演奏される)曲」で選びますねえ。

かつてこんな経験がありました。
ある古楽の講習会があり、その最終日が受講者によるコンサートだったのです。
私は、そのコンサートに出かけました。演奏を聴くと、音程も怪しく、短期間に講習した曲のコンサートのため、ミスもあり、演奏レヴェルとしてはかなり低いものでした。それでも、演奏者がとても楽しそうにしていたこと、そして何より「とても優れた作品」を演奏していたため、聴いていてとても心地よかったのです。

また、ここ数年はいろいろな音楽会に出かけますが、演奏の善し悪しはいろいろありますし、このブログでもかなりいろいろと批評を書いています。それでも、「優れた作品」の演奏会だった場合は、演奏に多少問題があってもやはり「聴いてよかった」と思えるのです。では、同じようにクラシックの優れた作品を取り上げているマンドリンアンサンブルの場合はどうして「聴いてよかった」と思うことが少ないのでしょうか。それは「編曲の質」の問題があるからでしょう(編曲についてはこちらを参照してください)。原曲をいじりすぎた編曲は曲の質を落としてしまいます。これではもはや「優れた作品」ではなくなってしまいます。

先日のアマデイの演奏会は、前半がマンドリン合奏の作品の中から、選りすぐりの小品、小編成向きのすばらしい作品を取り上げたので、マンドリン関係者でないお客様にも気に入っていただけました。後半は著名な作曲家の優れた作品を集めましたので、これもお客様には好評でした。

そしてなにより、その作品を演奏できる喜びが演奏者にあり、練習も本番も、演奏していて喜びを感じられました。こんなすばらしい曲ならもっときれいに演奏したいと、練習の時も熱が入りました。また練習中にうまく行った時…和音がきれいに響いた、テンポを揺らしたときにとてもうまく合わせられた、何度も練習しているうちに「ああこうすれば良かったのか」という発見などなど…作品から教えられることもたくさんありました。

そう、だから、私はいつも思うのです。「優れた作品は、良い演奏を生み出し、美しい音楽が演奏者を育てる」と。

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2006/01/27

オーケストラアンサンブル金沢演奏会

今年は、ご招待と言うか、無料で演奏を聴かせていただく機会が多いです。(って、まだ1月ですが、、、でももう5回目です)

今日は、オーケストラアンサンブル金沢の演奏会。行きたいと思って予定に入れていたら、無料チケットが飛び込んで来ました。ラッキーです。

1曲目は、箏とオーケストラのための「六段」幻想という曲。30人くらい(3つの箏の会の合同)の演奏者がオーケストラの前に座り(椅子ではなく)、その後ろでオーケストラが演奏すると言う箏(そう)が、ソリ(Soli)を務めるという演奏でした。

私としては結構面白かったですが、ああいう組み合わせっていうのは、邦楽器の人に取っても、洋楽器の人にとっても、何となく物足りなさが残るような気がします。少し消化不良な感じもしました。でも、あの人数の箏の演奏を聴くのは初めてに近いので、その点は私に取っては結構良かったです。

2曲目から間にフィガロの序曲を挟んで、ソプラノの森麻季さんの歌でした。

最近この人は売れているらしく、あちこちで名前を見かけます。今まで聴いたことがなかったので、とても興味深く聴きました。山田耕筰「からたちの花」。クラシックの歌手が日本語の歌を歌うと言葉が聴き取れないことが多いのですが、この人はちゃんと聴こえる日本語で歌ってくれていました。とてもきれいな細い声でした。少し控えめに、その分美しい声で歌うことを心がけているのかな、という風に思えました。私は3階席(普通で言う5階相当のところ)なのでかなり遠かったのですが、声は良く届きました。オーケストラにはもう少し音量を下げてもらいたいなあ、と思いましたが。

最後に歌ったのが、モーツァルトのモテットExsultate, jubilateでした。1つの楽章は短いながらも3楽章に分かれているソロモテットです。誰かの演奏のCDは持っていましたが、あまりちゃんと聴いたことがありませんでした。これをメインに据えていただけあって、だいぶ調子が上がってきましたし、とても楽しそうに歌っていて、3楽章などは、「アレルヤアレルヤ」ばかりでしたが、それだけにうきうきするような歌でした。私の一人おいて左右に、こういう曲がとても好きな方なのでしょう、手や身体を動かしながら楽しそうに聴いている人がいました。クラシックの音楽会で、それなりの年配の方達が、こんなに楽しそうに聴いている姿は初めて見ました。

で、わたしは、アンサンブル金沢の演奏と、この森さんの歌が聴きたくてこの演奏会を楽しみにしていたわけですが、曲はあまり考えていませんでした。

アンサンブル金沢と言っても、今日は音楽監督の岩城さんが指揮ではなく、金聖響さんというこれまた最近売れっ子の(?)指揮者でした。私は初めて聴きましたが、良くまあ、踊りながら指揮します。はじめは「ちょっとなあ」と思いましたが、そう言えば、昨年指揮法を教わったときに、「型にはまった振り方」の良くない点をいろいろ教わり、「オーケストラの演奏を引き出す指揮の仕方」を教わったことを思い出しました。少々オーバーアクションですが、この指揮者は結構オーケストラの演奏を引き出していると感じました。

そして、休憩後のメインがベートーヴェンの交響曲第6番「田園」です。
考えてみると、ベートーヴェンの交響曲は有名すぎてある程度聴いて知っているものの、わざわざ演奏会に出かけて聞こうとはしていませんでした。そのせいかほとんど知らなかったのです。
1楽章はしょっぱなからあの有名なフレーズが何度も出てきます。正直ちょっと飽きました。「ベートーヴェンらしい、しつこい感じの曲だなあ」と思っていました。ところが2楽章の小川の風景は、解説など要りません。管楽器の音が、だれが聴いても小川のせせらぎ、鳥の声などを表していることがすぐ分かります。フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットそれぞれが持ち味を出してとてもすてきでした。ベートーヴェンと言うと、いかついイメージがあるので、こんなに柔らかな音楽を書くのか、と改めて思いました。3楽章に入って農民の楽しい雰囲気が現れます、あっという間に4楽章へなだれ込み、天気が一転して「雷雨、嵐」になります。それまで待っていたティンパニが嵐の雰囲気を思い切りだします。ティンパニは古い方のティンパニで、マレットも硬いものを使っていたのでしょう。雰囲気がとても良く出ていました。
トランペットや、トロンボーン、ピッコロなど、出番の少ない楽器が一斉に声を上げます。
(ピッコロはこのときだけだったのでは?トランペットやトロンボーンは何度か出てきましたが)

ちゃんと聴いたのはほとんど初めてだったので、上記のことはちょっと不正確なところもあるかもしれません。お許しください。

それにしても、モーツァルトとベートーヴェンは今から思えばかなり近い世代なのに、曲の作りはずいぶん違うのですね。4楽章の嵐のシーンなどを聴いていると、まるで20世紀初頭の音楽のようでした。それに、モーツァルトは弦楽器主体ですが、このベートーヴェンの6番はかなり管楽器が主役を務めています。それから、モーツァルトはチェロとコントラバスは大体同じ動きが多いですが、ベートーヴェンはチェロとコントラバスは全く別の動き、むしろチェロはヴィオラとかなり対になって動いていました。ヴィオラの音がすてきでした。こんなにヴィオラってきれいな音がするのか、と思いました。チェロも同時になっていることが多かったので、ミックスされたかもしれません。

6番は静かに終わるので、そのせいか、拍手も初めは少し小さめでした。でも段々大きくなり、アンコールが演奏されました。プロメテウスです。これはすごかった。オーケストラも楽しんでいるようで全力を出し切った感じです。私も感激しました。会場は興奮したように、大きな拍手が続きました。うーん、やるなあ、金聖響と言う感じでした。

オーケストラアンサンブル金沢演奏会
2006年1月27日 すみだトリフォニーホール
指揮:金聖響
ソプラノ:森麻季
箏合奏:砂崎知子 箏志会、安藤政輝 輝箏会、深海さとみ 深海邦楽会
曲目:倉知竜也 八橋検校による「六段」幻想
   山田耕筰 からたちの花
   モーツァルト アリア「恋人よ、さあこの薬で(薬屋の歌)」
          「フィガロの結婚」序曲
          モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」
   ベートーヴェン 交響曲第6番 ヘ長調「田園」
アンコール
   ベートーヴェン「プロメテウスの創造物」序曲

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モーツァルトの誕生日

ご承知の方も多いでしょうけれども、今年はモーツァルト生誕250年、そして、今日は誕生日です。
今年始めに聞きに行った「成人の日コンサート」のピアノソロを弾いた人も同じ誕生日でした。(どうでも良いことですが……)

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2006/01/22

写譜と演奏その1(手書きからパソコンへの移行)

先日話題にした岩城宏之さんの本の中で、「写譜」(本の話題は「写譜屋さん」のことですが)のことに触れているところがありました。それを読んでいて、ああ、昔は良く写譜をしたなあ、と思い出しました。そこで、私の写譜の歴史(大げさですね)とコンピュータへの移行、そして写譜することの意義について最近見直したことなどをお話ししたいと思います。第1回目は手書きからパソコンへの移行期のことです。

●コピーがなかった
高校のマンドリンクラブに入った頃は、まだコピーもろくにない時代でした。コピーと言えば「青焼き」か、学校など特別なところでは「乾式コピー」と呼ばれるものがあり、別名「ゼロックスコピー」「ファックス」などとも言っていました。(「ゼロックス」という会社の機械でなくても「ゼロックス」コピーでした。「ファックス」とは今のいわゆる「ファックス」(電話回線で遠隔地へ画像を送るもの)のことではありません。)
ついでに、その昔(わたしの小学生時代)には「湿式」コピーと言う白黒のコピーもありました。においがすごかったのを覚えています。

とにかく、今のようにコピーが簡単に取れる時代ではなかったので、当然自分の楽譜は自分で写したものです。大学時代に入っても、まだ青焼きが主体、今のいわゆるコピーはまだサービスをしているところが限られていたし、値段も結構高かったと思います。

●丁寧すぎる写譜の時代
高校時代は、ばか丁寧に譜面を書いていました。鉛筆で下書き、黒丸はサインペン。棒は線引きを当ててボールペンで書き、更に旗も印刷物のようにしたくて少し太いところ輪郭をボールペンで書き、中はサインペンで塗りつぶす。その後下書きの鉛筆を消す…。そんなことをやっていたので、1曲のパート譜を作るのにもものすごく時間がかかり、初めて「徹夜」を経験したのは、写譜をしていてでした。そういえば、ト音記号も、音楽の教科書やノートのちょうど大きさの合うものを切り取って貼付けるということもしていました。

●スコアを書き始めてからの変化 ペン書きを始める
大学時代に編曲を始めスコアを書くことが増えました。当然パート譜より遥かに時間がかかります。そうなるとあまり丁寧にやっていたのではいつまでも終わりません。それでだいぶ手を抜くようになったのですが、やはり見栄えが良くありません。奮起して、写譜ペンを買って使い始めました。初めは試しだったので、当時売られていたセーラー万年筆の写譜用を使い始めましたが、書き味が今一でうまく出来ませんでした。

●シェーファー万年筆
その後、シェーファーの万年筆を利用するようになり、格段に書きやすくなって、うまく書けるようになりました。ほんの数年前までは、手書きでスコアも作っていました。パート譜はともかく、スコアはなるべくページ数を減らそうとすると、どうしも小さい音符になるため、書くのは大変。ギターパートなど和音を書くのは苦労しました。編曲のときは、いきなりインクでは書けませんから、まず鉛筆で編曲を書き上げ、仕上げとして、それを万年筆で書いて行く、つまり写譜して行ったのです。編曲のときは、鉛筆で書いても「下書き」ではないので、鉛筆の上に上書きすることは少なく、全くの写譜作業をしていたことになります。

こういってはなんですが、次第に技術があがり、自分でも結構見やすいスコアを書くようになっていたと思います。実際人に頼まれて楽譜を作ったことも何度かありました。

●フィナーレ購入
ところが、パソコンにはまり、いろいろなことをパソコンでやっているうちに、ついに97年だったか、Finaleを思い切って購入しました。使い方を覚えると、やはり編曲には便利ですし、スコアを作ればパート譜を作るのは簡単。なにより、間違えても修正が利くし、また、ひとたび編曲した曲を移調して演奏するときも簡単……。そんなわけで、手書きはすっかりご無沙汰になってしまいました。(つづく)

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2006/01/11

楽器の値段

先日テレビを付けたら、芸能人のランク付け(?)をする番組をやっていました。その中で、ひとりひとりに、姿を見せずにギターの音を聞かせます。片方は普通の割と安いギター、もう片方は、すごく高いギターです。

それを音を聞いただけで、どちらかを当てるというものでした。今回はほんの少ししか見なかったので、結果などは全く分かりません。でも、多分、なかなか当たらなかったのでは、と思います。演奏する人がうまいと、安い楽器でもちゃんと鳴るのです。となると、楽器の値段て、どこにかかってくるのでしょうね。

以前にも同じ番組で、ヴァイオリンでやっていました。そのときは何人もの回答を見ていましたが、やはり、簡単には分かりませんでした。自分も全く分からず、、、、、。家を一軒売ってでも買うようなストラディバリと練習用の楽器の区別がつかないなんて。ヴァイオリンの専門家たちなら聞き分けられるのでしょうか。

私の場合、演奏を聴いても、「ああいい楽器だ」と思うことはほとんどないです。やはり、演奏を聴くときは、「その演奏者の音」が問題であり、実際、演奏者の腕、技術が音色を決めるわけで、楽器の善し悪しは、全くないとは言いませんが、あまり影響がないように思います。
ただ、自分がその楽器を弾く場合には、良い楽器と、そうでないものははっきりと違いが分かります。
解放弦をポーンと弾いただけで、音色の善し悪しが感じられますから。

そう言えば、昨年の大阪であったマンドリン独奏コンクールで優勝した方が使用していた楽器は鈴木バイオリン社製のものだったそうです。その奏者の国では個人が楽器を持っていることがとても難しいそうで、皆で交替で使っているのだそうです。そんな中で大変な努力をされたのでしょうね。

「鈴木」のマンドリンと言うと、日本ではどうしても「安いもの」というイメージがありますが、値段の割に良い音がするとは思っています。でも、コンクールで優勝してしまうとはちょっと驚きました。演奏者の技術の方が、楽器の違いより大きいということを示した例だと言えますね。

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2006/01/09

岩城さんの演奏を聴いてしまいました

3日続けて岩城さんの話で申し訳ない。じつは、今日サントリーホールで行われた「成人の日コンサート」に行って、岩城さんの指揮する演奏を聴いて来たのです。(念のため、あくまで「成人の日」コンサートであって「新成人のコンサート」ではありません。もちろん、本当は新成人にたくさん来てもらえるように、いろいろと工夫をしたものなのですが、聴衆の9割5分以上は、私も含め、とっくに「成人」した人ばかりでした。)

わたしは、このコンサートに行くことにしてはいましたが、指揮者が岩城さんであることは今日まで忘れていました。ですから、昨日までの2回の記事は全くの偶然で、図書館で本を見つけて思いついたのです。だから「しばらく演奏を聴いていない」「最近は聴く機会がないと書いていたのです。

さて、今日のコンサートはちょっと変わっていました。
オープニングは、バーンスタインの「キャンディード」序曲。一昨年、演奏会で「ウェストサイドストーリー」のなかから2曲演奏したりしていたので、そのときに買い求めたCDでこの曲も聴いてはいたのですが、普段あまり聴かないので、ほとんど初めて聴くような印象でした。華やかで、でも、ヴァイオリンなどはとても難しそう。でも、楽員は平然と弾いていました。プロ楽団と、アマチュア、しかも楽器が違うので比較してはいけないと思いますが、やはり、、、、マンドリンとはレベルが全く違うなあと感じました。

2曲目からはすべてガーシュインです。
まずは「ラプソディー・イン・ブルー」。音楽の教科書でも出てくるので、学校で「鑑賞」のときに聴くことはありますが、オーケストラの生演奏はおそらく初めて聴いたでしょう(CDでは聴いたことはありますが)。この曲はピアノコンチェルト風の構成ですが、ジャズの手法がかなり取り入れられていて、ピアノのカデンツァもものすごく長く、即興演奏の技術が必要です。ソロを弾いたのは松永さん。ちょうど今月二十歳になると言う最近ジャズ界で注目されているピアニストだそうです。ちなみに誕生日がモーツァルトと同じ1月27日なので、230歳下ということになります。どんなこになるのか、と少々不安げに聴いていましたが、なかなかの熱演。そして、適度にオーケストラと合わせる意識も持って演奏していたので感心しました。プログラムの後半でゲストに宮本亜門さんが出たのですが、その時のトークで岩城さんも話していましたが、この「『ラプソディー・イン・ブルー』の演奏は、クラシックのピアニストはジャズの雰囲気や手法がうまく出せないし、かといって、ジャズ専門の人では演奏テクニック的に難しい」ということで、なかなかふさわしいピアニストがいないのだそうです。そう言う意味でもこの松永さんはすごい人と言えます。

その次はサックス1本で演奏し、男女二人が踊るバレーでした。音楽はオペラ「ポーギーとベス」からでした。
不思議な空間でしたが、私はいまいちバレーの良さが分からないのと、音楽的にはサックス1本よりもう少し楽器があった方が楽しいな、と思いました。

今回はステージがめまぐるしく配置換えをするので、裏方さんが大変でした。そして25分もの休憩を取るので不思議に思っていたら、正面に巨大なスクリーンが登場し、オーケストラの譜面台には大急ぎで照明を取り付けました。後半は「パリのアメリカ人」。その映画を映し、それに併せて音楽を演奏するというものでした。

パリのアメリカ人」は結構長いので、ただ聴いているとちょっとしんどいですが、映画を見ながらだったので、飽きずに聴けました。これまたなかなかの熱演。とくに金管楽器はやりがりのある曲目だったと思います。
岩城さんも「とてもうまいトランペット吹きがいないと出来ない曲」と紹介していました。

ちょっと管楽器に重きが置かれていたからでしょうか、アンコールは弦楽だけのものでした。バーンスタインのディベルティメントより「ワルツ」でした。

さて、岩城さんですが、やはり「やせたなあ」という印象が強かったでした。以前は結構太っていましたから、ダブルのスーツ姿の岩城さんの身体がずいぶんほっそりしてしまって、また歩くのも少しふらふらする感じで、痛々しいほどでした。年齢のせいもありますが、やはり大病をされてから体はだいぶ弱っているのだと思います。宮本さんとのトークでも声がかすれてしまい、おそらく普段から声は良くでないのでしょう。オーケストラを指揮するのは大変だろうなと思いました。

そういえば、昨年立教大学のメサイアを聴きに行ったときも、指揮者の佐藤功太郎さんがその夏に病気をされてしばらく仕事をキャンセルしていたのを知っていたので、演奏会のときに少しふらふらする感じで舞台に出て、演奏の間とても心配だったのでした。

岩城さんと、佐藤さんはだいぶ「病気」が違いますが、いずれにしても、しばらく「療養していた」ことを知っている指揮者が舞台に出てくると心配になります。指揮者という仕事は、他の音楽家に比べたらずっと長い期間演奏活動をできるような職業ですが、とはいえ長い演奏時間の間、腕を振り、体を動かしながら、緊張し続け、人前に自分の姿をさらし続けるという結構な重労働でもあります。だから、年をとったり、体を悪くした人にはきついだろうな、と思います。でも、さすがはその道の人です。今日の岩城さんは、曲を指揮している最中はその心配を忘れてしまうほど活き活きと指揮をされていました。またまた岩城さんの素晴らしさんを再確認した今日の演奏会でした。

2006年1月9日(月・祝) 15:00 サントリーホール
「成人の日コンサート」
岩城宏之指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団

バーンスタイン:「キャンディード」序曲
ガーシュイン:「ラプソディ・イン・ブルー」(ピアノ:松本貴志)
       「女についてのアダージェット」
       (音楽:オペラ「ポーギーとベス」より「サマータイム」)
       「パリのアメリカ人」
アンコール バーンスタイン:「ディヴェルティメント」より「ワルツ」

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2006/01/08

「楽譜の風景」のおもしろさ

内容の紹介ではありません。あしからず。

きょうは栃木まで出かけてきました。と言っても我が家は東武伊勢崎線沿線のため、栃木までは1つの線で行けます。各駅停車で出発し、途中で準急に乗り換えればあとは到着を待つだけです。

初め、あることを考えながら座っていました。私は電車ではすぐ眠くなるので、うとうとしながら東武動物公園まで到着しました。それで、もう考え事はやめ(って、居眠りしていて考えていないじゃん)、昨日、ブログを書くのに図書館から借りて来て読んでいた「楽譜の風景」(岩波新書)の続きをを読み始めました。(この本は自分でも持っているのですが、今手許になく、昨日岩城さんのことを書くためにもう一度読みたくて3冊ほど彼の本を借りて来たのです。)

久しぶりに読みましたが、やはり面白いです。彼の本の中ではもっとも「まじめな(失礼)」本と言えますが、それでも読んでいて飽きません。あっという間に夢中になり、さっきまでの眠気が嘘のように読みあさりました。

ふと気づくと、社内の放送「宇都宮方面は、、、、お乗り換えください」。え?この線で、宇都宮方面への乗り換えとは……? はい、次は栃木駅でした。

東武動物公園から、栃木までは「準急」と言っても、各駅停車です。乗車時間は約50分。それまで既に30分以上乗っているので、それからの50分は長く、しかも各駅に止まるため、栃木に通い始めた頃は、恐ろしく長く感じたものです。(だから良く「快速」というものも利用しました。)それが、今日は、東武動物公園を出発して、本を読み始め、気がついたら、次がもう栃木駅。いやはや、岩城さんの本が自分をこれほど夢中にさせるものとは改めてびっくりでした。

その時だけでは読み終わらず、帰りは別の用事をしながら帰って来たので、先ほど続きを読み、最後まで読みました。過去に何度も読んだ本ですが、その当時よりいろいろと音楽の知識、経験が増している今読み返すと、更に勉強になりました。やはり「お薦め」の1冊です。

と言いつつ、内容の紹介や、どういうところが良いかはうまく説明できないのです。済みませんがご自分で読んでください。読書嫌いの私でさえ2日あれば読んでしまう程度の分量ですから、図書館から借りて読むのは大変ではないと思いますよ。

他にも「フィルハーモニーの風景」(岩波新書)、昨年文庫になった「岩城音楽教室」(光文社)、「オーケストラの職人たち」(文春文庫)など、「勉強になる」とは限りませんが、音楽好きにはきっと興味深い内容のものばかりです。これらもまた読んでからご紹介したいと思います。

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2006/01/07

岩城宏之さん

言わずと知れた指揮者の岩城さんです。と言っても別に個人的知り合いではありませんし、最近は演奏を聴くチャンスがあまりありません。年末にはベートーヴェンの交響曲を1日で全部演奏するなどと言うとんでもない企画に挑戦して、今でも元気で指揮している岩城さんですが、その割に私が聞きに行ける機会は少ないです。

それにも関わらず、私は「最も好きな指揮者」と言えば、「岩城さん」と言ってはばかりません。なぜか。実力がどうのというのではなく(失礼!)、親しみを感じられるのです。

●マーラーの「千人」
わたしは学生時代に一度だけ、本物の指揮者のものとで演奏した経験があります。
今は、マンドリンオーケストラを振るプロの指揮者が何人かいるので、「プロの指揮者のもとでの演奏」というのは珍しくありませんが、当時は珍しく、さらに私自身「マンドリンオーケストラ」には所属していないので、指揮者のもとでの演奏自体が少ないのです。
で、大学時代ですが、早稲田大学のマンドリンクラブ(早稲田では『マンドリン楽部』という)に加えていただいていました(私の大学は別の大学です)。在学中に早稲田大学が百周年を迎え、その記念に管弦楽団がマーラーの「千人の交響曲」を演奏したのです。私は3年次からマンドリンクラブ入れてもらったので、大して活躍はしていませんが、ありがたいことにマーラーで演奏するマンドリン10名の中に入れてもらえて、演奏しました。そのときの指揮者が岩城さんだったのです。

今でも良く覚えているのは、あの膨大な長さの曲のマンドリンの出番はとても少なく、したがって本番はもちろんですが、練習はそれこそ待ち時間が長く、ようやく出番が出て来たときです。マンドリン奏者は指揮者の顔を見て演奏するという習慣があり(これって今でもそうではないですか?棒より顔を見つめていませんか?)、私たちが緊張もあって、岩城さんを見つめて演奏していたら、岩城さんが「そんなに見られると恥ずかしいのでこの辺を見て(棒の先の空間を示して)演奏してください」と言われたことです。それで皆ほっとして、演奏できたのでした。あとは本番のことも少しは記憶していますが、そのときの演奏資料などいっさい持っていないので、
ほとんど頭の中の記憶だけとなっています。

自分たちの出番が少ないため、オーケストラの練習を見学できたのはありがたかったです。始めはうまくいかなかったような早稲田の管弦楽団ですが、岩城さんが指揮して練習が進むと、みるみる良くなって行くのです。具体的なことは覚えていませんが、それを肌で実感するくらいだったので、プロの指揮者のすごさを見た思いがしました。あのとき、オーケストラに対して、「アマチュアのオーケストラをやっていて、マーラーの8番を演奏するなんてことは一生にそう何度もあることではない。それを皆は今体験している」というような話しをしていたのも覚えています。

●「春の祭典」
次ぎに岩城さんのことで印象に残っているのは、まだ私がクラシック音楽(マンドリン音楽は除いて)に詳しくなかった頃、NHKで、ストラヴィンスキーの「春の祭典」の演奏が放送されました。そのときの岩城さんの演奏をビデオに撮り、何度も見て勉強しました。

これらのおかげで、マーラーの交響曲8番(「千人」)と、ストラヴィンスキーの「春の祭典」はとても好きな曲となりました。CDいえ、まだLPの時代でした、LPを買い求め、あるいはカセットテープ、またビデオを、スコア片手に何度も聴いたものです。

●「楽譜の風景」
私は本が苦手です。大学時代でさえ、音楽の研究書などを読む以外には、いわゆる読書というものをしませんでした。なので、「読み物」を楽しみで読むということはほとんどありません。今は少しは改善されました(?)が、それでもたいていは電車で座って本を読むとすぐに眠ってしまいます。ところが岩城さんの書いた本はほとんど読みましたが、どれを読んでもまず眠くなりません。ずっと読めてしまいます。それほど面白いです。もっとも、ちょっとお下品な内容もありますが……。
岩城さんの本は「読み物」といっても、彼が指揮者になるまでの過程、また指揮者としての活躍している中での体験談など、私にとっても「勉強」になることもあり、ついつい読んでしまいます。

その中でも最もお薦めは、この「楽譜の風景」です。私の苦手な「暗譜」のはなし、それで、演奏で大失敗した体験談、あるいは、好きな曲への熱い思い……。指揮者から見た「楽譜」、その読み方、読み取れること、また指揮者としての体験談などほんとに興味深く、プロの指揮者を志す人はもちろん、現在マンドリンオーケストラに多いアマチュア指揮者の人たちにも、いや、マンドリンオケのメンバーの皆さんにも一読を勧めたい本だと思います。

岩城さんの本は他にもたくさんあります。ぜひ一度読んでみてください。

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2006/01/01

年頭にあたって

昨年は、いろいろと音楽的に新しい試みをした年となりました。
今年は、どのような年になるでしょうか。私としては、更にまた新たな挑戦の年としたいと思っています。

今年の私の挑戦は、

1.アマデウス2006で、オールモーツァルトプログラムの室内楽演奏会を成功させる
2.アマデイマンドリンアンサンブルで、合唱付きの演奏会を開く
3.アマデイマンドリンアンサンブルで、既存の楽器編成にとらわれずに新たな楽器との共演をより充実させ、色彩豊かなアンサンブルを推進する
4.4コースマンドリン以外の楽器、あるいは、マンドリン以外の音楽に演奏を広める

ということです。

簡単にご説明しましょう。

1.5月のアマデウス2006の演奏会です。マンドリンアンサンブルによる室内楽のオールモーツァルトプログラム。クラリネット五重奏、フルート四重奏といった、マンドリンではあまり演奏されず、さらに難易度も高い曲に取り組み、それを、ふさわし様式で演奏し、本来のヴァオイリン系楽器の演奏に比較しても違和感の少ない仕上がりになるように最大限努力したいと思います。

2.「メサイア」あるいは、フォーレの「レクイエム」のいずれか最低1つは演奏できるように企画を進めて行きます。いずれの場合も、一般のお客様に聴いて喜んでいただけるレベルの演奏を目指したいと思います。ただ、曲の美しさを感じるだけにとどまらず、その曲に込められた精神にまで踏み込み、その意味を理解して演奏しようと思います。

3. 昨年、それまでもずっと考えていた、リコーダーとの共演が実現しました。厳密には2004年から取り組んではいたのですが、人数の拡大と本格的な曲の演奏は昨年に入ってからでした。今年はさらにリコーダーとの共演を進め、フルートとクラリネットとともに、マンドリンによる管弦楽をより色彩豊かなものにしたいと思います。

4.昨年は6コースマンドリンに挑戦しました。今年もまた6コースマンドリンの演奏に取り組むとともに、これまでも演奏したことのあるマンドラ、マンドロンチェロなどの演奏技術の向上も図りたいと思います。また、昨年教室の発表会の席でスピネット(小型チェンバロ)の演奏も披露しましたが、ことしも教会音楽のCD作成(自費制作)を通じてマンドリンから離れた音楽の世界へも挑戦して行きたいと思っています。

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2005/12/30

2005年を振り返って

今年も残すところあと1日(と数時間)となりました。今年の音楽活動…ほんとうは「活動」という言葉は好きではないので、音楽生活とでもしましょうか…を振り返ってみたいと思います。

オールバッハプログラム(10月10日 聖パウロ教会)

私にとって大きかったことは、まずなんと言ってもアマデイマンドリンアンサンブルによる、オールバッハプログラムです。

思い起こせば、昨年「ピーターと狼」で、アマデイも大飛躍(というほどではないけど)したわけですが、その練習のときに「メサイア」の計画と「バッハ」の計画をまわりに話していたのです。その時はまだバッハの曲を何曲か、という程度だったのですが、その後話が煮詰まるにつれ、「オールバッハプログラム」に決めました。

ブランデンブルク協奏曲と、管弦楽組曲2番を中心にしてプログラムを組んだのですが、バッハ音楽を演奏するのにカンタータ抜きではいけないと、器楽だけでカンタータの曲を演奏しようと考えました。ところが、3月末に会場が聖パウロ教会と決まり、「教会でバッハの演奏ができる」と思ったら、バッハのカンタータにはやはり合唱を入れたいと考えるようになり、聖公会の聖歌隊(の指導をしている先生)に打診したところ、快く引き受けていただき、ついにマンドリンアンサンブルで合唱付きのカンタータの演奏が実現しました。

オルガン、チェンバロも入るという、一般のお客様が見ても驚くほど本格的なバッハ演奏会(実力のほどはともかく…)をマンドリン合奏で実現。それも、ただ、物理的に実現しただけではなく、ちゃんとバロック音楽の演奏法を用い、更に教会音楽の意味をふまえての演奏は、他のマンドリンアンサンブルには決してできないものと、私としては大いに自信を持つことができました。

とはいえ、合唱(聖歌隊)の方々との初めの練習ではとても緊張しました。私の指揮などで演奏していただけるのかどうか…。不安たっぷりで臨んだ初練習では、とても協力的な聖歌隊の方達に、こちらの方がちょっと驚くほどで、気持ちよく練習させていただきました。それで一気に不安も吹き飛び、本番まで進めることができました。

というわけで、バッハ演奏会がもっとも印象に残る演奏会だったわけですが、演奏の面では、もうひとつ、そのバッハの1月前にサンパウロ主催によるチャペルコンサートもありました。数年ぶりのリサイタル形式の演奏会でしたから、本当ならこちらが今年の1番となりますが、前述のように、バッハの方がいろいろな面で印象に残りました。(同じ年に、しかも時期も近く二つの大きな演奏会となったので、ちょっと、損したかも)

サンパウロ主催 第3回チャペルコンサート出演(9月10日 サンパウロ チャペル)

チャペルコンサートでは、チェンバロ伴奏のマンドリン曲を久々に特訓し、演奏しました。さらに、チェンバロ伴奏で演奏しても違和感のないバロックの歌曲に取り組みました(本格的に取り組んだのは初めてでしょう)。また、10年近く、楽器は持っていても人前で演奏できなかった6コースマンドリンでソナタを演奏するなど、新しい試みができました。おかげさまでお客様にも大変喜んでいただきました。

今年はこの2つがとても大きかったですね。でもそれ以外にも、個人的には、藝大の指揮講習会に参加し、弦楽オーケストラを指揮して感動(7月)。3月のマンドリン教室発表会では、初めての公開発表会とし、カルチャーセンターの方々の合同演奏、個人レッスンの方々のソロ演奏と、いろいろな発表ができました。

今年は、同じ「演奏会」をしたにしても、いままでとはだいぶ趣きの違うことができた、ということが大きいと思います。来年はまだ未定の部分が多いですが、また新たな「挑戦」をして行きたいと思います。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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2005/12/21

音楽の三要素

「音楽の三要素」という言葉を聞いたことがあると思います。

音楽の基本は次の三要素から成り立つ
1.旋律(メロディー)・・・音階   2.和音(ハーモニー)  3.拍子(リズム)

というわけです。

それでは、「この中で一番大切なものは?」という質問にはどう答えますか?
この3つの要素の中で外すことができないものはどれでしょうか。
まず2番の和音は外せますね。単旋律の音楽はたくさんありますから。「グレゴリオ聖歌」はその代表です。
次は、、、「旋律は外せない!」と思いますか?でも、旋律と言うか、音階のない音楽もあります。本当でしょうか。ありますね。太鼓だけの音楽、日本では和太鼓の音楽などはまさにそれになります。

ということは、最も重要なものは「拍子(リズム)」ということになります。

ところが、レッスンをしていたり、演奏会での演奏を聴きに行ったりすると、この「リズム」をおろそかにしている人が多いことに気づきます。旋律(音程)にはずいぶん注意を払っていても、リズムがいい加減という演奏によく出会います。

皆さんも自分のことを振り返ってみると、音程を外して「しまった」と思うことはあっても、リズムが多少違っても「まあ良いか」と思っていませんか。ポピュラー音楽などのときは、「フィーリングが大事」といって、リズムを崩しても「それは自分らしさの表現」とか言ってごまかしていませんか?

ポピュラー音楽の世界ではたしかにかなり自由なリズムでの演奏も可能でしょう。でもポピュラー音楽でも本当にうまい人は、正確にも演奏できるのです。その上で、適度にリズムを崩しているだけです。「できないことと、やらないこと」は違います。

さて、そのリズムの重要性を示す面白い例があります。
ここにある旋律があります。scale
旋律というよりただの下降音階ですね。
ところがこれにリズムがつくと、、、
morobito
ごぞんじ「諸人こぞりて」になるわけです。

また、この旋律はどうでしょうか。(初めの「レレソラシ」に注目してください。)
tanabata
「たなばたさま」ですが、
リズムが変わると「峠の我が家」
tohgenowagaya
さらに「浜辺の歌」になってしまいます。hamabenouta
正確なリズムで演奏できないと、別の曲になってしまいます。
だから、「リズムは正確に」……これは大事にしたいと思います。

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2005/12/18

うまそうに見せる

言葉は悪いですが、でも、演奏者にとってこれは結構大事な要素です。
これは私が、音楽院時代にオルガンを教わった先生から、伺ったことです。
もうだいぶ前なので、その時の話がどこまで正確に伝えられるかあやしいですが、ポイントとしては、人前で演奏するときには、堂々とすること。演奏が終わった後「どうですか、良かったでしょう?」というような顔をお客様に向けること。そうすると、本当に良い演奏だったとお客様も思ってくれるというようなことでした。

ちょっと信じられないかのような話かもしれません。でも、実際そのオルガンの先生の演奏会を聞きに行ったときは、先生は本当に堂々と歩いて現れ、オルガンを弾き終わった後も「どう、良い演奏だったでしょう」と、自信たっぷりな感じで歩いて出て行かれました。私はそれを聴いて、またその振る舞いを見てなるほどと思った事を覚えています。

確かに、プロの演奏家が、自信なさげに出て来て演奏したりすると、聴いている方も不安になります。演奏が終わってもどこを見ているか分からないような感じでお辞儀をして戻って行ったら、今までの演奏がとても良いものであっても、何か後味が悪いと言うか、良い演奏だったという印象が残らないと思います。

実際、私はプロのピアニストが、出てくるや否や座り、弾き始め、終わった後もお辞儀をした後頭を上げきらないうちに舞台そでの方向へ歩き出すというのを見たことがあります。演奏のことよりそのことの印象が強く残っていて、どんな演奏だったか良く覚えていません。そんな感じだと、どんな良い演奏だったとしても記憶に残らなくなってしまいますね。

以前、マンドリン独奏コンクールを聴きに行ったときも、出演者がみな、遠くの方を見てお辞儀をするし、演奏中、手ばかりを見ていて、お客の方に顔を全く向けず、あげくに演奏後もほとんど客席に目線を向けることなく帰って行くという感じで、ちょっとがっかりしました。まだプロになりかけ、程度の人たちだから仕方ない、と言うかもしれませんが、そのような振る舞いも審査にも影響するでしょうし、プロとしてやって行こうと思うなら、そう言う面にも注意というか気を配ってほしいと思いました。

聴く側からすれば、やはり、自信たっぷりな演奏を聴きたいではないですか。終わった後ににっこりして客席を見渡してからお辞儀をして、またにっこりしてから帰って行く姿を見たら、やはり「良い演奏だった(かな)」という気になると思います。プロに限らず、アマチュアでもそのような振る舞いをすることで、より良い印象をお客様に与えることになります。これは、なにも自分の演奏を「うまく思われるため」という、自己の利益のためだけではありません(もちろんそれもありますが)。来ていただいたお客様に少しでも「良かった」と思っていただくためです。プロの演奏会であればお客様はお金を払って聴きに来てくれているのです。アマチュアで無料の演奏会でも、お客様は交通費や時間を割いて来てくださっているわけです。ですから、お客様には少しでも楽しんで帰っていただけるように心がける必要があるわけです。そのサービスの一環としても、「よかった」と思ってもらえるような振る舞いが大事なわけです。

もちろん演奏がダメでは話になりません。が、良い演奏ができるならなおのこと、もっと良い印象を持っていただくために、いろいろな面でお客様にサービスするという精神も大事なことだと思っています。

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2005/12/17

アマとプロのどちらが「完璧に」弾ける?

konkitiさんのブログに演奏会でのミスについて記事がありました。その中で、

だから、プロの人は、音楽に触れる時間がアマチュアよりもおそらく圧倒的に
長い分、ミスはしにくくなるのが自然だろう、と思います。

という記述があります。これを読んで以前あるプロの方から伺った話を思い出しました。
彼に言わせると、『プロはたくさんの曲を短期間にやらなければいけないけど、アマチュアは1つの曲にとても長い時間をかけられる。』ということです。だから『極端に言えば、アマチュアの方が曲を深く掘り下げて演奏できる。完璧にミスなしの演奏というものも、アマチュアの方ができる可能性もある』という事でした。

もちろん演奏能力にも関わってくることので、アマチュアの方が「完璧」ということもないかもしれませんが、一理ある話だな、と思いました。

確かにプロは、短期間に曲を仕上げることはできるかもしれませんが、アマチュアのように長い時間をかけて1つの曲を作り上げて行くことができないという、ある意味ハンディを背負っているという事です。そう言えば先日行った別の演奏会は毎年同じ曲を何年も演奏している団体でした。こういう事は、プロは自分の意志ではできませんね(第9のように仕事があればやれますが)。アマチュアの特権というものです。

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2005/12/09

できないことと、やらないことの違い

(この文章は一旦発表したものが真意の伝わりにくい文章でしたので、全面的に修正したものです。)

マンドリン(に限らず音楽)の演奏を勉強する上で、思い違いをしていませんか。ちょっと見直してみてください。

たとえば、一定のテンポで弾くということ

クラシックの演奏家が、テンポを揺らすことがあります。ルバート、リタルダンド、アッチェレランドなどと楽譜に指示されていることもありますが、そんな指示の有る無しに関わらず、表現の一つとしてテンポを揺らすことがあります。でもそれは一定のテンポが保てないわけではありません。表現の一つとしてテンポを揺らしているだけです。

これを勘違いして、一定のテンポを保つ必要がない、と思い違いしていませんか。
「プロの演奏は一定のテンポになっていない、音楽表現でテンポを揺らしているのだから、アマチュアだってそうすべき。だから、一定のテンポを保つ訓練は必要ない、そんなことをしていたら音楽表現ができない。」などと思って、テンポを保つ訓練をしない……これは全くの思い違いです。プロの人はテンポを一定に保つ必要があるときはします。できないと、それは技術が低いということになります。それにアンサンブルをするときに、各自が勝手にテンポを揺らしていたら、曲が成り立たないですね。人のテンポにあわせるということも必要になります。

たとえば、合わせるということ

マンドリンに比べ、ヴァイオリン系楽器や、管楽器などアタックがあまり強くない楽器の演奏者は、マンドリンほど音の出のタイミングを気にしていない感じもあります。オーケストラなどでもけっこう「揃っていないな」と感じる事があります。でもそれを聞いて「だから頭(音の出)を揃える必要はない」と思い違いをしていませんか。

以前に、指揮者の人のこんな話を聞いた事があります。オーケストラは人数が多く、ホールで演奏すると、コントラバスなどは舞台の奥にいるので、指揮者の近くにいるヴァイオリンと同時に音を出していては、指揮者に(あるいは観客に)音が届くまでの時間がかかるので、どうしても遅れて聴こえる。だから、0コンマ何秒か早めに音を出しているという事でした。

そんなのウソだ、と思います?あるいは、そんな細かなタイミングで合わせられるわけないと思いますか?
でも例えば、0.25秒の長さを計る事を考えてみましょう。四分音符=60の速度で演奏すると、四分音符の長さは1秒、とすると16分音符は0.25秒ですね。それくらいのことは当然のように皆で合わせて演奏しているわけです。

オーケストラの人たちが、頭を揃えて弾くという事に気を使っていないはずはないのです。ただ、曲によって、あるいはその部分によって、旋律の流れと頭を揃えることのどちらに重点を置いているかという事です。揃えるべきときは当然ですが揃えます。練習のときにずれていたら指揮者は注意をします。でも揃える事より、旋律の流れを重視したいとき、あるいは、ここはずれていても問題ないと判断できるようなときは、それよりも全体の表現を大切にして演奏しているのです。

これは、指揮者のいる楽団だけの問題ではありませんね。

たとえば、古楽の室内楽の場合、旋律と通奏低音などの組み合わせのときは、主旋律を奏する楽器と、低音ではあまり揃っていないと感じることもあります。でも、通奏低音奏者は、普通は主旋律側の音を聴いて合わせようとします。決して自分の自由に演奏しようとしているわけでありません。本来通奏低音は、低音の旋律楽器(チェロやガンバ、時にはフォゴット)と、チェンバロが一緒に弾きます。チェンバロは、音の立ち上がりが早いですから、他の楽器と合わせる意識は強くなります。相手のチェロやガンバがピッチカートで演奏する場合は、合わせなければばらばらになりますね。弓で弾いているときだって合わせ無くて良いということはないでしょう。低音の奏者は(チェンバロの場合は左手ですが)二人で同じ旋律を弾いているのですから。

必要なときにはできる…これが本当の実力です

一定のテンポを保とうと思えばできるのを、表現のためにあえてテンポを揺らす。でも、そういった事が効果的にできるためにも、正しいテンポを保って弾くという訓練もたくさん積む必要があります。テンポを保てない演奏者は、共演者がいやがります。

頭を揃える必要があるときにはできなければなりません。タイミングを計って音を出すのは当然のことです。でも、それにとらわれるのではなく、もっと大事なことがある場合にはそちらを優先することもあります。微妙なずれがあってもそれが表現の一つと思えるときは自由に演奏してもよいでしょう。…ここが一番難しいです。それが聴く側の共感を呼べるものであれば、とてもよい効果をもたらしますが、一歩間違えばとてもおかしな演奏になります。そのあたりも演奏者の技術、技量ということになりますね。

自分の技術不足を棚に上げて、プロのまねをしてはいけません。訓練を怠る口実にしてはいけません。機械的な感じのする訓練だったとしても、それが基礎であり、そういう事がしっかりできてこそ、ルバートしたり、旋律の流れを重視した演奏が効果的になるのです。音楽を学んでいる方は、自分のこれまでの練習(の見方)をもう一度見直してみください。

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2005/12/06

音楽の分数?

音楽の記号、用語の中でまるで数学のようなものがありますね。
4/4、6/8、3/4、9/8などです。

ご承知のように、音楽におけるこれらは、拍子を表しており、これらは「分数」ではありません。そして、数学と大きく違い、「約分」ができません。4/4は1ではなく、3/4と6/8は同じではありません。

ここまでは、音楽を少しでも勉強した方は、当然の事として知っていますね。でも、3/4と6/8の違いを本当に知っていますか?

まず、グループ分けをしてみましょう。
グループA= 4/4、12/8、
グループB= 3/4、9/8、
グループC= 2/2、2/4、6/8

これらの中で、楽譜をちょっと見ただけでは、どの拍子にあたるかが解りにくいものもあります。実際私は、4/4と2/2、3/4と6/8の区別がつかない事がありました。

さて、上記のグループですが、上記の分け方は、どのような分け方でしょうか。
正解は、グループA=4拍子系、Bは3拍子系、Cは2拍子系となります。

お分かりのように分母にあたる方が、基本となる音符を表し、分子はその音符が1小節に何個入るかを示しています。ただそれだけだと、3/4と6/8は同じ事になってしまいますが、大きな違いはそれらの音符のまとまり方が違うわけです。

8分の何拍子という時が特徴的です。8分の何拍子の場合は、8分音符3つをひとまとまりと考えます。ちょうど3連符のような考え方ですね。だから、12/8の場合は、8分音符3つずつのまとまりが4つあるという解釈です。ですから、拍子を取るときの数え方は、4/4のときは、「1ト2ト3ト4ト」ですが、12/8のときは「イチト、ニイト、サント、シイト」といって、3個ずつまとめて数えるようにします。

これらの事は、ご存知の方も多いと思いますが、それでも結構知らない人も多いです。これらの解釈を知らないとアクセントの位置などがずれてしまって変な音楽になってしまいます。………もっとも知っていてもアクセントの位置のおかしい人、まったく強拍、弱拍の違いのない人もいますけどね。(あなたですよ、あなた!!)

ところで、この8分の何拍子の場合、特に速度の速い曲の場合、マンドリンでの演奏は注意が必要です。なぜならマンドリンの場合、動きの速いときはトレモロができませんから、8分音符一つ一つをピックで弾くわけですが、常にダウンが強拍、アップが弱拍なら簡単ですが、3つずつが1組になるとダウンとアップが逆転してしまうからです。従ってダウンアップの強弱を逆転させて演奏しなければならない場合もあるわけです。はたして皆さんそうしていますか?時々、おかしなアクセントの演奏を聴く事があります。これらの事を意識していないとおかしくなるわけですね。

もっとも、もっと困るのは、マンドリンのダウンアップを全く同じ音量で弾くと、考えている人たちがいることです。この人たちの演奏はアクセントがないために拍を感じさせなくなってしまいます。どうしてダウンとアップが同じであるべきと考えるのでしょう。不思議です。マンドリンの奏法はまだまだ方言というか、流派と言うか、いろいろな考え方があり、教え方が統一されていません。しかし、ことアクセントの問題は、ダウンとアップに差をつけないという考え方は、音楽的に見て間違っているといえましょう。

8分の何拍子は、速度が遅い場合にも、トレモロで演奏すると何かおかしな感じがするときがあります。それは拍の数え方が難しいからでしょう。どんどん、遅くなる人、拍数が全く間違ってしまう人、いろいろいます。個人レッスンでも、合奏でもいろいろありますね。(ため息)

どうか演奏者の皆さんは拍子を正しく取る事、そして、拍を感じさせるような演奏を心がけてください。
(それにしても、音楽の解説を文字だけでするのはきついですね。最後まで読んでいただいた方、読むのも大変でしたでしょう。感謝します。)

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2005/12/02

マリンバ

皆さんも良くご存知の木琴のお化けのような楽器です。音が出る木の音板の下に巨大な金属製の共鳴(きょうめい)パイプがついているのが特徴です。楽器の解説は他に任せる事にして、今日はそのマリンバについての話題です。

「マリンバ」と「マンドリン」カタカナだと似てますね。時々楽器店で楽譜を調べていて間違いそうになります。でも似ているのは名前だけではないですよ。マリンバは良くトレモロしますね。だから、案外マリンバの譜面はマンドリンの独奏用に役に立つ……と思って以前は時々見ていました。でも、マリンバは、高い技術の人は両手にマレット(ばち)を複数持ち3重音も4重音も出したりします。なので、マンドリンソロ用には向きません。単旋律のものであれば、何もマリンバ用のアレンジでなくても他の旋律楽器用ので足りてしまうので、最近はあまり注意してみなくなりました。

さてこのマリンバには強烈な思い出があります。まだ若かりし頃(?)、何度かNHKのFM放送用のオーディションを受けた事があります。恥ずかしながら毎度落ちてしまい、もうあきらめてしまいましたが。このオーディションは、申し込みがすごく簡単で、オーディションに出たい、とはがきを出しておくと、オーディションが実施される日の案内が来て受けに行くだけなので、初めての人は様子が分かりません。何度か受けていると慣れて来て、中には明らかにアマチュアだけど、受験する事に意義があるかのように受けにくる人もいました。テープ審査なんてないのでだれでも受ける事ができるのです。

それで、何度か目に受験したときにマリンバの人がいました。オーディションの順番待ちの間、控えのスタジオで練習ができますが、ピアノは禁止でした(一度私の伴奏してくれたピアニストが思いっきり弾いて、周りから苦情が出て、それから禁止になったのです)。そのマリンバの人は初めて来たので、自分も練習したかったのですが、マリンバは持参ではなく、オーディション会場の楽器を使うため(つまり、ピアノもそうですね)、練習はできません。その人は少々不満そうでしたが、マレットで盛んにイメージトレーニングをしていました。その時の真剣さは忘れられません。さて、オーディションが始まり、順番に演奏して行きますが、みんな今ひとつのところへ、マリンバの人の順番が回ってきました。彼が演奏を始めると、会場の雰囲気が一変しました。レベルが違うのです。彼は、オーディションまで、その楽器を練習するどころか、触ることも、見る事もなく本番を迎えたのです。でも、周りよりも数ランク上でした。

全員の演奏が終わると合格者の発表と、審査員から個々の簡単な講評があります。合格は……そのマリンバの人だけでした。すごい、と思いました。かなわないな、と思いました。惜しい事にその人の名前も覚えず、だれだかは今となっては全く分かりませんが、マリンバと聞くと、いつもその事を思い出します。

それから、先日聞いた話です。これも今まで気づかなかったのですが、マリンバは両手にマレットを持って打ち続けますね(もちろん多少の休みはありますが)。だから、譜めくりをしたりできないのです。
オルガンやピアノは、自分で譜めくりをするか、できないときは、譜めくりスト(これは、私の高校時代の仲間内で使われていた言葉です。ようするに譜めくりのために隣に控えている人)にやってもらいます。でも、マリンバはそういう事をしないので、すべて暗譜だそうです。そういえば世の中には暗譜で演奏する人たちがたくさんいます。私の尊敬する古典四重奏団は全曲暗譜で演奏する事が話題になりますが、それはアンサンブルとして暗譜でやるから珍しいわけです。楽器のソリストたちは暗譜で演奏する事は珍しくないですね。コンチェルトなら一曲ですが、リサイタルは全部暗譜でも特別な事ではありません。うーん、でも自分は全くだめです。学生の頃は黙っていても覚えてしまいましたが、今は、覚えようと思ってもできないし、もう、暗譜はしなくても良い、と考えてしまいます。ほんとうは、ソロを弾くときはお客様からよく見えるように、また音を遮らないためにも譜面をたてないで演奏したいのですが、とてもできません。そう思うと情けないです。ところが楽器によっては、暗譜しないと弾けないと言うものもあるのですね。すごい世界もあるものです。改めて知って、ちょっと驚きでした。

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2005/11/26

似た名前の音楽団体

世の中には似た名前の団体というのがあるものです。実際私も間違えた団体がありました。

・「東京スコラ・カントールム」(1979年 宗教音楽の研究、演奏、普及、演奏者育成を目的として創立)
・「合唱団スコラ・カントールム」(1990年 早稲田大学・日本女子大学室内合唱団のOB・OG・現役のメンバー集めて発足)

・「男声合唱団 東京リーダーターフェル1925」(男声合唱)
・「声楽アンサンブル・リーダーターフェル 東京」(混声合唱)

・「バッハカンタータアンサンブル」(アマチュア バッハのカンタータを 全曲演奏しようという目標のもとに、オーケストラと合唱が集まって結成)
・「神戸バッハ・カンタータ・アンサンブル」(混声合唱:バッハのカンタータ演奏を目的とした音楽集団) 
・「東京 バッハカンタータアンサンブル」(東京芸術大学の学内サークル「バッハ・カンタータ・クラブ」のOBを中心に結成)

かくいう、「アマデイマンドリンアンサンブル」も「アンサンブルアメデオ」さんと間違えられることがあります。もとい、アマデイは無名なため、アマデイマンドリンアンサンブルを知人が紹介してくれても、相手が「アンサンブルアメデオ」さんと間違えるということがあるのです。両団体ともおなじ、作曲家「アメデオ・アマデイ」の名前を冠している上に、この作曲家は名字と名前が似てるから、ますます間違われやすいのですね。

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ヤマハの袋

先日銀座のヤマハで楽譜を買いました。楽譜を入れてくれた袋が新しいものになっていました。ビニール製でデザインも新しくなりましたが、なんといってもうれしかったのがやわらかいビニールになっていたことです。あれだとバッグ(リュック)からの出し入れのときに音がしないので、電車の中でも出し入れしやすい。今後は、自分の演奏用の楽譜を入れて持ち歩くときに重宝します。とてもありがたいです。

これまでヤマハで不満だった一つがあの袋でした。あのビニール袋は出し入れの際にバリバリと音がするので、持ち歩いたりするのには都合が悪く、かといって楽譜の整理用に使うには大きすぎる。というわけで、使えないのに、でも捨てるのはもったいないと言う感じで、無駄に取ってあったのです。

先日不要品の片付けをして、処分を始めたところでした。私にとっては、ヤマハが柔らかいビニールにしてくれたのは、ほんとにありがたいことで、これから買い物が増えるかも?(ってほどはないけど、最近、欲しい楽譜が多いので、通うことは多くなるでしょう。)

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2005/11/25

マーラー 第5交響曲

東京藝術大学の学生オーケストラの演奏会でした。会場は、先日古典四重奏団の演奏会でも行って来た藝大の奏楽堂です。先日の古典四重奏団のときでも、「結構入っているな」と思いましたが、今日はなんと超満員。文字通り満席で、立ち見も出るほどでした。

学生のオケということで、家族や友人も多いのでしょうが、指揮は小林研一郎、学生とは言え藝大の4年生を中心としたオーケストラですからはっきり言ってプロです。それで1300円で聴けるのですからお得でしょう。満席になるのもうなずけます。

正直なところ、マーラーは8番以外ほとんど知らないので、今日はあまり考えずに聴きに行きました。もうすぐ4楽章が始まるというときになって初めて、「あ、あの有名なアダージェットだ」という程度でした。おはずかしい。

指揮講習会のときに弦の技術の高さに驚いていたので、さてさて学生オケの実力はいかに、と期待して聴き始めました。

しょっぱな、トランペットのソロ。知ってる人も多いのでしょうけど、知らなかった私に取っては、こんな曲の始まり方はびっくりでした。残念ながら、トランペットのソロも、そのあとの管楽器のアンサンブルも少々ミスがあったようです。しかし、弦が登場したときは息をのみました。すばらしい、こんな美しい音が学生でも出せるのか、と…。

マーラーは、美しいのですが、長いのと、はっきりした旋律がずっと続くのではないので、曲を知らないとちょっと飽きてしまう部分もあります(あくまで、私の場合です)。2、3楽章で多少、眠くなってしまいました(音量がすごいということはあまり関係ないのです)。曲は5楽章形式ですが、1、2楽章で第1部、3楽章を第2部、4、5楽章で第3部と言う3部構成とし、その合間に少し、調弦などの間を取って演奏していました(ちなみに休憩は無し)。で、もうすぐ4楽章、というところで、その間にプログラムを読み、「あ、アダージェットだ」となったわけです。

さて、アダージェットが始まりました。ヴァイオリン40人近く、ヴィオラ16、チェロが14、コントラバスも12とすごい数です。それにハープが加わります。その何とも美しいこと。ゆったりとした旋律、重なりあう弦の音、控えめながらもまるで海の底から気泡が浮かび上がって行くようなハープの響き、重圧な低音。すべてがすばらしく、陶酔してしまいました。

マンドリンと比較してもしょうがないのですが、他の楽章はともかく、弦だけで演奏されるこの楽章については、やはり、マンドリンでもできないかなあ、と思ってしまいます。実際やっている団体もあるでしょう。また、このアダージェットは弦楽四重奏版も出版されているくらいなので(実は、なぜか持っているのです)、少人数でも演奏できるはず。となれば、音量の小さいマンドリンでもOKじゃないですか。なんて思いました。でも……、あれをすばらしく演奏するためにはやはりマンドリン合奏では多めの人数、低音の割合を高くする必要があります。そして何より、指揮者はもとより、演奏者が音楽に通じていないとすばらしい表現は難しいでしょう。ああ、また夢が増えた…、実現の難しい夢です。

5楽章に入り、激しくも、華やかな音楽になりました。曲はどんどん盛り上がります、初めて聴くのでいつ終わるのか全く分からず、ずっと食い入るように聴いていました。最後の最後に管が激しくファンファーレをしたあとに弦がものすごい勢いで弾き、全合奏でフィナーレとなります。会場は元々、満員だった上に、感動的なフィナーレ。4年生に取っては、最後の定期演奏会ということもあり、会場はもう割れんばかりの拍手。「鳴り止まない拍手」とは本当にあるものだと思いました。

小林研一郎さんは、真っ先にトランペットへ近づき、その後ソロを担当した管楽器奏者それぞれに挨拶していました。その後各パート別に紹介。はっきりいって長い時間がかかったのに、拍手は全く止まりませんでした。一通り挨拶が終わったあと、小林さんが拍手を止めさせて話をしました。とても学生を思うあたたかな話。広いホールにも声が良く通り、一言一言が良く聞き取れて、聴いているうちに熱いものがこみ上げてきました。

まあ、とにかく感動的な演奏会でした。歌なしの演奏会でここまで感動したのは初めてだし、会場のあのすごい雰囲気も初めてでした。拍手のかなりの割合は、家族が学生に暖かく「よくやったね」の意味を込めたものだとは思います。でもそれだけに感動的なステージでした。

アンコール(?)に、フィナーレの部分を少し演奏してまた割れんばかりの拍手。演奏者同士が握手したりして、いつもならほんとにこれで終わり、というシーンが来てもまだ拍手が止まらず、学生たちが、顔を見合わせて、どうしよう、というくらいでした。そんな学生たちがちょっぴりうらやましく感じる演奏会でした。

藝大定期 オーケストラ第317回 第36回学生オーケストラ演奏会
2005年11月25日 18:30 東京藝術大学 奏楽堂
マーラー 交響曲第5番嬰ハ短調 
指揮:小林研一郎 管弦楽:東京藝術大学音楽学部学生オーケストラ

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2005/11/08

古典四重奏団の演奏会に行ってきました

皆さんにちゃんとお知らせしていなかったのですが、私が尊敬する弦楽四重奏団「古典四重奏団」の演奏会が、東京芸術大学奏楽堂でありました。

「奏楽堂」と聞いて上野公園内の方を思い浮かべたあなたは音楽通ですね。でもそちらではありません。大学構内の現在の奏楽堂です。大学の講堂のイメージを持って行ったら全然ちがいました。立派なコンサートホールです。何と、お茶(お酒もあったかな?)とサンドイッチのサービスもありました。驚き。さすが芸大の学生はこんな立派なホールで学内の演奏会も出来るのか、とうらやましくもありました。

さて、その古典四重奏団の演奏ですが…
彼らの演奏はいつも「すごい」ので、最近はその「すごさ」に慣れてしまい、あまり驚くことがありませんでした。それと、初めて聴く曲の演奏会が多いので、曲が理解できないうちに終わってしまうこともあり、こちらに「すごさ」を感じる力もないときもあったのです。

ところが今日は久々に感激の連続でした。

1曲目、ハイドンの作品33-4変ロ長調の曲は、ハイドン49歳の作品。理解しやすい作品という感じでした。
「ああこの時代の作品も良いなあ」と思わせられる作品です。ちなみにこの曲の4楽章は、3月に私とmumiさんが弾いた2重奏曲の原曲です。弦楽四重奏をヴァイオリン2重奏にアレンジしたものが出版されていたのです。そのせいで懐かしさも感じました。

ハイドンはこんな感じかあ、と思っていたら、次の作品76-2 ニ短調は全く作風が違うものでした。作品33から10年ほどあとのものですが、その間にこれほどまでに作風が変化したのか、と驚きました。ちょっと聴くと別の作曲家の作品かと思われるほどでした。まさに「円熟」と言う感じで、充実した作品という印象でした。

前半を終わって、うーん、さすがは古典四重奏団、と思わせられる演奏。自分にも理解しやすい作品だっただけに彼らの演奏のすばらしさを堪能し、幸せな時間でした。

さて、後半です。
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 Op.130 『大フーガ』付き

これは、かつて第一生命ホールでの演奏会でも聴き、CDも持っていたのですが、最近は聴いていないし、ベートーヴェンの晩年の作品なので、ちょっときついかな、と思いながら聴いていました。ところが、これまたさすがにベートーヴェン。聴いているうちに作品に引込まれて行きました。

圧巻は、第5楽章、この何とも美しい音楽をまたなんと美しく歌うことか。久しぶりに「美しい歌」を聴いた思いでした。そして、たった4人でオーケストラを思わせるほどの音の広がりを感じさせる見事な演奏。
それが6楽章へと続きます。6楽章は単独の作品としても扱われるくらいの大きな作品。初演当時は難解で批判もあったようですが、現代では「難解」とは思われません。でも、終始緊張の連続。聴くものを圧倒するような充実した作品。それを古典四重奏団は見事に演奏して聴かせてくれました。

マンドリン合奏団が束になってかかっても、とてもあのようなダイナミックな演奏、質の高い演奏は出来ません。いやはや、まいりました。

演奏が終わって、ほわーっとしているところへ、彼らには珍しくあっさりとアンコールへ移りました。
(最近あまりアンコールを聴かないのです)
それがなんと「おお人よ、汝の大いなる罪に泣け」BWV622だったのです。
1か月前に自分が演奏したばかりの曲。あの選曲は古典四重奏団のCDを聴いてのことだったから彼らの演奏は何度も聴いていましたが、まるで自分のために演奏してくれているような気にさえなり、とても幸せな気分でした。
アンコールのせいか、CDに比べてずっとあっさりした演奏。でも表現は豊かですばらしい演奏でした。同じ曲を同じ団体で聴いてこれほど表現が違うものかと、感心し、またびっくりでした。

●東京芸術大学/ハイドン・シリーズ 古典四重奏団公演
ハイドン弦楽四重奏曲全曲演奏 その7

日時:11月4日(金) 19.00 東京芸術大学奏楽堂
曲目:ハイドン 弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op.33-4
   ハイドン 弦楽四重奏曲 ニ短調  Op.76-2 『五度』
   ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 Op.130 『大フーガ』付き
http://www.geidai.ac.jp/sougakudou/index.html

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