2008/10/25

来年前半の演奏会を考えています

●アンサンブルアルマンド第2回演奏会

時期は、5月から7月ころ

人が集まるなら、アンサンブル(10人前後の合奏)を優先し、集まらない場合は4人前後で演奏する室内楽を取り入れようと思っています。(演奏者の選択は慎重に行い、追加募集の仕方はこれから考えます。)

A.最優先:弦のみアンサンブル(チェンバロ、またはオルガン付き) 

  • バッハ:イタリア協奏曲…必ず入れます。15分
  • ヘンデル:合奏協奏曲:No.3 HWV321 13分

あとは、B〜Dのうちから2〜3曲

B.弦のみアンサンブル(チェンバロ、またはオルガン付き) 

  • テレマン:協奏曲ヘ長調(ターフェルムジーク第2集より) 15分
  • ヴィヴァルディ:調和の霊感Op.3-8 12分
  • ハッセ:マンドリン協奏曲 7分
  • パーセル:チャコーナ
  • パーセル:ソナタ
  • バッハ:管弦楽組曲第3番 アリア
  • バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番
  • バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番

C.弦のみの室内楽(3〜4重奏 チェンバロ、またはオルガン付き)

  • コレルリ:ソナタ Op.4-2
  • コレルリ:ソナタ 12 チャコーナ Op.2-12
  • ヘンデル:ソナタ Op.2-2

D.管楽器を含むアンサンブル
*[ ]ははずせない楽器、これがなければ演奏しない(できない)楽器。

  • バッハ:カンタータ42番 BWV42 シンフォニア 8分
    [オーボエ2またはリコーダー2]+ファゴット(またはバスリコーダー)
  • バッハ:管弦楽組曲第1番 BWV1066(全曲)25分(または序曲だけ8分)
    [オーボエ2またはリコーダー2]+ファゴット(またはバスリコーダー)
  • バッハ:管弦楽組曲2番
    [トラベルソまたはフルート]+ファゴット(またはバスリコーダー) 25分
  • バッハ:ブランデンブルク協奏曲第4番 16分
    [リコーダー2]+ファゴット(またはバスリコーダー)
  • バッハ:ブランデンブルク第3番第1楽章の編曲BWV174 6分
    [オーボエ2またはリコーダー2+ターユまたはコールアングレまたはテナーリコーダーまたはクラリネット]+ファゴット(またはバスリコーダー)
  • ヘンデル:水上の音楽より抜粋(昨年のアマデイの演奏会で演奏した曲) 15分
    [フルート(ピッコロ持ち替え)+クラリネット2またはリコーダー2+ファゴットまたはバスリコーダー]
  • テレマン:管弦楽組曲(序曲)ニ長調(ターフェルムジーク第2集より)25分
    [オーボエ2またはリコーダー2]+ファゴット(またはバスリコーダー)

| | コメント (0)

2008/09/20

もののけ姫

先日「亜麻色の髪の乙女」の編曲について書きましたが、今はそれが終わって、「もののけ姫」に取り組んでいます。今回の一連の編曲(女子高のため)の最後の曲です。といっても、全パートの編曲をしたのは、前回の「亜麻色の…」だけで、あとは、みな前からある編曲の手直しばかりなので、全体の編曲は2曲目めということになります。

元の譜面が、マンドリン合奏に直しやすい(女子高より、アマデイアンサンブル用に直しやすいです)譜面だったので、先ずざっと入力して聴いてみました。(Finale2007)

うーん、良いですねぇ。思っていた以上に良い感じです。これを拡大して、今年の編成にぴったりに持って行きたいです。来週前半に出来るかな、、、というところです。

それにしても、久石譲さんの曲というのはきれいですね。楽器だけで弾いてもほんと「良い曲だなぁ」と思ってしまいます。やはりこれらの曲を集めてCD化したいなぁ、、、、。「次のCD企画」を変更かなぁ。あ、でも「来年の計画」には入れてありましたね。

| | コメント (2)

2008/09/19

演奏したい?マンドリン曲 その2

その1では、思いつくままに、アマデイでも演奏してみたいマンドリンの為の作品の作曲者名を挙げてみました。今回はそれらの作曲者のどの作品を演奏してみたいか、ということについて見てみます。

■A. アマデイ:降誕祭の夜、降誕祭(ナタレ)、スプレーン ほか

*団体の名前に使っているくらいなので、これまでにも演奏したことがある曲がいくつもあります。 

ガヴォット・セレナーデ、セレナテルラ(=マティナータ)、セレナータ・ガランテ、カンツォーネ・アンダルーサ

もっている楽譜は他にもあるので、未知の曲、未体験の曲から選んで演奏したいと思います。

*「北欧のスケッチ」はマンドリン作品ではないので、対象外

■H. アンブロジウス:(曲未定=未知)
演奏経験のある曲は「組曲6番」(2003年に演奏、今年演奏予定。)

■K. ヴェルキ:組曲2番等、後期の曲(上記アンブロジウスの作品の影響を受けて、作風が変わったあとの作品) 

*序曲イ長調、ハイムライゼ など前期(大編成指向)の作品は不可。

■H. ガル:カプリチオ(マンドリン合奏用の作品はあまり知らない。これから調べて行く。)

■S. ファルボ:序曲ニ短調、田園写景、組曲スペイン
…アマデイで演奏するにしては大きめの編成の曲と言えるが、取り上げたい作品群。

*四重奏で 「四重奏曲」マンドラパートは「コントラルト」。オリジナル編成で演奏できるので是非取り上げてみたい。

*間奏曲は美しい小品。これまでにも何度か演奏している。

ファルボは、マンドリン合奏曲の作曲家たちの中では、レベルが1ランク上と感じる。
一般の聴衆の前で演奏しても遜色ない作品が多い。

■H. ラヴィットラーノ:雪、ローラ、レナータ
  どれも良いが、「特にローラ」は一度すばらしい演奏を聴いたことがあるので、自分でも演奏してみたい。もっともあのような演奏をするためには優秀な指揮者が必要。
(素人指揮者では不可能。その他、途中で結構難しい部分があるのがこれまで躊躇して来た理由。)

■M. マチョッキ:水車小屋の乙女たち、ミレーナ

取り上げる可能性は若干少ない。水車小屋は終わりの部分がどうも納得できない。途中の旋律はとても美しいが、、、、。ミレーナは高校時代ほんとに初期に取り組んだ思い出の曲。外国の団体のCDの演奏が美しかった、、、、が。

■C.A. ブラッコ: I Mandolini a Congressso !

高校時代「もっとも好きな曲」と言っても良いくらいの曲だったが、満足できる演奏をしたことも、聴いたこともない。管弦楽に編曲された方が良い気がする。それはともかく、自分が指揮してもきっと満足できないので、優秀な指揮者に来てもらった時に取り上げたい1曲。

| | コメント (0)

2008/09/14

亜麻色の髪の乙女

指導に行っている女子高校のためにドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」を編曲しています。ほぼ出来上がりました。短い曲ですし、割と作りは単純で編曲し易いです。作曲家の人たちならあっという間に出来てしまうのではないでしょうか。

小僧の場合、とっかかりがなかなかだめです。
簡単そうと思ってもエンジンがかるのに大分かかります。途中で行き詰まったらどうしようとか思うので、参考になる楽譜、いろいろな編成の楽譜などを探しまわります。(そんなことをしている間に自分でやっちゃえば良いのに、、、という心の声が聞こえても、探してしまうのです。)

先日はある楽器店までわざわざ訪れ、二つある編曲のうちひとつを買ってきました。
買ってきた編成はマンドリン合奏の通常の6部(マンドリン1、2、マンドラ、マンドロンチェロ、ギター、コントラバス)。女子高はそれに+クラリネットです。

だからその編曲にクラリネットを足すだけで良い、、、、と思って買ってきたのですが、、、、
自分で始めると、気に入らないのですね。やっぱり。それで結局全面作り直し。

買ってきた譜面はほんの少し参考に見させてもらっただけで、結局はもともと持っていた楽譜をもとに作ってしまいました。

買ってきたものを参考にしなかったもうひとつの理由があります。
あまりに見にくいのです。手書きの譜面。編曲した時には売り物にするつもりはなかったとしても人に見せるための楽譜のはずなのに、とても見づらい。というより、音の高さの判別がつかない。こんなもの良く配布するな。まして販売しているなんて…。
(買う前にちゃんと見て「手書き」は納得して買ってきたので文句は言えないのですが……。)

手書きにしても、全く小僧には考えられません。

………というわけで結局自分で編曲してしまったわけですが、フィナーレを使うとほんと便利です。音源も飛躍的に良くなっているので、音を出してみると、もうアンサンブルを振っているような気になります。こんな風になるんだぁ〜〜。と

続きを読む "亜麻色の髪の乙女"

| | コメント (2)

2008/09/05

演奏したい?マンドリン曲 その1

前回のブログでは、小僧はマンドリンのための作品はほとんど取り上げないのでは、という印象をもたれた方もあると思います。

では、珍しく、今回はマンドリンのための作品について考えてみましょう。

マンドリンのための作品で、アマデイマンドリンアンサンブルで取り上げる可能性のある曲についてです。(アマデイマンドリンアンサンブルの選曲はほとんどが小僧の独断になっています。したがって小僧の好みが選曲に大きく影響します。)

第1回目として、まず作曲者別に見て行きます。

●Aグループ=機会さえあれば取り上げる/すでに取り上げたことがある

アマデイ:当然この方ですね。もっとも取り上げたいのは小品が主体ですが

ファルボ:マンドリンの作曲家の中では1ランク上の作品が多い
コペルティーニ:ノックターンしかないですが、、、
ボッタキアリ:小品主体、大きい曲は可能性が低い
ラヴィトラーノ:特に「ローラ」
ブラッコ:「I mandolini a Congresso!」のみ 
アンブロジウス:組曲6番しか詳しくは知らないが、CDに収録されているものも演奏してみたい
バウマン:今のところはコンチェルトカプリチオーソしか知らない
ガル:合奏用は、カプリチオくらいしか知らない。室内楽はいくつかある。
ヴェルキ:組曲2番とか、後期の曲

●Bグループ=やって見たい曲はある、、、、数年に1度くらいマンドリン作品特集をすれば、、、

マチョッキ:「水車小屋の乙女たち」の終わりがねぇ、、、。きれいな曲なんだけど
メヌケッティ:高校生のころははまったけど…
メラーナ=フォークト:「過去」だけかな
ビリ:「小さなセレナード」しか知らないけど
藤掛:「パストラルファンタジー」だけかな
ブーシュロン:スペインの印象
熊谷賢一:あまり知らないのですが、推薦される曲があれば、、、
マネンテ:詩人の瞑想、桂樹の下で くらい 大きい作品はまず不可
寺嶋陸也:最近のアンサンブル曲は作品を知らないので…、過去のきれいな小品(一般にはあまり知られていない)を演奏してみたい
マンドニコ:あまり知らないけど良い曲がありそう

続きを読む "演奏したい?マンドリン曲 その1"

| | コメント (1)

2008/09/01

来年の計画?

いつもの悪い癖ですが、演奏会が近づくと、次の演奏会のことを考えないではいられません。
でも、アマデイの演奏会までまだ(?)2ヶ月あるので、まだそれほど具体的には考えていません。それに、いつもは、アマデイの演奏会のことは、さすがに本番が終わるまでは伏せておくことが多いです。以下のリストも、アマデイに関しては、あくまで「候補の一部」とお考えください。

演奏会を計画するには、いろいろなパターン(選曲と、メンバーの組み合わせ)があり、計画を実行するには時間が必要なので、現時点で、考えている選曲候補を羅列してみることにしました。今後これを具体化させて、それぞれに募集をかけて、メンバーを募ろうと思っています。以下はいくつかグループを挙げましたが、「グループ別」に募集するとは限らず、「曲ごと」に募集するかもしれません。

ぜひ一緒にやりたいと思う方は、やりたい曲、団体名を早めに小僧までご連絡くださいね。定員制ものもありますので。具体的な募集要項は後日公表します。それから、以下は今思いついた曲をあげただけなので、今後また曲が増えることもあります。

このカテゴリー(演奏したい曲)の過去のブログも参照してください。

*[ ]ははずせない楽器、これがなければ演奏しない(できない)楽器です。

●アンサンブルアルマンド第2回演奏会

バッハ:イタリア協奏曲…必ず入れます。


コレルリ:室内ソナタOp.4-2
      チャコーナ
ヘンデルのソナタ
テレマン:ターフェルムジーク
パーセル:ソナタ?

モーツァルト:
ディヴェルティメントニ長調 KV136
フルート四重奏曲ニ長調 KV285
クラリネット五重奏曲イ長調KV581、協奏曲
オーボエ四重奏、五重奏、協奏曲

*モーツァルトは「アマデウス2006」の第2回演奏会でも良い。

バッハ:トリオ (作品番号を忘れました。Vn、Va、Guitar用の楽譜を持っています。)

バッハ:カンタータ42番 BWV42 シンフォニア
バッハ:オーボエ・ダモーレ協奏曲 BWV1055(復元版)
バッハ:管弦楽組曲第1番 BWV1066(全曲)
バッハ:ヴァイオリン協奏曲2番
バッハ:管弦楽組曲2番

バッハ:ブランデンブルク4番 [リコーダー2]
バッハ:ブランデンブルク3番、5番 [フルート][チェンバロ] 

ヘンデル:合奏協奏曲 Op.6-11より第1,2,5楽章(昨年演奏)→全楽章へ
ヘンデル:水上の音楽より抜粋

続きを読む "来年の計画?"

| | コメント (0)

2007/11/21

アマデイマンドリンアンサンブルと土曜日のアンサンブルクラス

アマデイのメンバーには、土曜日と日曜日のアンサンブルの計画をおしらせしましたが、どこがどう違うのか、という質問を受けたので、説明します。

アマデイは本来は久松マンドリン教室のアンサンブルクラスという位置づけです。
そして、定期的に演奏会をすることにしています。当初は年に2回のつもりでしたが、規模が大きくなって来たので、年に1回になって来ました。(一応,アルマンドや,アマデウス2006は別団体ということになっていますので)

アマデイの練習は本来日曜日なのですが,演奏会が近づくと土曜日や祝日など、メンバーの集まり易い日を練習日にしています。もともとは、土曜日と日曜日では別の曲をする別のグループにしたかったのですが、土曜日と日曜日の両方に参加するメンバーが、「曲が多くなりすぎて困る」という意見もあり、また、アマデイの演奏会に出るメンバーが土曜でも日曜でも練習に参加できるようにしようという考えから、土曜日にもアマデイの練習を入れてしまったので、よけい区別がつきにくくなりました。今後はその点をどうするか検討中です。

土曜日のクラスは、本来アマデイのメンバーはもちろんですが、アマデイ以外の他の団体の人も一緒になって、演奏会を想定せずに合奏練習を通してアンサンブルを学んで、自分の団体でも活かしてほしい、という趣旨で始めました。しかし、アマデイのメンバー以外が参加することがほとんど無く、たいていは全員で3、4人の出席だけであること、また、数回でひとまとめにする必要もあるため、それぞれ出席者の顔ぶれを見て、ふさわしく、演奏可能な曲を練習して来ました。メサイアを練習したこともありますし、発表会の時に出演するためのグループとして練習したこともあります。どちらかと言えばこの土曜日のクラスで、バロックを中心に練習して行くことで「アンサンブルアルマンド」を発展させて行こうと考えましたが、今のところうまく行っていません。先に述べたように、本番が近づいて来ると、土曜日と日曜日が両方ともアマデイもしくはアルマンドの練習になってしまったからです。

続きを読む "アマデイマンドリンアンサンブルと土曜日のアンサンブルクラス"

| | コメント (0)

2007/09/20

次の企画?

いつも演奏会が近づいて来ると、ついその次の演奏会の企画を考えてしまいます。でも、今回は今度の演奏会の準備があまりに遅れているためか、あるいは、今までがあまりにも忙しかったからか、次の企画を考える余裕がありません。ここでいう「企画」とは選曲も含みますが、それより、演奏会全体の構成、会場、規模などです。実際、会場によっては1年前から押さえないと取れないところも多いわけで、年に2回の演奏会をしようとしたからといって、半年先を考えていては、遅すぎるくらいなのです。

それはともかく、現実逃避かもしれませんが、目の前の演奏会より先のことを考えてしまうことが多いです。

でも今は、あまり先のことは考えられません。来年の秋にフォーレのレクイエムの再演、は考えていますが、現状からするとかなり厳しいし…。アンサンブルアルマンドも今年5月に演奏会をしたのだから、本当は来年のことも考えなくてはいけません。

で、今は、ちゃんとした演奏会の企画では無く、演奏したい曲を列挙して、それを「仮想演奏会」プログラムに仕立ててみたいと思います。

バッハ(演奏会全体をバッハにするか、1ステージをすべてバッハにするか、何れにしてもバッハ中心です)

●トリオ (作品番号を忘れました。Vn、Va、Guitar用の楽譜を持っています。)
●イタリア協奏曲 (チェンバロソロの曲ですが、弦楽四重奏用の編曲があるので、これを利用したい)
●ブランデンブルクの4番=2005年のリベンジだあ。
●ブランデンブルクの5番=やりたいけどヴァイオリンパートを仕上げるのにかなりの期間がいるなあ。
●ヴァイオリン協奏曲の1つ、、、、何番だか忘れました。 これもちょっと挑戦してみたのですが、とても自分の力では無理そうでした。
●管弦楽組曲から1番または2番(いずれも再演)
 
 これだけで結構なプログラムですね。(2ステージ分はありますね。)
 ブランデンブルクを2つするのは無理だから、どちらかでしょう。
 
バッハ以外では、、、

●ヘンデルのソナタ:今年の発表会で演奏した曲
●コレルリ:トリオソナタなど、、、、詳しくはこれから調べる必要があります。

今日は思いつきで書いているので、これくらいにしておきます。
後日、本当にリストアップして、1つの仮想演奏会プログラムを組み立ててみたいと思います。

| | コメント (2)

2007/04/15

最近聴いている音楽

最近、いろいろな曲を聴いています。少し前までは、ヘンデルを良く聴いていました。
それは、水上の音楽、王宮の花火の音楽、合奏協奏曲集作品6、メサイアでした。これを読んで「ははん」、と思った方は、かなり私のことをよく知っている人ですね。
今も引き続いて聴いているのは、今度のアルマンドの演奏会の曲です。まあ、これは普通ですね。

最近「聴いている」と言うと、多くの場合、iPodに入れて持ち歩いて、繰り返して聴いている場合が多いです。たいていの場合はいろいろな目的で「参考にするため」です。

ですが、ここ数日続けて、珍しく自分の演奏を聴きました。

まず、わたしの1枚目のCD「18世紀マンドリンとオルガン(通奏低音)のためのソナタ集」。これは、必要があって1曲聴きたかったからなのですが、他の曲もそのまま聴き続けてしまい、全曲聴いてしまいました。10年以上も前の自分の録音。今とは発想(演奏解釈など)が違うので、けっこう「面白い」と思いました。

次に去年のフォーレ レクイエムの演奏会の録音。フォーレ自体は、第1楽章(イントロイトゥス)くらいしか聴かなかったのですが、ソスピリを聴いて、、、うーん、やっぱり良いです。これ。

この演奏会では、もちろんフォーレのレクイエムが最も評価が高かったのですが、録音をいろいろな方にも聴いてもらったところ、「エルガーのソスピリが良い」と言われる割合が結構高いのです。そういえば、あのときのハーピストさんも、この曲には熱が入っていました。まさに「熱演」でしたっけ。我ながら、選曲はもちろん、マンドリンとマンドラアンサンブルの協奏曲風にしたという編曲のアイデアも当たったなあ、とちょっとうれしくなります。(もちろん、ソリスト始め、演奏者のみなさんのがんばりがあったからですが)

それから、ヘンデルのトリオソナタ作品2-2も何度か聴きました。これは、参考CDの演奏はずっと聴いて来たのですが、発表会以降は、その自分たちの演奏をやはり何度か聴きました。この曲も、演奏というより曲が良かったので、お客さん(と言ってもほとんどは発表会の出演者ですが)の評判もとても良かったです。

わたしは、自分の演奏録音を結構聴きます。演奏会の直後等は、出来上がった録音は、それこそiPodに入れても持ち歩き、何度も繰り返して聴いてしまいます。人によっては、自分の演奏録音はほとんど聴かないと言う人もいますので、大分違いますね。通常、演奏会からしばらく経つとほとんど聴かなくなるのですが、今回は、ちょっとしたきっかけで、過去の演奏を引っ張りだして聴いたのです。録音から長い時間が過ぎたものは、やはり曲の演奏解釈が違って来ていて、「今なら絶対こんな風には弾かない」と思うこともあり、またあるときには「なるほど、こんな弾き方もあったか」などと、まるで自分の演奏とは思えない感じ方をすることがあります。人の演奏を聴いて参考にするようなものです。

バロック音楽の演奏の場合、楽譜に書かれていないことを、自分でアイデアを出して、演奏することが多くあります。装飾音符を加えること等が主です。「18世紀マンドリンとオルガンのソナタ集」を改めて聴いてみると、あの当時でも、ほとんどの曲に装飾を加えて演奏していたのでちょっとびっくりしました。録音当時は(いえ、今でもですが)まだ自由に装飾を加えること等できなかったはずなのに。おそらく大分研究して楽譜に何度も書き込んでは消し、、、、とやって、ようやくできるようにしたのでしょう。今では思いつかないような装飾になっているところもありました。自分の古い録音なのに、ある意味とても新鮮に感じたのは不思議でした。

そして、きのうから聴き始めたのは、メンデルスゾーンの「エリア」と、ペルゴレージの「スターバト・マーテル」と「サルヴェ・レジーナ」です。それぞれ、ちょっと訳があって聴いています。どれも良いですねえ。わたしの知らない名曲というのは、世の中には本当にたくさんあるものなのだと実感しました。もっともっといろいろ聴いてみたいものだと思います。

| | コメント (2)

2007/04/14

演奏したい曲(新しいカテゴリー)

このブログはこちらから話しかけるものばかりなのですが、今回は問いかけ、というか募集です。

アマデイマンドリンアンサンブル(あるいは、アンサンブルアルマンド)で、
演奏したい曲!募集です。

これまでにも、私が演奏したい曲リストを発表して来ました。
過去の記事を読んでいない方、あるいは忘れた方は下にある記事を参照してください。

そして、それを参考に、あるいは、全く別のもので構いませんので、「演奏したい曲」のリクエストを下さい。今企画を考えていますので。

例によって、私の団体は、選曲は私が決めてしまいます。選曲会議はしません。ですが、いつもリクエストは受け付けています。それによって、私が知らなかった曲と出会い、魅了されて、取り上げるということもあるからです。今回はあるテーマで考えています。メイン曲もある程度決まっていますが、それと組み合わせるもので悩んでいるので、ぜひいろいろ教えてください。

あえて「メイン曲」や「テーマ」はお知らせしません。自由な発想でどうぞ。たとえ今企画中のもので採用できなくても、次の機会等で採用されるチャンスもありますよ。よろしくお願いします。


年に6回くらい演奏会をしたい1

年に6回くらい演奏会をしたい2
年に6回くらい演奏会をしたい3
年に6回くらい演奏会をしたい4

アマデイの来年の計画
(2005年の記事)
証聖者のヴェスペレ

その他 カテゴリー「演奏したい曲

| | コメント (3)

2006/04/14

早く選曲を決めたいものです

(14日1時過ぎに眠い中で書いたため、14日8:30部分修正しました。)

私のことを良くご存知の方は、既にご承知だと思いますが、私は、演奏会が近づくと、その本番のこともですが、ふと気がつくと、その次の企画(演奏会)のことを考えてしまうのです。

5月のアマデウス2006がおわると、次は、アマデイマンドリンアンサンブルです。秋の企画を考えています。以前はほぼフランス音楽に決まりかけていたのですが、都合により見直しになりました。

しかし、それ以降迷っています。先日書きましたように、アマデイの選曲は小僧が一人で決めています。だから完全に固まるまでは自分の中であれやこれや考えるわけです。ところが、今回は、いろんなケースが考えられ、出演者の顔ぶれによって大きく選曲が変わりそうです。ところが出演者は、演奏会の日にちも確定していないのでまだはっきりしないのです。メンバー一人一人に確認したくてもまだできませんし、まして合唱付きの曲をするとなるとその合唱メンバーも確保するのは、これまた日程も決まらないうちでは確保できません。(アマデイは、レギュラーメンバー自体が少ないので、レギュラー以外のメンバーの顔ぶれ=楽器編成が選曲に大きく影響するわけです。)

そんなわけで、今演奏会場として申請している教会の返事待ちです。あと1、2週間で返事が来るかな、と期待しています。

以下は、選曲候補と言うか、企画の可能性です。(細かくいうと以下のものだけではありませんが)

1.メインをフォーレのレクイエムにするか、メサイアか。
  メサイアの場合は抜粋版だがそれでも演奏会全体が「メサイア」になり、
  他の曲はいっさいしない。
2.フォーレのレクイエムになった場合、他の曲は…、
  a.フランス音楽:ラヴェル、ドビュッシー、ビゼー、サティなどの曲
  b.フランスにこだわらず、小管弦楽の作品。アマデイにふさわしいもの。
3.どちらも取りやめて、器楽の曲のみにする。

管弦楽の曲はまだ候補を探している段階です。それで、昨日はある曲のCDを買って、その曲と他の曲の楽譜も買いました。今日は、それらの曲やその他いろいろな曲を聴きました。聴いているとどれもこれもやりたくなってしまいます。

最近はアマデウス2006で演奏する曲ばかり聴いていましたので、久しぶりにフォーレのレクイエムを聴いたらフォーレは絶対やりたくなりました。で、他の曲の候補としては、フランス音楽の候補はこちらを見てください。フランスものでなければ、エルガーの「エレジー」、「ソスピリ」、ディーリアスの(先日演奏会で聴いた)「春初めてのかっこうのを聴いて」、ブラームスの「セレナード2番」。他にもいろいろ聴けば聴くほど迷ってしまいます。

毎日、一人で勝手に(?)悩んでいます。早く日程が決まらないかな。
そうしたら、改めて器楽も含めて大々的に(?)メンバーを募り、メンバーがある程度固まったら、早くそれに見合う選曲をしたいと思っています。選曲が決まらないと編曲や、楽譜の準備もできないので。
以上はまだ頭の中で考えているだけなので、もう少ししたら再度公表します。

| | コメント (0)

2006/04/06

同じ曲を選曲することについて

演奏会をする場合、選曲を決めるのは結構大変ですね。団体によっては、選曲会議で、熱い思いのメンバーがいて会議が白熱することもあるのではないでしょうか。

アマデイマンドリンアンサンブルの場合は、あまりそう言うことはありません。なぜかと言うと、選曲はほとんど小僧一人で決めてしまうからです。演奏会の時期、頻度、規模、すべて小僧が決めています。勿論メンバーの意見を聞くこともありますし、一昨年9月のポピュラー音楽の会のときは、メンバーから選曲候補に投票してもらい、獲得する点数の高いものを中心に選んだりもしました。ほかにも、メンバーが推薦した曲を、小僧が採用するということもあります。

小僧が選曲するのは、やはり「良い曲」と思うものです。ずっと以前、「良い曲」の定義を聴かれて困ったことがあります。たしかに「良い曲とはなにか」と言われたら、定義できないですね。

小僧の場合の選曲基準を上げてみましょう。

1.少人数であるアマデイの合奏に見合う曲であること
2.質の高い作品であること(美しい響き、曲の構造など)
3.聴いたお客様(マンドリン関係者でない方を想定)に喜んでもらえそうな曲であること
4.内輪受けのような曲でないこと(2、3の基準で選べば当然ですが)
5.難解な曲でないこと

などから判断します。

クラシック音楽の編曲が中心ですが、マンドリンのための作品でも上記の基準に見合うものは取り上げます。

それで、アマデイでは、ときどき他の団体では取り上げないような作品も演奏することがあります。マンドリンクラブはだいたいが人数が多いため、マンドリンのための作品か、オーケストラの編曲ものを演奏するところが多いです(ポピュラー専門の団体は除きます)。アマデイは室内楽が中心なので、自ずと選曲が違ってくるのです。そうなると、アマデイで演奏した曲の中には、他では取り上げられないため、そのままでは1回取り上げたらそれっきりになってしまうものがあります。団員数が少ない上に、演奏会の回数は多いので、他団体と掛け持ちする、というかできる団員が少ないため、アマデイで初めて取り上げたような曲は、他の団体に紹介されて選曲されるということも少ないです。

そうなると、やはり、『あの曲をもう一度』という思いが高まることになります。

アマデイでは質の高い作品を取り上げることが多いので、1度演奏会にかけたくらいでは、曲の仕上がりに満足できないことが多く、したがって、2度取り上げるということも多いのです。必ずしもいわゆる演奏会だけで2回演奏するのではなく、先日の「本業と副業の会」や、昨年の「発表会」、2003年のジョイントコンサート、出張演奏などいろいろな機会を利用して、演奏会と合わせて複数回演奏するようにすることも良くあります。

これまでに複数回演奏した曲を挙げてみましょう。(アマデウス2006の演奏会も含めます。)

アマデイ:ガヴォッとセレナーデ……何度演奏したか分かりません。
バッハ:管弦楽組曲第3番より アリア これも良く取り上げます。
同:管弦楽組曲第2番 2005年発表会と10月のバッハ演奏会
同:おお人よ汝の罪の大いなるを嘆け 2004年1月と2005年のバッハ演奏会
ボッタキアリ:五月の夕べ 2003年演奏会の本番と、他の演奏会でのアンコール
モーツァルト:フルート四重奏 2005年発表会とアマデウス2006
同:ディヴェルティメント 今年1月のアマデイと5月のアマデウス2006
レーガー:愛の夢 2004年ジョイントと今年1月
ドヴォルザーク:ワルツ 2004年1月と2006年1月

とこれだけ多いです。
私は曲の仕上がりを考えると、このように短期間に複数回同じ曲を演奏することは意義のあることだと思っています。広く浅くいろいろな曲を演奏するよりも、質の高い作品を深く掘り下げて演奏できる、なるべく本格的な演奏を目指す、このことはとても大事だと思いますし、今後もアマデイではそのような方向で行きたいと思っています。

| | コメント (1)

2006/02/10

チャイコフスキー 四季Op.37bis (後編)

昨日の続きです。

作品番号をOp.37bisとしてありますが、古いCDや楽譜では、作品番号はOp.37aとなっていることもありますのでご注意ください。

まず、前編で、12月それぞれのタイトルを記載するのを忘れていました。以下の通りです。

1月 『炉ばたで』
2月 『謝肉祭』
3月 『ひばりの歌』
4月 『松雪草』
5月 『五月の歌』
6月 『舟 歌』
7月 『刈り入れの歌』
8月 『とり入れ』
9月 『狩の歌』
10月 『秋の歌』
11月 『トロイカ』
12月 『クリスマス』
*この「月」はロシアの旧暦になっています。現在とは1月程度違うということです。

編曲についてですが、私の持っているもの、あるいは聴いたことのあるものをご紹介しましょう。

●演奏(CD)
ピアノ(原曲):Mikhail Pletnev(Virgin Classics7243 5 61636 2 1)
       Mikhail Pletnev (ビクターエンターテイメント VICC-60017)

管弦楽(Alexander Gauk編曲)
Neeme Järvi指揮 デトロイトシンフォニーオーケストラ (CHANDOS CHAN9514)
管弦楽の編曲のCDは少ないが、出ているものは、このガウク編曲のものだと思います。
とても色彩豊かで、チャイコフスキーのオリジナルかと思うほどです。(というほどチャイコフスキーの音楽に詳しくはないですが)

弦楽オーケストラ(David Geringas編曲):
David Geringas指揮 南西ドイツ室内オーケストラPforzheim、朗読Alexander Geringas (EBS ebs6033)
マンドリン合奏の編曲に参考になると思って購入。各曲の演奏の前に、各曲のもとになった詩の朗読が入ります(ただし、ドイツ語)。

4つのチェロ版(Thomas-Mifune編か?):4月、6月、10月のみ
ラ・クァルティーナの演奏(注文中、到着待ちなのでまだ聴いていません)

*持ってはいませんが、Piano Tio版(The Bekova Sisters編曲)
The Bekova Sisters (CHANDOS CHAN 9719)

●楽譜
管弦楽や弦楽オーケストラ版は市販されていないようです。
弦楽四重奏版 Werner Thomas-Mifune編 Edition Kunzelmann社(GM 612a,b,c) …3分冊
2つのギター版  1,2,6,10,11月のみ Zimmerman社(ZM 26890)
         3,4,6月 editions max eschig 社(ME8680-1)10,11,12月(ME8680-2) …2分冊
*持ってはいませんが、4つのチェロ版 4月、6月、10月のみ Werner Thomas-Mifune編 Edition Kunzelmann (GM623)

以上です。

| | コメント (0)

2006/02/09

チャイコフスキー 四季Op.37bis (前編)

チャイコフスキー「四季」という曲をご存知でしょうか。「四季」と言ったらだれでも思いつくのがヴィヴァルディですね。ちょっとマニアックな方は、ハイドンのオラトリオ「四季」でしょうか。ヴィヴァルディ、ハイドンいずれも、「四季」というだけあって、4つに分かれています。ところがチャイコフスキーはちょっと違っていて、12曲です。そう、つまり1月ずつなのですね。

「12の性格的描写」という副題をもつこの曲は、もともと、雑誌「ヌーヴェリスト」の1876年の各月号に、季節にちなんだ詩とともに掲載する企画のために作曲されたピアノ曲です。したがって、チァイコフスキーは各月ごとの詩からヒントを得て作曲しています。

この曲についての解説はそれくらいにして‥‥
私は、この曲と大学生時代に出会いました。当時ピアノ曲をマンドリン合奏にアレンジしたいと思っていたので、このような描写音楽で、各曲が小品の作品はとてもぴったりで、編曲に意欲を燃やしました。特に、6月と10月が気に入り、早速編曲しました。その後5月や12月が加わり、母校のマンドリンクラブの演奏会などで採用されたり、社会人団体で演奏されたりしました。

またさらに、小編成に直したものが演奏される機会も何度かありました。なお、10月の「秋の歌」は共同音楽出版から「マンドリン合奏セレクション」に収録され6部編成で出版されています。

後で分かったのですが、「四季」の12曲の中でも人気が高いのは、6月と10月、11月のようで、単独で演奏されることも多いようです。自分が真っ先に気に入った曲が、一般的にも好まれていると知って、「自分もなかなかのセンスをしている」などと勝手に思ったものです。

で、この曲はやはり、合奏に直して演奏したいと思う人が多いらしく、いくつかの編曲が出ています。
(つづく)

| | コメント (2)

2006/02/02

優れた作品は、良い演奏を生み出し、美しい音楽が演奏者を育てる

私の持論とも言える考え方です。
アマデイマンドリンアンサンブルが、クラシック曲を中心に演奏しているのはこのためです。
時には、先日の演奏会のようにマンドリンのための作品も取り上げたり、あるいはポピュラー音楽のコンサートを開くことはあります。でも、その場合でもそのジャンルの中での「優れた作品」と思われるもののみを取り上げています。

とは言え、通常の演奏会の選曲に当たっては、当然ながら、いわゆる「クラシック音楽」に分類される音楽作品が最も質の高いものであり、その中でもより優れた作品、それでいてマンドリン合奏、特に小編成の合奏で演奏するにふさわしい曲を選択しています。

主に弦楽合奏曲を取り上げていますが、ヴァイオリンとマンドリンの楽器の性質の違いから、弦楽合奏の作品が皆、アマデイにふさわしいとは限りません。この辺が難しく、特に私が「すばらしい」と思っていながら演奏できない曲もいくつかあり、その点が残念です。

いずれにしても、基本は「優れた作品、質の高い作品を演奏する」ということです。
なぜなら、演奏者であれば、どうせ弾くなら「良い曲」を弾きたいでしょう。
聴衆として演奏会に行くなら、同じ演奏者が演奏するなら「より良い曲」を聴きたいでしょう。

では、「良い演奏者」の演奏会と「良い曲」の演奏会としたらどちらを選択しますか?

私は間違いなく「良い曲」を選びます。正確には「好きな曲」ですが……。
もちろん、演奏者で選ぶこともありますが、私が実際に演奏会に行くとき、多くの場合は「(演奏される)曲」で選びますねえ。

かつてこんな経験がありました。
ある古楽の講習会があり、その最終日が受講者によるコンサートだったのです。
私は、そのコンサートに出かけました。演奏を聴くと、音程も怪しく、短期間に講習した曲のコンサートのため、ミスもあり、演奏レヴェルとしてはかなり低いものでした。それでも、演奏者がとても楽しそうにしていたこと、そして何より「とても優れた作品」を演奏していたため、聴いていてとても心地よかったのです。

また、ここ数年はいろいろな音楽会に出かけますが、演奏の善し悪しはいろいろありますし、このブログでもかなりいろいろと批評を書いています。それでも、「優れた作品」の演奏会だった場合は、演奏に多少問題があってもやはり「聴いてよかった」と思えるのです。では、同じようにクラシックの優れた作品を取り上げているマンドリンアンサンブルの場合はどうして「聴いてよかった」と思うことが少ないのでしょうか。それは「編曲の質」の問題があるからでしょう(編曲についてはこちらを参照してください)。原曲をいじりすぎた編曲は曲の質を落としてしまいます。これではもはや「優れた作品」ではなくなってしまいます。

先日のアマデイの演奏会は、前半がマンドリン合奏の作品の中から、選りすぐりの小品、小編成向きのすばらしい作品を取り上げたので、マンドリン関係者でないお客様にも気に入っていただけました。後半は著名な作曲家の優れた作品を集めましたので、これもお客様には好評でした。

そしてなにより、その作品を演奏できる喜びが演奏者にあり、練習も本番も、演奏していて喜びを感じられました。こんなすばらしい曲ならもっときれいに演奏したいと、練習の時も熱が入りました。また練習中にうまく行った時…和音がきれいに響いた、テンポを揺らしたときにとてもうまく合わせられた、何度も練習しているうちに「ああこうすれば良かったのか」という発見などなど…作品から教えられることもたくさんありました。

そう、だから、私はいつも思うのです。「優れた作品は、良い演奏を生み出し、美しい音楽が演奏者を育てる」と。

| | コメント (0)

2005/11/27

年に6回くらい演奏会をしたい4

演奏会の企画

これまでの希望曲から年2回として演奏会を組むとどんなになるか、案を考えてみました。
もちろんこれはまだ「構想段階」です。かなり実現の怪しいものも含まれています。

でも、これを見ると、本当に5年分くらいあることが分かるでしょう?
年2回の演奏会だとこんなにかかるのです!!

2006年秋 ヘンデル メサイア(抜粋版)……これで1回の演奏会になってしまいますね。

2007年5月 フランス音楽の午後
ラヴェル:亡き王女のパヴァーヌ(2004年演奏版の改訂)
           古風なメヌエット(ちょっと無理か?)
サティ:ジムノペディより
ビゼー:小組曲「子供の遊び」からAndantino(2006年演奏予定)
ドビュッシー:小組曲
        夢想 
フォーレ:レクイエム

2007年秋 オールモーツァルトプログラム
       ディヴェルティメント 第17番(2ホルン+弦楽を編曲する)
       アイネクライネナハトムジーク
       教会ソナタより(特に15番)
       交響曲第40番
       証聖者のためのヴェスペレ(合唱付き)
       アヴェヴェルムコルプス(合唱付き)

……全部演奏したら、1つの演奏会では収まらないですね。

2008年 春〜初夏 テーマ:イギリスとスペイン
(あくまでもテーマです。その国の作曲家、という意味ではありません)
ディーリアス:2つの水彩画
ブリテン:シンプルシンフォニー
パーセル:シャコンヌト短調(弦楽編曲 ブリテン)
ブリッジ:弦楽のためのロジャード・カヴァリー卿
ウォーロック:キャプリオル組曲

トゥリーナ:闘牛士の祈り(むずかしいぞー!)
ラヴェル:ボレロ
ファルボ:組曲「スペイン」
ブーシュロン:スペインの印象
シャブリエ:スペイン狂詩曲より

‥‥‥‥演奏時間を調べていないので、1つの演奏会では収まらないかも。

2008年秋 すばらしき弦の響き
グリーク:「2つの悲しい旋律」より「春」と「胸の痛手」
レスピーギ:リュートのための古い舞曲とアリア 第3組曲(むずかしい!)
バーバー:アダージョ
ドヴォルザーク:ワルツ
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番
    イタリア協奏曲(チェンバロ曲を合奏に編曲する)
マーラー:アダージェット
(以上の他、それまでに演奏した弦楽合奏の曲や、その他を追加)

2009年春 ロシアの音楽
チャイコフスキー:四季全曲
プロコフィエフ:ピーターと狼(再演 2004年に演奏した)

2009年秋(本当のテーマなし、管弦楽とマンドリンの名曲集)
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲(むずかしい!)
バーンスタイン:ウェストサイドストーリーより「マリア」ほか(再演 2004年に演奏した)
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第10番(久松編)

アマデイ:降誕祭の夜  
     他 小品数曲(2006年演奏予定の曲の再演)
アンブロジウス:組曲6番(2003年に演奏した)
ヴェルキ:組曲2番(だったかな?)
ガル:カプリチオ

2010年 春 マンドリン合奏名曲集
ファルボ:序曲ニ短調
     田園写景
ラヴィットラーノ:雪
        ローラ
         レナータ
マチョッキ:水車小屋の乙女たち
      ミレーナ
ブラッコ: I Mandolini a Congressso !
‥‥‥‥演奏時間を調べていないので、1つの演奏会では収まらないかも。

なんちゃって…。

年2回だと本当に長期計画になってしまいます。でも、アマデイの本来の規模からすると、上のような大きめの曲は普通なら年に1回くらいしかできないでしょう。それにときにはポピュラー音楽特集もやりたいですし(これは結構人気があります)、アマデイ本来の小編成での演奏会もしたい…。となると、年に3、4回は演奏会をしたとしてもそれらの曲を入れるとやはり、5カ年計画くらいになりましょうか。
あ、メサイアは毎年やりたかったんだ。やっぱ3つくらいの団体を作らなくちゃ無理か。(…メンバーはほとんどかぶってしまうから同じことじゃないの?)

| | コメント (0)

2005/11/23

証聖者のヴェスペレ

昨日と反対のことを書くみたいですが、来年、メサイアがだめだった場合にやりたい曲(合唱付き)の候補は、初めはモーツァルト作曲「証聖者のためのヴェスペレ」と、「アヴェヴェルムコルプス」にしていました。で、昨日はフランス音楽で固めて、と言いましたが、こちらも捨てがたいです。

「ヴェスペレ」は中でも特に「ラウダテドミヌム」を以前から演奏したかったのです。この曲は単独でも良く演奏される曲です。ソプラノのソロと、弦のオブリガートがとても美しく、ソロのあとに合唱が入り、また最後にソロが浮かび上がるように歌うところなどは最高です。わたしはかつて合唱団に所属していたときにこの曲を歌いましたが、そのソプラノソロの美しさは忘れられません。これを是非一度演奏できたら、と前々から思っていました。だからこれも候補に入れてあります。

またアヴェヴェルムコルプスはとても有名な曲ですが、それだけでなく、2003年に現在のアマデイのかたちになって初めての演奏会のときに、楽器だけで演奏した曲なので、今度はオリジナルのかたちで演奏したいのです。(もちろんヴァイリンをマンドリンに置き換えるので、『オリジナル』とは言えませんが)

マンドリンクラブでもよく「アヴェヴェルムコルプス」が選曲にあがっていることがありますが、まず合唱をつけて演奏するのを聴くことがありません。また、編曲もあまり良くないものが多いです。編曲者にこの曲の知識が足りないからだと思います。

私としては、演奏者はもちろん、マンドリン関係者にオリジナルなかたちでの演奏を聴いてもらいたいのです。本当はこのようなものだ、ということを知っていただけたらと思います。

私のこだわりは、10月のバッハ演奏会でも現れました。カンタータの演奏のために合唱団に出演を願い、管弦楽組曲第3番のアリア(ぞくに「G線上のアリア」と呼ばれています)も、装飾付きで旋律を演奏し、チェンバロの通奏低音もつけて、ほぼオリジナルなかたちで演奏しました。
アンコールに「主よ人の望みの喜びよ」を演奏しましたが(この曲の本当の題名は、『イエスは変わりなきわが喜び』)」これも、合唱付きで、オリジナルに近いかたちで演奏しました。アマデイマンドリンアンサンブルでは、曲のパート構成も、選曲も なるべくオリジナルに近いかたちにして、本当の姿に近づけて演奏したいものだと思っています。

| | コメント (2)

2005/11/22

フォーレのレクイエム

らいす大盛りさんからの推薦だった、フォーレのレクイエム。
教会音楽家でもある私としては、全く知らない曲だったので、とても恥ずかしかったのですが、聴いてみたら、ほんとに美しい音楽です。激しいところはあまりなく、叫びぶような感じもなく、楽器の動きも速いところはあまりなく…。でもそれだけに美しい演奏にするのはかえって難しそう。でも、指が回らない、というようなことで悩むのではないので、アマデイでの演奏も現実的に思え、その上やりがいがあります。

まだまだ勉強しなくてはならないけど、来年やってみたくなってきました。
メサイアは、何年かかってもいつかはやりたい曲だし、1回で終わらせずに何度も演奏したい曲なので、平行して準備は進めて行きますが、合唱団の方からやりたいと言ってくるのではない限り、来年はフォーレを目指そうかな、と思い始めました。そして演奏会全体をフランス音楽のみにする。何かとてもすてきだなあ、と思えて来ました。

ただ問題は、楽器も演奏者がたくさん必要かなと思います。特に低音がかなりいないといけない感じです。またハープの部分をピアノに置き換えるか、できればギターを募るか……。これも真剣に悩んでしまいます。アマデイで初めて「ギターが欲しい」と思える演奏曲かもしれません。ギターの方でアマデイに参加したい方はいませんか。6〜9人くらい欲しいです。
(『おいおい、アマデイって8人くらいしかいないんだろう』…ということは伏せておこう)

フォーレのレクイエムで、そのうちの何曲かにギターを2声部、または3声部くらい欲しいのです。そうなると、1パートに2名ないし、3名は必要だから、9人くらいとなるのです。演奏会が本決まりになったら、大々的にメンバー募集をかけます。ギターも募集することになるかもしれません。

| | コメント (0)

2005/11/20

アマデイの来年の計画

来年の演奏計画について 来年は1月の演奏会が決まっていますが、それ以降が流動的です。5月のアマデウスは、別団体扱いです。3月ないしは4月に本業と副業の会を計画していますがこれはあくまで内輪です。問題は秋です。実は現時点では1つに絞ることができません。会場、日にちを決めて、そして、合唱団に協力が得られるかどうかによって変わってきます。したがって、以下のいくつかのパターンのどれにでも対応できるように準備を進めて行きます。

1.メサイア(抜粋版)
これはまずなんと言っても歌ってくれる団体を見つけることが問題です。 打診している団体もあるのですが、こちらの日程が決まらないと、打診先も返答しにくいということで、未定です。 ところが、これまでは企画側としては、歌ってくれるところがあるかどうか何も分からないで、メサイアの演奏会をすることを決めて会場を押さえるというのは、リスクが多くて動けないでいました。ですので、演奏会の日程、時期を決めた上で再度打診し、だめだった場合、以下の案にきりかえます。
2.今年のバッハに近いやりかた:
アマデイの演奏会として通常通り企画し、その中に合唱音楽を入れることにして合唱を探します。 2007年の企画を前倒しして、フランスの管弦楽曲特集と、それに合唱曲を加える。
*管弦楽がフランスものという事自体決定ではなく、変更もあり得ます。また、フランスものを中心にして、他の管弦楽を加える可能性もあります。

合唱曲案 :

a)モーツァルトイヤーということでモーツァルトの合唱付き音楽   証聖者のためのヴェスペレ、ほか
b)メサイアの中から合唱曲の抜粋
c)管弦楽がフランスものということで、合唱もフォーレのレクイエム(全曲または抜粋)

これらの中では合唱の見つけやすさからすると 1=メサイアの中から合唱曲 2=フォーレのレクイエムなのですが、メサイアの中から合唱の抜粋というのは、できれば最後の候補にしておきたいと思います。また、フォーレは合唱は見つけやすいのですが、 編曲が可能か、アマデイの編成にふさわしいか、あるいは、フォーレの演奏に見合う楽器メンバー(数)を集められるか、というところに難点があります。

フォーレのレクイエムはマンドリン合奏ではやったところはないと思いますので、それでいて可能性が高いので、今編曲が可能かどうか、検討しています。

これらの企画に興味のある方はどうぞご連絡ください。アマデイに参加していただけるとうれしいです。

| | コメント (0)

2005/11/18

年に6回くらい演奏会をしたい3

2の曲目リストに追加です。

アマデイ:スプレーン
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
(以上2曲は前回掲載もれ)

フォーレ:レクイエム(合唱付き らいす大盛りさん推薦)
ブランツォリ:熱情(シャコンヌさん推薦)

「イギリスの管弦楽」を選曲テーマ候補に入れておきながら曲数が少なかったので…
ヘンデル:水上の音楽(抜粋)
ヴォーン=ウィリアムズ:ひばりは昇る(ちょっとむりかなあ)
パーセル:シャコンヌト短調(弦楽編曲 ブリテン)
エルガー:序奏とアレグロ
ブリッジ:弦楽のためのロジャード・カヴァリー卿
ウォーロック:キャプリオル組曲

楽譜も手に入るか分からないものもあり、編曲できるかどうかも分かりませんが、以上が、最近出会って演奏してみたい曲です。

| | コメント (0)

2005/11/12

年に6回くらい演奏会をしたい2

具体的に演奏したい曲で、思いついたものをあげてみましょう。
以下のリストをみて「これも入れて」というのがあれば教えてください。

演奏したい曲(希望曲募集中です!)
1月のアマデイ5月のアマデウスでの演奏が決まっている曲は除いています。

★クラシックの管弦楽(一部弦楽含む)
ヘンデル:メサイア(合唱付き)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番
    イタリア協奏曲(チェンバロ曲を合奏に編曲する)
モーツァルト:証聖者のためのヴェスペレ(合唱付き)
       アヴェヴェルムコルプス(合唱付き)
       ディヴェルティメント 第17番(2ホルン+弦楽を編曲する)
       アイネクライネナハトムジーク
       教会ソナタ全曲 特に15番
       交響曲第40番

チャイコフスキー:四季全曲(弦楽四重奏版)
         同 管弦楽版(編曲が手に入らないので自分でするしかないが)
         *上記どちらかはCD録音したいと思っています。
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲(むずかしい!)
ラヴェル:亡き王女のパヴァーヌ(再演 2004年に演奏した)
     古風なメヌエット(むずかしい!)
プロコフィエフ:ピーターと狼(再演 2004年に演奏した)
バーンスタイン:ウェストサイドストーリーより「マリア」ほか(再演 2004年に演奏した)
ドビュッシー:小組曲(らいす大盛りさん推薦)
       夢(mumiさん推薦)
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第10番(久松編)

★弦楽合奏曲
グリーク:胸の痛手(「2つの悲しい旋律」より…もう1曲は「春」)
レスピーギ:リュートのための古い舞曲とアリア 第3組曲(むずかしい!)
ディーリアス:2つの水彩画
ブリテン:シンプルシンフォニー
バーバー:アダージョ
武満徹:弦楽のレクイエム(むずかしい!)
トゥリーナ:闘牛士の祈り(むずかしい!)

★マンドリンのための作品(私だって、マンドリン合奏曲は好きなのですよ)
アマデイ:降誕祭の夜
アンブロジウス:組曲6番(2003年に演奏した)
ヴェルキ:組曲2番(だったかな?)
ガル:カプリチオ(3月に演奏しました)
ファルボ:序曲ニ短調
     組曲スペイン
     田園写景
ラヴィットラーノ:雪
         ローラ
         レナータ
マチョッキ:水車小屋の乙女たち
      ミレーナ
ブーシェロン:スペインの印象
ブラッコ: I Mandolini a Congressso !

ざっとこんなところ。全部やったらいったい何年かかるやら。はあ。

| | コメント (0)

年に6回くらい演奏会をしたい

以前に伝言板に投稿した「年に6回くらい演奏会をしたい!!」の再掲です。 

2005年11月2日 (水) 23:46

もちろんアマデイだけでは無理なのは分かっています。でも、私の関わる団体で、私が演奏したい曲が出来るのはアマデイだけなのです。もっとほかにも教える団体があれば良いのですが。

で、なんで6回か、と言うと、今これから先の選曲を考えています。来年の秋のメサイアができたとして、その次の候補は? 管弦楽は、編成が大きいので秋(年に1回)とすると、通常のアマデイでは後2回出来るかどうか、というところ。ところが、最近良い曲とたくさん出会ってしまい、演奏したいものばかりなのです。それも、マンドリン合奏で演奏するのにふさわしいものばかり。これを年に、2、3回の演奏会でやっていると、今頭にある曲だけで、5年計画くらいになってしまいます。そんなに待てない…。だから、年に6回くらい演奏会をやって次々に演奏したいのです…。ああ、またメンバーのあきれた顔が目に浮かぶ…。(つづく)

年に6回くらい演奏会をしたい!!(つづき)

2005年11月2日 (水) 23:47

それにしても、良い曲に出会えば会うほど、こんなに世の中には良い曲がたくさんあるのに、なんで、マンドリン合奏団は取り上げないのかな、と思います。いわゆる「難しい曲」に入るものは取り上げられるのですがね。で、どんなのをしたいかと言うと。

1月のアマデイではベルリン弦楽ゾリステンのレパートリーから数曲取り上げます。次はフランス系管弦楽(中心、そればっかりではない)。その次くらいには今度はイギリス系の弦楽合奏曲を取り上げたいと思っています。

コンクールにでも出るような団体だったら、また別に取り上げたい曲もたくさんあります。それらはマンドリンクラブでも時々取り上げられる曲ですが、良い演奏に出会うことはほとんどないので、自分でじっくりと取り組んで、良い演奏をしたいと思います。でもそういう難易度の高いものは、アマデイでは一番難しそうです。

誤解しないでいただきたいのは、私がマンドリンのための作品が嫌いなのではありません。マンドリンのための作品でも演奏したいものは多いのです。実際来年の1月はアメデオ・アマデイほかのマンドリン作品を取り上げますよ。それもステージの半分以上。ただ、マンドリンのための作品はほかの団体でもたくさん演奏されているし、今のアマデイの編成に合わないものが多いのが事実です。そしてなんと言っても、それ以上に魅力ある曲がまだたくさんある。…というのがマンドリン作品以外を中心に演奏する理由です。

| | コメント (0)